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旅日記含ム:象の行方

4月20日(金)週末ツアー@岡山MO:GLA --------

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先週、ソロの週末ツアーで津山へ出向いたばかりだが、今週の週末ツアーはしーシュで岡山。
津山も含めてこの頃 ご縁の増えた隣県である。

岡山の老舗ライヴハウスMO:GLAは、今現在のワシらが懇意にする全国のハコの中で、松坂のMAXAと並んで、いちばん「ライヴハウス然とした」ハコである。広いステージとしっかりした音響。
ちぃさいハコが好きなワシらだが、かういふところでのライヴもしっかりとこなしておかねば、いづれ来たる武道館公演に対応できなくな

けふは対バンがオモロかった。
二組、といふかふたり、といふか、mushimaR今井柊希、といふそれぞれソロのシンガーが務めてくれたのだが、このふたりが似てゐる。ただ似てゐるだけならナンチャないのだが、なんとこの柊希くんといふのが、まだ高校生(見た目は中学生にも)。十分年齢のイってるmushimaRくんと柊希くんの歌が絶妙に「似てゐて」しかもそれは、「なんかシブい」といふ(笑)。

いづれにせよ、昨今流行りの、ネチャネチャとソフトな男のヴォイスが生理的に駄目なワシには、この二人のややハスキーな低めの歌声、ぢつに心地よかった。ただまぁ、OAとは云へ、地元なんだからもぅちょっとくらいお客さん呼んでくれてもバチは当たらんぞ、とも・・。

打ち上げにはラッシュ・ミュージック・アカデミーの「みじぃ」こと水本 和秀氏も仕事を終えた足で顔を出してくれ、抱腹絶倒の話術に引き込まれる。11月の再来訪もその場で決まり、「近くて遠い隣県」だった岡山と、また一歩お近づきになれた気はす。

4月21日(土)週末ツアー@大阪 関目 我らの家 --------

岡山から大阪へ。

無性に「カレーライス」が喰ひたくなる。インドカリーではなく、欧風のカレー。
ワシは主に日頃からインド式のカリーを食することが多いのだが、こんな時もある。心の(ハラの)声に従う。
したら、大阪は京橋の駅前の商店街に、なんともエェかんぢのカレー屋さんがあり、ここのカレーライスが絶品だった、といふ・・。さすが大阪!と唸らしめるその実力。

カレーに満足し、関目へ。
昨年末に来た時は「椎名まさ子のソロ」に、店のスタッフとして参加す、といふ形だったな、と思ひ。
しーシュでは去年の9月以来となる。

大将:ゴンスケさん曰く「けふはいつもの常連が5〜6人欠席」といふ事らしひが、それでも満員となる店内。顔馴染の人、初めての人、あら?横浜で見た顔もあるぞ(笑)。ありがたい。

けふの関目は「薬研堀夜市」の内容を踏襲。
日頃広島で演ってるかんぢ・・やや毛色の変わったリキまぬナンバーを中心に構成。カヴァーも大幅に取り入れ、朗読コーナーも設ける。したら いつもはグァっと盛り上がる関目のお客さんも、広島の客層のやうにぢぃ〜〜〜っと見入るかんぢになった(笑)。すっげぇいいかんぢ。
『けふは静かな焔 燃ゆ、といふかんぢでしたね』とMCしたところ、お客さんの多くもさう思ってゐたやうで、これまでのしーシュでベストだった、といふ声も頂いた。

なるほどウチの良さはさういふ処にあるのだ、と再認識。恐れずにこの路線を行けば良いのだ、とも。
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打ち上げでは何故か、といふか必然に、といふか、しーなさんの美脚を巡ってのエロ話に、老若男女問わず花が咲く。
「ふたりが黒い服なのでme to 運動に賛同して、の事かと思った」と云はれたが、その運動のことを知らぬワシであった。
まぁ、人前に立って「魅せる」仕事に、セクハラといふ観念はなかなか同居しにくいものである。

4月22日(日)週末ツアー@大阪 なんばパーカホリック --------

けふは浪速のカワイイ妹分 清水明日香との2マンで千秋楽。
去年の今頃は、奈良の奥の奥の秘境のやうなところで3人で一緒に演ったのだ。あの後も広島に来てくれたり、年始には刈谷で会ったり、えぇかんぢの交流が続いてゐる。3人で話せばもぅシャレと冗談の応酬で、ホンマに楽しいのだ。

けふは今ツアー中 唯一の「生ピヤノ」の会場。
アップライトではあるが、フタを全撤去されたピヤノの鳴ること鳴ること。むしろベースが負けてる気がする(笑)。

パーホリは明日香のホームグランドでもある。
けふはとみにリラックスして歌ってゐるやうに見えた。そこにワシが入ってデュオで演った2曲は、今回とくに珠玉の出来だったやうにも思ふ。しーなさんが冗談交じりに『私、おぢゃまだったかしら?』と云ったほどに(笑)。

3人でのコラボも、もぅ慣れたもん。自在にコーラスを効かせ、ハモる男女3人。なかなか他には居ないトリオだと思ふ。明日香はジャズやソウルもやってゐるので、即興的な対応も見事。この3人でツアーに出たいほどの出来であった。
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3人でがっつり打ち上げを、と思ってゐたら明日香はケツカッチンらしく、仕方なくしーシュで打ち上げ。
せっかくなので、前から目をつけてゐた「ロブスター専門店」に行く。デカいロブスターを自分の手で(マジックハンドで)捕らえ、調理してもらふ、といふお店。

ばたばた暴れる甲殻類を必死で捕まえ、やがてそれは見事な料理となって現れる。いのちをいただく。殻の内側もしゃぶり足の一本一本カラになるまで吸い尽くす。

4月23日(月)帰広 --------

ゆんべ夜中にたいへんな胸焼けに苦しんだ。

「ロブスターの呪いかっ?」と思ふも、ここでもし吐いたりなどしたら、あの時ワシがこの手で選び、屠ったあの巨大な甲殻類に、なにも報いれないではないか。ヤツの死を無駄にする訳にはいかん、と思ひ、耐える。
幸い夜中過ぎには落ち着き、ちゃんと胃の腑に収まったやうだ。我が血肉になってこの身体を巡ってくれ。

さて、帰ります。

ここ数回、ツアー帰りにえらいこと疲れてゐる、といふ事が増えたやうに思ふ。
週末、週末で旅が続いてるから、まぁそれぞれの疲れが抜けぬうちに次の旅、となって、事実疲れてゐるのだらう。
情けないが、まぁ若い頃のやうには行かん。

前にゲージツ家のクマさんこと篠原 勝之氏が、中国で巨大なオブジェを作るために、ほぼ不眠不休で作業に没し疲れ果てた頃に、なにやら現地で調達した、いかにも効きさうな、しかし十二分に怪しい、鹿の糞のやうな「丸薬」を貪り喰ふシーンを見た事があるのだが、あぁいふの、ないかね?。

まぁ、ワシは家に直帰だが、しーなさんは広島に帰るなりその足で仕事に行く訳なので、ワシが疲れたなどとは云っておれぬ。てゆーか、たれかしーなさんに休みを与えてあげてください。

4月24日(火)--------

ワシも忙しい。
けふは向原までの出張レッスンと、五日市での楽器店レッスンのはしご。広島の西と東の果てを行き来する。
旅の間に 注文してゐた本が届いてゐて、レッスンの合間に読むべ、と思ってゐたが、その「合間」はなかった。

それもだが、明日はワシのソロ。隔月定例企画「吟」のライヴである。
その準備もせねばならんのだが、それはもぅ諦めて、練習はおろか構成を練ることもせずにおくことにす。

4月25日(水)隔月ソロ企画「吟」第二回@ふらんす座 --------

そのソロである。

今回はこないだのツアーで使ったシステム=ベース、ギター、カリンバをミキサーに集め、ループにセンドした上でアンプにリターンさせる、のを踏襲。まだ結線に慣れておらず、セッティングしながら「えーと」と考へる事も多いのだが、近々のソロは全部この形で演ってみやうと思ってゐる。めんどくさいけどね・・。

一回目は、まぁ宣伝も仰々しく打ち、物珍しさと、改めてのワシのソロ、といふ事で、補助椅子も出る大入り満員となったが、果たしてけふは!?。

開演時間にはそこそこ満員でホっとす。
相変わらず静かなお客さんたちだが、そこを気にせぬやうにしながら、まづは即興を紡いで行く。
けふはベースもギターも、割りと思ふやうに操れた。そのぶん 声の出がイマイチで、リハではよぅ伸びたのに本番ではなんかつっかえるかんぢが、結局最後まで取れなんだ。・・・なんだらうね?。

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何度もソロを見てくれてゐるお客さんから、割とこれまででベストな出来だった、と意見をいただく。よかった。

庄原〜津山、のひとりツアーを経て、まぁ自分的に新しいソロの形、といふものは見えて来た気はす。今はそれを演るのみ。考へてみればあれは確か2006年、何かに急き立てられるやうにソロを打ち、「独りで演る」事にこだわったあの一年。その後 しーシュが定型化し、自分的にソロに飽き、それでもちょいちょい企画を打ち、イベントに出て、曲も作り・・・。

「ベーシストとしての梶山シュウ」を求められる事がなくなって来た今こそ、ソロの重要性を再認識する時だ、との思ひで色々とやり始めた今年である。まぁ、どーなって行くんだらうねぇ。楽しみでもあり・・・。

満場のお客さんに、ありがとう!。
隔月ソロ定例会「吟」。第三回は6月27日(水)です。

4月26日(木)--------

ここん処、2019年封切り予定の映画「モータル・エンジン」の原作、フィリップ・リーヴ著「移動都市」といふのを読んでゐる。かういふ活劇もの、しかも洋文学を読むことはあんまりないのだが、これはオモロい。訳が良いのだらうたいへんテンポがあり、読みやすい。

しかし思ふに、このテの壮大な世界観を擁するSF物語は、やはり大陸に生まれ育った感性から生まれるのではないか?、と云ふこと・・。賢しらに語れるほどSFを読んでゐる訳ではないが、日本といふ狭い島国で育つ世界観は、空想世界と云へどもやはり島国的な・・・・、

と賢しらに語るつもりでゐたら、この「移動都市」の著者フィリップ・リーヴも、あと、壮大、と云へばこれほど壮大な世界観設定もないくらい壮大な、ワシの大好きな「地球の長い午後」を書いたブライアン・オールディスも、『島国』イギリスの作家だって「あ"ら”ぁ!?」みたいな・・・。

4月27日(金)--------

ウチの近所にあって、今どき珍しい個人で経営してゐる薬局=町のくすり屋さん、が旅に出てゐる間に閉店してゐた。
近所に大手のドラッグストアが進出して来たのが、やはり痛手となったのであらうか?。近々閉める事になった、とは聞いてゐたのだが、最後の挨拶ができずに残念。

全国的にも大資本のストアばかりが展開してゐて、まぁあれはあれで確かに安くて便利なのだが、かういふ個人店でしか味わえぬコミニュケーションもある。事実ここの店主とはよく立ち話もしたし、ワシの旅の話なども楽しさうに聞いてくれてゐた。「大手が悪い」といふ訳ではない。問題の深さは他にあるのだ。

店主の今後に幸多からむ事を祈らずにはおれない。
どぅか、幾久しく お健やかで。

しかし、ちょいと風邪薬、とか、いま胃薬が・・・、みたいな時に重宝してゐたし、なによりここで養命酒を買うのがワシのルートだった。今後どこで買うのが良いんだらうねぇ?。

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いつか月の裏側で

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4月4日(水)--------

広島へ帰る。

どーやら本格的に体調が下降してゐるやうだ。花粉症だけとは考へにくい鼻水と喉の腫れを感ず。
ぬーむ、まだ少しく倒れてしまふ訳にはゆかぬ。ので、帰宅後、とりあへずソウルフードを、と近所のお好み焼きに行く。
たっぷり野菜をソースで食し、ビール飲み、風邪薬とアレルギィ薬、それと導眠剤を飲んで早めに寝る。

迷走続く我が商店街に、また新しい店が出来るやうである。ここは・・・元なんだっけ?。
たしかワシがこの町に来た時には眼鏡屋かなんかだったな。それが総菜屋になり、接骨医院になり、次はどーやら飲食店のやうだ。ふぅむ、お手並み拝見といくか。

4月5日(木)--------

ツアー終わり、地元でしっかり仕事して・・・と思ふが、この季節 世間は動きが多く、レッスンが安定せぬ。まぁ有り体にいふと「仕事がない」のだ。けふも夕方に一人だけ、といふ・・・。
まぁひとりでもレッスンが入れば少なくとも「無収入」ではないので、ボーズよりは良いのだが、やはり効率の悪さは心身ストレスがつおいので・・。

ハッキリと風邪の症状が出てゐるやうだが、こたびは医者には行かず、市販薬と民間療法で治す!と決意。
つきましてはビタミンの摂取を、と 旅の間に女房の実家から届いてゐた甘夏を2コ 貪り喰らふ。熱湯に近い風呂に入り、タヲルで身体をぐるぐる巻きにして、寝る。

4月6日(金)--------

風邪とたたかう。

だが、旅の間に感じた 手に負えぬ倦怠感や憔悴感はなく、いちをう戦えてゐる、といふかんぢ。ホンマにひどい時には、そんな感覚にすらならぬものだ。まぁ考えるに 先週も書いたが、やはり「成田空港」の持つ色々な『負のウェーヴ』に、まったく無感覚であったか、といへばさうでもない気はす。ワシはさういふものを信じるほうではないが、それなりの影響は受けてゐた、と今となっては思ふ。打診してみるとしーなさんもいまだ絶不調らしく、こはマジで「お祓い」でもした方が良いのか?とも・・・。

ワシ的にワシらの周りで、さういふモノに効果ありさうなのは 圧倒的に、去年11月に行った可部の真言宗 福王寺のやうに思ふ(根拠はない)。どぅにも悪いウェーヴが続くやうであらば、しーシュでまた福王寺参りしやう、と云ふ。
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4月7日(土)ソロ営業:オリエンタルホテル--------

孤独な営業「吟」@オリエンタルホテル。

久々のひとりオリエンタル。色々考へた挙句、けふはここでは初めて「独弾」を演ってみやう、と思った。
ギターを弾きながら耳馴染みのあるポップスやその他を歌う「吟」に比べ、「独弾」は格段にマニアックな世界観となる。正直、ここ数ヶ月のオリホテのニューヨーク・カフェ、そんな所を気にしても仕方ないやうなとっちらかり感・・・、まぁ云ってみれば「音楽を演る場ではない」感が満載なので、思ひ切って決行することにした。

行ってみるとけふに限って「ガヤ」っぽいかんぢはなく、むしろ数組のお客さんが静かに過ごしてゐる、といふかんぢ。
だがまぁせっかくそのやうに決意したので、演ってみる。初めての「独弾」@ニューヨーク・カフェだ。

バリトン調弦したギター(Low-C〜)を、歪み→ピッチシフト→ワウ→ディレイ→ルーパー、と繋ぎ、黙々と演奏をスタート。流れる音に次の音を呼び出されるやうなかんぢで、予定になかったヴォイスも交え、時間だけ確認しながらきっちり30分。ノンストップで完全即興を繰り広げた。

意外にもお客さんは聴き入っており、ガヤはほとんどなし。常連Hさんご夫妻からも「なんかすごかったね」と云はれ、ぢつはこれこれこうで・・と最近ソロで次のステップに進もうとしてゐる事を説明した。
自分的にも、なんか良かった気はしてゐる。久しぶりに演奏したバリトン調弦も、新たな発見といふか、なるほどこのテがあったな、と思はしむるものだった。

2ndステージはフツーに歌を。
しかしここでもバリトン調弦で、いつも歌ってる歌を低いキィでぼそぼそ歌う。これもまた目から鱗。
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4月8日(日)--------

昨日のライヴを終えた時に、身体が軽くなったのを感じた。
どーにも付きまとってゐた懈怠感が消え、スッキリしてゐる。明らかにライヴによって身体が癒された感あり。

こは今までに何度も経験してゐる事で、特に超常的なものでもないよ。
メディカル的な見地からみても、ライヴ=人前に立って演奏することでアドレナリンは多量に分泌され、体温も上がるし代謝も促進される。加えて歌を歌う事で呼吸も深くなり、発汗も促される。気持ち良いライヴができればドーパミンやエンドルフィンもどばどば出るだらうし、そはダメージのある身体を癒して当然だ。

「音楽に癒される」といふはぢつはさういふ事なのだと、ワシは考へる。
作用するは決してメンタル面だけではないのだ。『ライヴ・メディカル・ラボ』なんぢゃら、とかいふ看板でも掲げて怪しい商売でも始めるか?(笑)。

昼からはしーシュのリハ。
とチャリで出て数分で腰がグキ云ひおった。いたたたt。調子良くなった気がしてハリ切り過ぎたか。さういやギックリ腰後まだストレッチも再開してなかった。やれやれやれ。
ので、颯爽とチャリで出たは良いが、帰りはしーなさんに車で送って帰ってもらふ始末。かっこわるいね。

4月9日(月)--------

先日の「独弾」で、バリトン調弦に新たな可能性を感じ、またそちらに興味が向かいつつある。

今はLow-C調弦(Eコードを弾くとCが、Cコードを弾くとA♭が鳴る)にしてゐるが、専用弦を使って最低弦をAまで下げるとどーだらうか?とか・・。
楽器が持たぬかもしれんな、とも思ひ、さすればそれなりの改造も必要になってくるのかな?。

東京で共演した超絶幻想系叙情派シンガーソングライターの日比谷カタン氏は、低音部にはベース弦張ってたな。「これ楽器大丈夫?」と問ふたところ「前のやつはこれで壊れました」と云った。豪快な改造だ。

ベースVIにつひてもさらに調査。この楽器は前々から並々ならぬ興味があり、何度か購買に踏み切らんとしたのだが、最後の最後に踏みとどまってきた理由は、何と言ってもそのデザインの悪さ。ワシはそもそもフェンダー系のフォルムが好きでないのだ。ジャガー、なんぞ最悪のフォルムだとも思ってゐるのに、よりによってベースVIはそのジャガーのフォルムを模したもの・・。
jagabass.jpegベースVIとジャガー

ならばオリジナルモデルを作らんか、とも思ふも、かういふものは作ってみんと分からぬもので、これが作ったは良いが全然使えんではまさに金をドブに捨てるが如し。次から次へさういふ煩悩が湧いては溢れ、不毛な月曜。

4月10日(火)--------

レッスンをしてゐて、生徒を一人泣かせてしまった。
・・いや、特にキツい事を云ったりした訳ではなく、ただ本人が自分の覚えの悪いことにガッカリして泣いてしまった、といふ事なのだが、ん〜〜〜〜〜〜〜・・・・。

今、火曜日は生徒全員が女の子で、といふ訳だからではないのだが、そろそろワシもレッスンの方法を変えるべき時が来てゐるのかもしれんな、と。

ワシのレッスンは、歌でも楽器でもひたすら「基本重視」に尽き、自分がまぁさういふ練習でやってきたから、なのだが、もぅただひたすら地味でハードな基礎練を繰り返す事に主眼を置いてゐる。ただ、演ったことある人なら分かるが、基礎練、てのは意外に難しく、信じられぬが 世には「基礎練ができないプロ」といふのも存在する。

これで脱落するやうなら(ワシの)教室に来る必要なし、といふスタンスで25年やってきて、そは間違ってゐたとは思はぬのだが、そろそろさういふのは時代遅れなのではないか、と。なぁなぁに弾いてテキトーに曲が弾けるやうになって生徒が音楽が楽しい!と思へれたらそれで良いんぢゃないか、と思ひ始めてゐる。

あの娘、来週 来るらだうか・・・?。

4月11日(水)--------

このところ、バリトンギターやらその他なにやらいろんな楽器に興味が惹かれてゐて、どーやらワシは音楽のステップアップを楽器に頼ってゐるフシがあるな、と思ってゐた。

そは特に珍しいことでもなく、例えばギタリストが『1950年代のレスポールを入手してプレイが変わった』とか、よく聞く話だ。ワシの敬愛するジョナス・ヘルボーグにしても、一時期ナニかを探し求めるやうにアクースティック系に手を出してゐた。彼のバーイ、生と電気両方の良さを兼ね備えたワーウィックのシグネチャーモデル(天文学的に高価!)に行き着き、音楽性も落ち着いたやうだが、ん〜〜〜〜ワシもそのやうな時が・・・、

とか思ってゐたのだが、ある友人に『しっかりせよ』と云はれ、ハと目が覚めた。

そもそも梶山シュウといふものは、楽器の種類なんぞ関係ないところから音楽を発信してゐる訳で、初期、といふかツイこないだまでは、ホンマにヴァネッサ一本で歌伴からソロまでなんでも演ってゐたやうな、あれこそお前の姿ではないのか?と。

目から鱗が784枚くらい落ちた気がした。
で、半引退状態だったヴァネッサを引っ張り出し、弦を張り替える。この週末の津山遠征、月末のソロ、6月の地下室の会@広島、はこれで演る、と決めた。

ありがとう。

4月12日(木)---------

どぅにも仕事が入らず、まぁ蓄えはまだあって、「明日の支払いに事欠く」やうな状況でもないのだが、あまりの展開のNASAにわりと戦々恐々として来たので、バイトの面接に行って来た。考へてみればバイトの面接、といふものを受けたことがなく。今回初めて「履歴書」なるものを書いたやうな気がす。いちをう太古に就職活動はしたハズなのだが、なーんにも憶えてない。

いちをう「身綺麗な」なりをして行く。ネクタイまではせんで良いか、とか色々考へる。
まぁ実際、面接を受けてみると色々あって、まぁ例えば髭は剃らねばならぬ、とか、まぁ思ひのほか勤務時間が規制されてゐる、とか、まァ、ね・・・。ん〜〜〜〜〜〜、どーしたものかねぇ・・・?。

ワシはバイトだが、この季節 いわゆる「フレッシャーズ」が街に多くゐて、それぞれがそれぞれの環境に馴染むための四苦八苦をしてゐるのを見かける。マイクロバスかなんかに乗せられて運ばれて行く姿を、複雑な思ひで見る。なかでも黒のタイトミニの制服に身を包む(いわゆるリクルート姿)新米OLたちがなかなかエロいと思ふのはワシか。

4月13日(金)--------

明日からのひとりプチツアーは、車中泊を予定してゐる。
こたび、キャンピング・カーのベッドを譲り受け、それが我が「ぐっち」のサイズにピタリ一致し、後部座席に完璧な寝床が完成した。それに合わせ、窓の目張りやらカーテンやらを100均で揃え、「車中泊用」に改装す。

意外に便利なのが100均で売ってる「強力磁石」で、これである程度の大きさの布を壁面に貼っつければ、大胆な改装なしに車にカーテンを付けれるのだ。磁石4ツ×3、と簡易カーテン×2、でシメて¥530。
これまでのワシは鉄道旅で知られてゐたが、これからは車での旅も主軸にしてゆかんと。

まァ最悪、水とコンロさえ積んでおれば、何がしかの生命維持はできるハズなので、今回はさういふアレでやってみやうかと思ふ。レヂャーの、ではなく、仕事の車中泊。どこに塒を設えるか、が割とポイントになるのだがね。
まぁ、どうなるやら・・・。

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