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さよなら 一つ云わなかった

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5月26日(土)---------

昨日のオリエンタルの現場では、たいへん珍しく「フレット付きHi-C調弦 5弦ベース」を使った。
生徒に対してメロディやコードを先導してやるのに便利なので、レッスンで使うことがほとんどだったのだが、此度初めて「現場」での活用。

これがなかなか良かった。ごくごく自然にコードアプローチが出来、なをかつギター域へのソロ、など、これまでにない展開を得ることができた。まぁ弾き慣れてないので阿呆ミスはいっぱいあったが・・・。

このアプローチならば、6弦ベース(ベースVI)を使ふ、といふ選択肢もまったくアリだ、と思った。
てなかんぢで、また熱が上昇するベース VIマイブーム。ぬ〜〜〜〜〜・・・・。

ところでこの5弦ベース、昔の生徒が「金に困ってゐる」やうだったので、ワシも金が余ってゐる訳ではなかったのだが、まぁ買った。ワシも金に困ったらたれかに売ろうかな、とか考へてゐたが、このかんぢで行くと持ってた方が良い気がす。ホンマ云ふと、せっかく手にした楽器は売りたくはないのだ。

だが、著名なミュージシャンにも、さういふ時期(手持ち楽器を売らねばならぬ時)があった事を告白する人も多い。実際、ワシが駆け出しの頃ハコバンでご一緒させていただいてゐたピアノのおじぃさんが、晩年は楽器や機材を友人に買ってもらって生活費に宛ててゐた、といふ話も聞いてゐる。

音楽家の老後、を深く洞察するのである。
あれはやがて来る、ワシの未来の姿なのかも知れぬのだ。

5月27日(日)---------

長い散歩に出てみたくなったので、出る。

どこへどぅ、と考へず、心が向かうママに足を向け、むか〜〜〜〜し住んでゐた街を通ったり、ツイこないだまで教鞭をとってゐた学校らへんを歩いたりもした。やや薄曇りで風は冷たく、長い散歩にはちょうど良い気候だった。ほとんど休憩なく、約2時間。
「健脚」であることは間違いないやうだ。

午後は、話題の「エイリアン・コヴェナント」観る。

「初代・エイリアン」からはや幾星霜。CGの進化は映像の不可能をほぼ払拭しはしたが、今にしてみるとあれだけチャチぃ初代エイリアンの、心の底から震え上がるやうな恐怖には、遠く及ばぬ。

特に今回、ツッコミどころが多すぎて なんだかネ、の世界。
でも、間違いなく次回作は作られて、またそれ見ちゃうんだらうな。

5月28日(月)---------

レッスンの前に時間が取れたので、これまた話題の映画「孤狼の血」観に行く。

久々の映画館。月曜日はメンズサーヴィスデイ、といふこともあってか、会場はおっさんばっかり。
へ〜、とか思ひながら。

広島は呉を舞台にした架空の街で繰り広げられる、ヤクザと刑事の丁々発止、と云へばそれまでだが、原作はかなり面白く読んだ。時代背景は1988年、といふことでケータイもネットもない時代。実際に呉市や広島市でロケが行われ、どげな風に時代感を出しとンのかいな?と思ってゐたが、なかなか。
明らかに知ってる街角とかが映るんだが、ちゃぁんとひと昔前の見たこともない街、になってゐる。

映画の出来、としては、原作の面白さを越えてはおらず、残念っちゃ残念。だがまぁよぅ出来てゐる、かな?。
チョイ役の女優がめちゃくちゃワシ好みであった。阿部純子、とな・・?。
あと江口洋介竹野内豊、一時期トレンディドラマの双璧をなしたこの二人のイケメン俳優が、見事なヤクザを演じてゐるのは感心。とくに竹野内のチンピラっぽさは、はじめ誰か分からんかったほど見事だった。

知人が何人かエキストラで出てゐる、と聞いてゐたが、分からんかった。

5月29日(火)--------

久しぶりの「趣味のアルバイト」に。
派遣の派遣、にも関わらずご指名を頂けるやうになった催事場の搬入搬出仕事。

ホンマは搬出の時にこそ役に立てる(大量の荷物を一気に片付けてトラックに乗せる)のだが、搬入はあまりハードでもなく、所在ないかんぢすらある。まぁ久々に体を動かして労働に勤しみ、「力持ちで気の利くアルバイター」として汗を流した。

前にも書いたが、ワシはここの人たちに「わけありの放浪者および遊び人」と思はれてゐるフシがあり、まぁ別にいいか、と特に否定も肯定もせずにゐる。「来週(搬出)は来れないの?」と問はれ、「えぇ、また旅が」と応える。「気楽で良いねぇ」と云はれて、さうでもないんだが、と思ひつつ、いつまで頼りにしてもらへるものやら・・・。

5月30日(水)---------

ワシが駐車場として借りてゐるアパート前のスペース。
そのスペースの隣に、ちょいと前から軽自動車が停まってゐる。そらぁ別に構わん。ここは駐車場だし、たれか新しい借り人ができたのだらう。

が、

これがやたらこっちに近いところに停めやがる。
ちょいと癖のあるスペースで、そもそも車が入れにくい場所なのに、さらに難しくなってゐる。あまりにアレだったので、『もぅ少し向こうに停めよ」と張り紙をしてゐたのだが、どーやらここ数日 持ち主が車に立ち寄った形跡がない。どーいふ暮らしなのか?。
知人が見た所『お前よぅこんなところに入れられるなぁ』と。まぁそれくらい非常識な停め方だった訳だ。

「いつかコスるぞ」と思ってゐたら、けふコスった。
『コリっ』と。

ほらみろ!、と思ったが、まぁ向こうは停まってゐる状態なので、悪いのは100%こちらだ。ワシは正義のひとだ。
大したキズにもなってないので、示談で済ませたいが、相手がわからんのでどぅしやうもなく、仕方なく大家さんに連絡を取る。事情を説明すると『わかりました。そりゃ相手も悪いね』と間に入ってくれ、双方痛み分け、と相成った。相手もややこしい人物でなくて助かった。

ここの大家さんはたいへん良心的で、住民苦情にも親身になってくれるので、本当に助かってゐる。

さういやこれ書いてて思ひ出した!。
前、しーシュで某・こころ住宅展示場のイベントに出た時、終演して駐車場に行ったら、ワシの車の後ろがボッコりヘコんでテールランプも割られてゐた。多分、隣か後ろかに停めた車が当て逃げしやがったのだらう。家族で住宅展示場に来て、遊んで、他人の車をヘコませていけしゃぁしゃぁと黙って帰り、団欒の晩めしを喰ひやがったに違いない。

お前らの人生に大きなバチが当たることを、心から祈る。

5月31日(木)---------

なにやら朝からよぅ電話がかかり、立て続けに仕事の依頼が舞い込む。
かういふ日もある。捨てる神あらば拾う神あり。

レギュラー調弦にしたガットギター、バリトン調弦のスティールギター、とフレットレスのベース。
この三つを携えて、車中泊しながら全国を回るツアーを計画してゐる。また新しいソロの拡散だ。

と、練習してたらガットの弦が「パァン!」と切れた。

6月1日(金)---------

低迷の中で、また一年が折り返した。
ツイこないだ、やはり低迷の中で年が明けたやうに思ふが。

年の後半にかけて、かねてよりの願いであった、三次の好ユニット「竹弦教」としーシュのコラボ企画が実現する。
これにかけて新曲を書き下ろしたり、共作をしたりしてゐる。
締め切りがあると効率が上がる、といふのは、いつぞやの舞台音楽の時と同じで、2年続きの創作スランプから脱却か?のごとくいろんなパタンの新曲が書ける。まぁどっかで聴いた事があるやうなものの組み合わせ、と云へばその通りなのだが・・。

思へば、なんやかんやで曲を作り続けて来た人生ではある。
ロックから始め、フォーク、ブルーズ、ジャズ、ジャズロック、プログレ、ポップス・・・。音楽遍歴は節操ないが、その中でづっと「オリジナル」を書き続けて来た。

それでも これまで一度も「作曲家」として認知されたことも、評価を受けたこともなく、こともあらうに『シュウさん曲も書けるんですね』などと云はれたりもす。

だが、奇特な例ではあるかも知れぬが、ワシの曲をカヴァーしてくれてゐる人もゐる。言葉はなくとも、そは、ミュージシャンからミュージシャンへの最大の賛辞だと思ふ。
同じやうにワシも、偉大な仲間たちの素晴らしいオリジナルをカヴァーして歌って行きたい、と思ふのだ。

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不思議に明るい雨の午後は

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5月19日(土)高田エージ&しーなとシュウ@お好み焼きの大松 ---------

週末を挟むライヴ連チャン3日目はこれ。
勇造さんと並んで、毎年この時期広島にやってくる旅の「アニキ」高田エージさんを迎えて、大松。

全国のイベントによく出向いてゐた頃は、あちこちでしょっちゅう会ってゐたが、イベントも減って 最近は年に一度ここで会うだけ、の事が増えたエージさん。相変わらず精力的で長いツアーを続けておられ、元気さうな姿。
大松+エージさん+しーシュ、とくればもぅ一人、パーカスのてっちゃんこと小川哲弘を外しては語れぬ。けふもてっちゃんはメンバーとしてフル稼働。

前座に「大松ロマンチカ」が出演。大松店主ヨシコちゃんの娘、MANAKAがなんとベーシストとしてステージデヴー!。このMANAKA、ワシの高校の後輩になる(もっともワシが在籍してゐた頃は男子校だったのだが)。だいぶちぃさい頃から知ってゐるのだが、は〜ベース弾くまでに成長したかよ・・・。

けふのしーシュは一曲だけデュオで演り、あとはづっとてっちゃんに入ってもらった。
その後のエージさんとのコラボでも、てっちゃんはほぼ全曲で参加。このトリオをして、エージさんから「広島ロックンロール・フェローズ」と命名を受ける。

去年よりさらに輪をかけて見事なセッションとなり、またまたよぅ盛り上がったなぁ。
考へてみれば、最初ここで演った時はただ「浮いてる」だけだったしーシュ。今もまぁ浮いてるっちゃ浮いてるんだらうけど(笑)、さういふ「馴染んだ浮き具合」てのがたいへん心地よい。

明日も同じメンバーで、芸北オークガーデンだ。

5月20日(日)高田エージ&しーなとシュウ@芸北オークガーデン:サティ庵 ---------

「晴れ男(らしい)」高田エージの霊力で(?)、ばかッ晴れな5月の空。
メンバー、スタッフは昼には芸北に集結して食事&リラックス、ださうだが、しーシュはしーなさんの仕事終わりを待って後追いする形。ツイこないだきた芸北に、けふもまた、みたいな・・。季節が進み、ホンマに気持ち良い天気。

さて今年からライヴ会場が変わった。
いつもはオークガーデンのリストランテに特設ステージを作ってゐたのだが、今回から「管理棟」をライヴ会場に改装して、のライヴとなる。一部では「サティ庵」と呼ばれてゐたこの建物を、ライヴ仕様にしたのは管理人の小松 義則さん。この小松さんとのお付き合いから、芸北へのコネクションや、チームYujin、およびHoneysとの交流が始まったのだ。

「こけら落とし」となるけふのライヴ。
小さい会場にしては過剰なほどの(笑)音響機材や照明が導入され、またよぅ盛り上がった。初めてのライヴにふさはしく、遠方からのお客さんもあり、昨日から連チャンのお客さんも含めて、けふも見事なロックンロール・ショウが繰り広げられた。

エージさんに限らず 旅のミュージシャンは、会場のお客さんが同じでも、割と連日同じ演目で押し通す人が多い。
しーシュは・・・、てゆーかワシはまだそこら辺 修行が足らず、前日と差をつけやうとしてしまふ。
けふのエージさんも、昨日とほぼ同じ演目だった。それでお客さんが飽きるか、といふと全然そんな事はなく、むしろ「来た来た〜!」みたいに盛り上がる。

それで良いんだよ!と云はれてゐる気は、過去に何度もしたハズなのに、まだそこに至れぬワシなのである。小物である。
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打ち上げでは、エージさんと「音楽の話」で盛り上がる。不思議な縁で、「あの高田エージ」とかうして飲んでゐるのだな、と思ふ。人生は分からぬものだ。
それほど量を飲んだ訳でもないが、なぜか酔っ払い、後半あまり記憶ナシ。

5月21日(月)---------

下界に帰る。
けふもよく晴れ、清々しい天気。
エージさんはお江戸へ、ワシらはそれぞれの「場」に戻る。

家に着くと昼で、此処数日の運動不足を解消すべく、遠くのスーパーまで歩いて買い物に行く。
やるせなき人生の諸問題が降臨して来て、なんの、と歯をくいしばる。

負けてはならぬ。

5月22日(火)---------

午前中、姉貴と会って血族審議会。
帰りの足で保険会社に寄り、凍結してゐた口座の書き換え手続き。
スタヂヲに寄り、機材のチェックと撤収。
夕方からレッスン。新入会があり、また女の子。これで火曜日は6人の若い女性と触れ合う日となった。

*最近、物忘れが激しく、けふぐらい行事が立て込むと、ナニか一つ落としてしまひさうな気がしてならぬ。ので、模造紙にやらねばならぬリストを挙げ、車の中に貼っておく。だんだんちぃさく莫迦になりつつある。

5月23日(水)---------

雨。
寝覚めの悪い夢を見て、早朝に起床。
そもそも此処数日、眠りが異常に浅く、3時くらいに目が覚めてその後イゴイゴ眠れぬ、といふ日々が続いてゐる。
こないだ聞いたのだが、エージさんなど 今でも休みの日は10時間くらいへーきで寝れるさうである。だから元気なんだな〜。

まぁ眠いのは仕方ない。
向原へ出張レッスン。雨の中、「ぐっち」を走らせる。行って、帰って、約4時間。

この「ぐっち」、気づけばこの夏でローンが終わるやうである。まる3年、男の36回払い!。

夕方からのレッスンは市内なのでバスで行く。
5月も半ばだのに、まだぐぢぐぢと寒く、こらぁ体調も悪くならぁな、といふかんぢ。
帰りは生徒の車に乗せてもらふ。

晴れた日であらばこの夕方からのレッスンがチャリ通となり、それでまぁ『ライヴがなくレッスンが立て込んでゐる時の平均的なウィークデイの典型』といふ1日が出来上がる。

5月24日(木)--------

早川岳晴佐藤研二

日本の音楽界で、ロックとジャズを軽々と跨ぎながらその存在感をアッピールする二人の巨匠ベーシストが、なんとセロとコントラバス、といふデュオで広島にやって来る、といふライヴを観にゆく。

佐藤さんとは2012年ぶり。少年時代にはファンとしてライヴを観に行ってたりしてた人だが、不思議なご縁がつながり、佐藤さんのソロツアー広島の会場手配を手伝わせていただいたご縁で仲良くなった。「地下室の会」の創立メンバーでもある。

早川さんは、もぅ云ふまでもなく日本ベース界の「巨人」。早いうちからロックとジャズを股にかけた活躍で名を馳せた伝説のミュージシャンである。あの鈴木亜紀ちゃんと一緒に活動されてたりする。
前回、亜紀ちゃんとご一緒したとき、『ベースばっかり集めてライヴ、とか演ってみたいわ〜、早川さんとシュウさんと〇〇さんと・・・』みたいな事を亜紀ちゃんが云っており、そらぁ実現したらスゴいね、とか応えてゐた。
亜紀ちゃんから多少なりとも噂は耳にしておられたやうで、『あぁ、キミが、あの・・』と。

ご両人ともフィールドを超えて、半ば伝説的なベーシスト。そのふたりの完全なるアクースティック表現や如何に。

しっかり書き込まれた譜面を観ながらの演奏だが、合間合間の即興部分は「流石」の世界。楽曲ジャンルは多岐にわたり、ロックのスタンダードからジャズはもちろん、クラシックまで。
休憩を挟んで2時間半、見事なステージだった。

早川さんのコントラバスは何度も接する機会があったが、佐藤さんのセロが見事で唖然。
いつから演ってるんですか?の問いに、「30になるちょっと前から」とのこと。佐藤さんと云へばギブソンEBのぶりゅぶりゅ弾きまくり、が有名だが、また全然違った表現で、なんとまー天才とはかくや・・と思はしむる時間だった。

あー、ワシもちゃんと真面目にセロやっておきゃよかったな、と 後悔先に立たず。
ワシの人生って、づっとこんなだなぁ・・・。

5月25日(金)しーなとシュウ営業形態@オリエンタルホテル---------

月イチしーシュの「営業」。

最近この仕事がなかなかビミョ〜である、とはよく書いてゐるが、けふはまぁスゴかった。
インスト・・・ジャズやスタンダードで構成した1stステージ(20:30〜)はまだ良かった。ガヤの中から意外にも熱のこもった拍手や声援も飛び、手拍子も起こるほど。

だが、なにやら団体が入ってきた2nd以降は、もぅなんか完全な「居酒屋」状態。なんせ30人くらいの中年男性が、我も我もの大声で喋りまくり笑いまくる。野犬収容所みたいな騒ぎだ。すぐ隣にある、蓋を全開したグランドピヤノの音が聞こえないほどの騒々しさ。当然自分の弾いてるベースなんぞほとんど聞こえぬ。

またかういふ状況って、こっちの音を上げれば上げるほど、向こうの声もデカくなるだけで、効果ないンよね。
まぁワシらは我慢して演るけど、いつもワシらを観に来てくれてゐるHさんご夫妻や、けふはわざわざ東京から立ち寄ってくれたしーなさんの同級生が居られ、申し訳なくて仕方ない。

かういふ場所だからまぁ仕方ないんだが、あんなに騒ぐンならかういふ店に来にゃえぇのに、と心から思ふ。
村上春樹風に云はせてもらふなら

「この街は広い。あなたがたに向いてる店はほかにいくらでもある。どこにあるのかは知らないが」

shikame.jpg *写真は本文と関係ありません

かつては栄えてゐた駅前

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5月12日(土)ぱんぱかトリオ「旅する旋律」@ヲルガン座 --------

最近えぇかんぢのぱんぱかトリオ。
けふは東京からウクレレシンガーのelliさんを招いてのライヴ。

ウクレレ。たれでも手軽に入手でき、入門でき、楽しめる、といふウクレレの特性は、そのまま「横の繋がりが広い」といふ特性でもある。アマチュアからベテランまで、分け隔てなく繋がって世界的にその流れが止まらぬ、といふのはウクレレだからこそ、であるとも思へる。
電気ベース、では絶対にありえない世界。

elliさんはウクレレ弾いて歌う人だが、特にトライバル色はナシ。フツーのポップ・ソングを歌う美人。
数曲コラボしたが、即興性も特になく、ぢつにスムースにセッションが成立した。

けふのぱんぱかトリオもえぇかんぢ。トリオで演ってる、といふ面白さは重々承知の上で、これに柔軟な発想のパーカス奏者が入ったらなを面白いだらうな、とも思ふ。まぁ、さうなると「トリオ」ぢゃなく「クァルテット」になっちまうな。
ぱんぱかクァルテット、なんて云ひにくい。

けふは迷った挙句、「ゔぃを子」を使用。ぱんぱかトリオではこれを使ふ。

5月13日(日)豊田勇造2018@OTIS ! ---------

毎年、この時期に広島に来てくれる、我が唄旅の師匠 豊田勇造さんを迎える恒例行事。

ぢつは毎年、春が近づく前くらいから勇造さんのスケヂュールをチェックし、前後の旅の流れから『だぃたぃこの辺が広島、かな』と思ふあたりを「空けて」おく。今年は見事に的中(笑)。ご本人からも『今年もいっぱい弾いてね〜」とメッセージがあり、楽しみに待つ。

毎回OAを務めるカシラこと三代目春駒とのデュオも楽しみ。なんせFar east loungeが全然活動してないからねぇ・・。

あいにくの雨に関わらず、開場前からお客さんが集まり、早くも大入りの予感。毎年出演してゐるワシを、ほとんどのお客さんは憶えてゐて、みなさんワシにも挨拶をしてくれる。ありがたいことで。

今回は、まづ勇造さんとワシのデュオ2曲、からスタートといふ異例の始まりとなった。
その後 前座ひとり、で、ワシがソロ、カシラとデュオ、休憩挟んで勇造ソロ、ワシが参加して勇造&ワシデュオ、の流れ。

ワシははじめ勇造さんのカヴァーを歌おうと思ってゐたのだが、なんかチャラチャラした歌が歌いたくなったので、急遽「夜明けの海ごっこ」を。勇造ファンにも好評でよかった。
カシラとのデュオも、ブランクなんぞなんのその、の出来であった。夏も近いし、またFar eastを演っちゃぁどぅかね?カシラよ・・・。

さてけふの勇造さんとのデュオは、また濃厚なものとなった。
ハイライトナンバーでもある「花の都ペシャワール」での緊張感張り詰める静謐なセッションなど、OTISマスター佐伯さんは『肉体関係でもあったか?と思ふほどの合致感だったよ』とまで(笑)。いや〜肉体関係があったらデュオはダメなんスよ、とか云ひながら勇造さんにも楽しんでもらへたやうで満足。

長年ワシを見てくれてゐるファンの方が云ふには「今日とかのシュウさんのベースの「本当にスゴい所」は何処か、といふのが勇造さん、佐伯さん、(と私)以外 おそらく誰も分かってないところがオモロい』と(笑)。
まぁさういふニッチのいきものですのでね・・・。

来年も母の日に来まーす!と勇造さんから宣言。よし、来年の母の日も空けておこう。
勇造さん、ありがとうございました!。良い旅を。
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5月14日(月)--------

休み。
休む。
だが、今週末もシビアな現場が連チャンなので、練習は欠かさず。

昨日のOTISでは「カラス」を使った。編成の少ない歌のバックには合う楽器。ソロをしっかり取る、みたいな局面にはやはり「ヴァネッサ」が合う。まぁ弦が細っそいからねぇ。この細っそい弦のかんぢのまま、高音側に弦を増やしてギター感覚にしたら・・と考へると、やはりベースVIかよ、と思ひ、また煩悶する我である。

さういや むか〜〜〜〜〜し、P-Projectといふメーカーから、さういふコンセプトの6弦ベースが出てたな。「ギター感覚の6弦ベース」といふ触れ込みだったが、ギターと同じ調弦ではなく、高音側はCとFがプラスされた4度調弦だった。

プロトタイプを弾いた感想では、悪くはないのだが弦の調達どーすンの?といふものだった。Hi-Fとなるともぅプレーン弦しか張れんだらうに、この楽器には巻き弦の細いのが無理に張られてゐた。案の定、ワシが試奏してゐるうちに1弦がパァン!と切れた。

あと、なんかダンゴムシみたいなデザインが、云っちゃぁナンだが、とてもダサかったのが印象的。

5月15日(火)--------

今更のやうに思ふが、テニス、とか、卓球、とか、あぁいふ楽しみ半分(ゲーム性)でやれるスポーッの趣味を持ってないのはイタい人生であった。

ワシがやって来たスポーッは空手、ボクシング、陸上、水泳、と、すべて「孤独」に「忍耐」して「修行」するやうなものばかりで、まぁだからひとりでうぢうぢと続けてこれたのだが、たとえばサーフィンとか、若い頃に憶えてゐたら、まぁ楽しみとしてはなかなかだったのではないか?と思ふ。

まぁどぅでもいいけどよ。

5月16日(水)--------

明日からまたライヴ4連チャンにて、突貫的ではあるがしーシュでリハす。

しーシュは練習にしーなさんち(教室でもある)のスタヂヲを使っており、基本的には歌はマイクなしでリハす。
ワシにとってはここでしっかり聞こえるやうに声を張る、といふのが自身の良いブラッシュアップになるやうで、日頃家での練習では、歌声はおろかちーさい声でも歌う事が憚れるワシにはたいへん助かる。

さういや中学生の頃は家でガンガンに歌ってたな。
近所の人らはさぞやメーワクだったらうな。だが苦情を云はれたりした事は一度もなく、むしろ隣のおかぁさんに「昨日は歌ってなかったね」などと云はれたり、近所関係は良好だったと思ふ。まぁまださういふ事が許してもらへるご時世だった、といふ事だ。

5月17日(木)しーなとシュウ薬研堀夜市第7回@JIVE --------

1周年を迎えた隔月定例企画 薬研堀夜市。

思へばFLYING KIDSが閉店し、我ら唯一の月例ライヴだった居酒屋椎修が出来なくなり、このままではますます地元での基盤を失ってしまふ、といふ思ひから、音楽のみで勝負する薬研堀夜市を立ち上げ、そっからもぅ一年かぁ・・・。

けふは平日といふこともあり、ここ数回の盛況ではなかったが、けふも力の抜けた良い演奏となった。遠方からお越しのお客さんが居られ「やっぱり地元でのリラックス感は良いですね」と云ってもらへる。
まぁたしかに、他所で演るときは基本的に「勝負ナンバー」で構成するので、どーしてもガツガツした演奏になる。だからかうして遠方から来られた方が、例えばワシが歌う「赤いスィートピー」とか聴くと、そこそこの「お得感」を感じていただけるのではないか、と。

この日の演目

Dance
梅雨の仙人掌
シェルブールの雨傘
あじさい
ごっとりさん
冷たい指のアリス
オブラディ・オブラダ
ラストシーン(追悼:西城秀樹)

爪研ぎうた
ナガレモノ
花水木
アガヂべべ
雨のハイウェイ
誰かとGood luck
いらっさい
クリヴォ・ホロ
川をわたる風
素晴らしき世界


この日の昼の速報で、西城秀樹さんの訃報を知った。同郷(高校の先輩でもある)であり、素晴らしい歌手であり、ロックと歌謡曲の融合を世に知らしめた偉大なエンターテイナーに敬意を評し、急遽ヒデキの「ラストシーン」を歌った。

5月18日(金)梶山シュウ with C 地下室の会 広島編@Blue live --------

朋友であり、東京プロベーシスト連合組織「地下室の会」副会長であり、世界的プログレッシヴ・ロック・トリオBARAKAのベーシストでもある依知川伸一さんが、かねてより実現を願ってゐたbassment party live in 広島が、ついに実現する日が来た。

20周年を迎えるこの組織。
各地でイベントが行われ、けふの広島がその初日、となる。ワシらは当初東京での参加を求められ、「あぁ地元のには出んのか、ワシららしいな・・」と思ってゐた。したら1ヶ月前くらいに「広島にも出て」と要請があり、せっかくなのでちょいと変わった志向で、と 此処んところ取り組んでゐた「梶山シュウwith C」に至ったわけだ。

梶山シュウwith C
こはなにか、といふと、基本的なワシのベースソロ弾き語りに、しーなさんが鍵盤を使わず、ウクレレやピヤニカ、各種鳴り物を加え、また適度な茶目っ気と色気でワシをまぜっ返す、といふユニット内新ユニット。しーシュはこれまでにもしーなさんがピヤノを弾かずに演る、といふ局面は何度もあったが、with Cはしーシュではなく、あくまでもワシの「独弾」にしーなさんが加わるテイで。「結局しーシュぢゃんか」と云はれる向きもあらうが、まぁえぇじゃんよ。

広島の「地下室〜」在籍広島メンバーは、中野チカラ木元パイグ沢也道上いづみ山本優一郎、にワシ。
それに付随するミュージシャン仲間も、流石に広島のそうそうたるメンツが揃う。まぁワシなんぞ無駄にキャリアだけぁ長いので、楽屋はみ〜〜〜んな知り合いだ。
サックスの藤井政美やギターの小田原政広、元ロック仲間の福田耕作さんなんぞ、ホンマに久しぶりに顔を合わせた。

そもそもこのbassment party 、ベーシスト以外はわりと所在無げなのも典型。しーなさんには、なんとなくの場違い感を楽しんでほしい、と伝える。その言葉通りだったやうなので、こちらも安心。

ライヴは東京のものに準じて、メインステージ→サブステージ→メイン〜とリレー形式で進む。ワシらはサブの二番手。
BARAKAの次、トリの前、といふ出順だ。
てっきりバチバチのスラップバトルを演る、と思ってゐたチカラさんとパイグのデュオが歌ものを演った。けふ歌うベーシストはワシだけか、と思ってゐたワシには楽しい誤算。ならばこちらは「歌うたい」としての威厳にかけて!。

演目(としーなさんの担当楽器)
ストロマトライト(ウクレレ&コーラス)
苔の記憶(カシシ&サイドヴォーカル)
夜明けの海ごっこ(ピヤニカ&コーラス)
らのえてぃあ(ピヤニカ、シェーカー&コーラス)

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なかなかのモノが出来たのではないか、と。
まぁ他の出演者がわりと「この日のスペシァル」だったのに対し、ウチは云ふても日頃から演ってる二人。場数の差が歴然なのは当たり前。トリ前の大事なニッチを無事務める事ができてホっとす。

途中で参加する事が決まったとは云へ、運営や伝達など、パイグや優一郎に任せっきりになってしまった事は、地下室〜の先輩として 申し訳なかった。彼らの尽力のおかげで初めての興行でもスムースに進行した。この場を借りて(彼らは見てないだらうが)感謝を申し上げたい。

しーなさんも、こちらの思惑通りに楽しんでくれたやうでよかった。
他の女性ミュージシャンたちと談笑するしーなさんを見て、思へば14年前『ワシと一緒に活動したら、ゼニにはならんけど楽しい事には付き合わせてあげられるよ』と彼女を騙くらかしてしーシュを結成し、まぁその言葉は嘘にはなってないかな、と思ひ、またすこしだけ安堵するワシなのであった。
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もぅ駄目になってしまった王国

5月6日(日)--------
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終わってみれば怒涛のライヴ週間だったGW。
そのシメの日であるけふは、いつもオリエンタルホテルで並々ならぬ応援を我らに向けてくださる、Hさんご夫妻にお招きいただいての会食。

最近は、営業だけでなくワシのソロ「吟」にも足を運んでくださるHさんご夫妻。
睦まじき夫婦愛の根源は、やはりHさんの若い頃・・「モーレツ社員」といふ言葉が実体を持ってゐた時代を、第一線のビジネスマンとして駆け抜けたHさんの功績に他ならぬ、と思ふ。

このお二人のご好意に答えるすべが、良い音楽を演る、といふ他にないことがもどかしい、とさえ思ってしまふ。
さらに良き音楽を。良き歌を。とフンドシを締め直すのである。

GWのシメに、これ以上ない贅沢な打ち上げ、となった。Hさんご夫妻に心より感謝。
本当にありがとうございました。

5月7日(月)---------

ライヴ週間が終わり、新たな気持ちでしーシュのリハ。

なんとか書き上げた新曲(厳密には「焼き直し」)をふたつ、持って行く。
ひとつはまぁしーシュぽい曲だが、もぅひとつはわりと今までに有りさうでなかったタイプの曲。ワシはカリプソ風に作ったつもりでゐたが、しーなさんからは「シャンソンぽい」との感想。

4月の前半に注文し、「届くよ」と提示された時期に届かず、再三の問い合わせを経て、よぅやくドイツから届いたCDが、間違った注文であったことに、絶望に近い残念感を感ずる。
ちゃんと調べたつもりだったが、同じ名前の違うグループだったやうだ。
まぁ考へてみれば「イカルス」なんて、世界中に100はあってもおかしくないバンド名ではある。だが、そげな安易なネーミングをバンドに付けなや、と思ふのである。
バンドを作る以上、世界に例のない名前を考へる努力ぐらいすべきではないか、と。

5月8日(火)--------

ベースVI続報。
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買うべきかどーか、迷ってる間に、新品の在庫はほとんどなくなってゐたやうだ。ネットで調べるに、残ってゐるのは『難あり』のB級品か、フェンダーのオールドで程度の良いやつ・・・50万は軽く超えるホンモノ、しかない。
まぁこのテのものは大抵「期間限定」で作製されるからねぇ・・。またひとつ出遅れてしまったやうだが、それが良かったのか悪かったのか・・・。

で、なんかそんな気になり、今ギターではメインで使ってゐる「ごだん」の、6〜5弦にベース弦を張ってみた。こないだも書いたが日比谷カタン氏のまねだな・・。
「ごだん」はピックギターなので、もともとかなり太いゲージの弦が張ってある。それよりさらに太いゲージを張る事になる。調弦をどーするか、などを鑑みた結果、ベースのレギュラー・ゲージの2〜1弦が合うのではないか、と。
おぉぉ、太い・・。

ナットを削る必要があるため、冒険ではあったが、張ってみるとこれが完全にワシの狙った通りのえぇかんぢになった。
もともと全音下げだった調弦をさらに下げ、6弦解放をB・・・(つまりはバリトンギターだな)・・・にして、まーぁとても良いかんぢ。これちょっとスゴいなぁ・・・。

したら、すでにかういふ弦の張り方で演ってゐるカイ・ペティート、といふプレイヤーが検索された。
この人がなかなかオモロいのである。その、ベース弦張ったギターを「Henntai guitar」と名付けたり、シンガーとしてはなんとあの「ルビーの指環」なんかを英語詞でAOR風にカヴァーしてたり・・・。かなり興味深い人物。

いやしかし、ホンマに気に入った、この調弦。
気づけば夢中になって弾きまくってゐて、来週まとめてあるベース弾き語りのシチュエーションでの練習がオロソカに・・・。

よろしくないですね。

5月9日(水)---------

出張レッスン@向原。
天気良く、田舎道を車で走るのが気持ち良い季節だ。

風に吹かれながら、自分といふニンゲンをつらつら考へる。
52年の人生のうち、40年を音楽と共に生き、それしかしてこなかった人生、と云へる。そしてこれから先も、望むことはただひとつ。

『今後も音楽だけ演ってられる人生』

さう、これが、心からの、いつわりない、純粋な望みだ。

「音楽家が音楽だけやってれば良い時代は終わった」などとのたまう向きはあれど、本当に音楽を愛する者であらば、この望みは、誰しもが抱くささやかな願望なのだ。希望、と云っても良い。

しかるに、それだけの事をやってきたこの52年間が、ワシに何を残してゐるか、と考へるに、まぁゼロではないがそはあまりに脆弱なもの、にすぎない。吹けば飛ぶやうな価値観。一歩間違えれば明日からでもどん底、みたいなタイトロープの人生。

道半ばで逝ってしまった多くの同業者たち。
彼らになにか罪はあったか?。若くして絶望するほどの罪が・・?。
彼らがなすべき事をして来なかったか?。そはたれに分かるといふのか?。
音楽を愛し、そこに溺れる、といふ事以外に、彼らに何ができたといふのか?。ワシに何ができるといふのか?。

こっから先の人生、音楽「だけ」やってゐられるやうに、今のワシがすべき事を考へる。
考へ、考へるのだ。

5月10日(木)--------

実家のオフクロに、顕著な認知症の症状が現れはじめ、それに対応する。

これから少し、ややこしい事が続くかもしれない。

せめてワシは元気であらねばならん。

5月11日(金)--------

けふもオフクロに付き添うために実家へ。

気休めであり、単なる自己満足なのだが、ギターを持って行き、寝てゐるオフクロの側でつらつらと弾いてやる。
オフクロが何を感じてゐるのかは知る由も無いが、日頃見てゐる姉貴には、ギターの音を聴くと「目の焦点が合う」やうに見える、といふ。

その間、いとこ(オフクロの妹)や姪っ子(姉貴の娘)などがどやどや集い、姦しい家となるも、ワシはひたすらにギターを弾いてゐる。

ワシがギターを弾きはじめた事に真っ先に反対し、また真っ先に認めてくれたのも、オフクロなのだ。
このバリトン・ギターの音が、彼女の心に届いてゐれば良いと思ふ。

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