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莞爾と笑って中指を突きつける

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8月17日(金)しーシュとHoneysで往く向津具路パタ屋行:初日 ---------

去年のHoneysとの合同ツアーがあまりに好評だった為に実現した2年目の合同ツアー。

さらに今回は、Honeysから3人(フクちゃん、テっちゃん、マユさん)が「前入り」を宣言。いつもはしーシュがみんなを迎えるために前入りしてゐたのに、今年はもぅ「前宴会」を想定した(笑)、まぁ立派な「初日」だな。

午前中に広島を出て、ひたすら西へ。約5時間後、長門は向津具パタ屋に到着。
オーナーのヒナ兄こと嶋田日直男さんに挨拶して、荷物を運び込んだら、まぁけふの「仕事」はおしまい。当然、宴会が始まる。まだ日も高いのに!。

いちをう、打ち合わせ、と称して楽器を出したりしてはおったが、まぁちょこちょこ合わせたらすぐ脱線。夜半にはみんなだいぶ酔っ払ってそれぞれ撃沈。ワシはギターを弾きながら寝てゐたやうだ。

8月18日(土)しーシュとHoneysで往く向津具路パタ屋行:本番 ---------

流石に皆なかなか起きて来ず、ヒナ兄と話し込む。
ワシが初めてこの地に来たのは2002年だった、といふ事が発覚。16年前!。まだワシ30代でよ。ひぇ〜!。

けふはあと7人のメンバー、スタッフが後続隊としてやって来る。それを迎える前に、まぁ昼飯やらの準備。今回はヒナ兄、完全にワシらに任せてくれており、厨房もデッキもテラスも好きに使って良いよ、といふことで、料理好きメンバー揃ったワシらは、それぞれ采配を奮う。

泳ぎに行ったり、焼肉したり、流しそぅめんしたり、昼寝したり、で夕方からセッティング&リハ。なんだかんだつっても、ワシらライヴしに来たんだからね、と此処はビシとシメて行く。

去年はお客さんもあまり多くなかったが、今年はえぇかんぢに満席。正式メンバーを一人欠いたHoneysは ややカタい演奏だったやうだが、親しみやすいナンバーの数々で、一般のお客様には むしろしーシュよりウケてゐた。よかったよかった。
さういふことなら、とウチはあえてオリジナルもカヴァーも、マニアックで濃いナンバーを中心に。久しぶりに熱唱した「イヨマンテの夜」では、喉が完全に復調してゐる事が判っていや〜嬉しい。

しーシュとHoneysの合体もますますバンド感を増し、こたびは難曲「歳をとった鰐」でもコラボが成立。
よぅ盛り上がったライヴは、二度のアンコールまでかかり、大ラスはワシのソロによる「こきりこ節」でシメさせていただいた。良いライヴだった。
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「年に一度の楽しみよ〜」と云ってくれる地元の人たちもおられ、またやらねばならんね、と強く思ふ。

終演後は、例によって厨房を借りてのセルフ打ち上げ。もっと地元の人たちと交流したい、との意見もあり、来年は「打ち上げ付きプラン」てぇのも考へてみるか、と建設的な展開に。さうなれば素晴らしい。

8月19日(日)最終日:行楽 ---------

昨日も遅くまで飲んで騒いでゐたが、今朝はワシが起きてロビィに云った時点で、みんなもぅ朝飯を食ってゐた。
なんなんだこの人たちは?(笑)。

向津具最終日のけふ、去年と同じやうに近隣の観光でも、といふ事で、まづは去年と同じ、長門の名所「千畳敷」へ。
日本海を見晴るかす絶景の高台にて、ワシのディレクションによるHoneysのアー写撮影なぞ(笑)。

今年は、メンバー中だれも急ぎ帰る必要ある者がおらず、徹底的に行楽せんとす。角島大橋を見に行き、川棚にて瓦そばを喰ひ、川棚温泉に入り、まーぁよぅ遊んだ。
けふもライヴ、といふ事だとかうはならなんだ、とも思ふが、車6台が連なって道々を流れ行く様は、完全なキャラバンであり、故ロニー・レインが目指したパッシング・ショウによる『音楽の地平拡大』そのものの姿ではないか、と思はず目頭が熱くなった。

いつか、その地平へ。
みんな、ありがとう。
最高の仲間たちに乾杯。
千畳敷

8月20日(月)--------

この旅に出る前に、やや喘息の発作が出ており、台所で寝たりしてゐたのだが、どぅやら収束したやうで、女房曰く『とてもよぅ寝てゐた』と。

けふはゆっくりします宣言をして、楽器には全く触らず過ごした。が、フライヤを印刷に出したり、完成した広報を郵送の手続きに行ったり、ツアー先の責任者や共演者と連絡のやり取りをしたり、さういふ「有限会社しーシュ」(笑)の雑務はこなす。総務課、ですな。

夕方はDVDで映画「富美子の足」観る。
原作(谷崎潤一郎)とは程遠いエログロな作品に仕上がってゐて、それなりにオモロい。
主演、片山萌美がおぱい(巨乳)を晒すシーンがあって、ありゃ?この人って脱ぐんだ?!と驚く。調べたら、結構早い段階でヘヤヌードを公開してゐた。その思ひ切り、役者魂に拍手。『脱ぐと変わるよ、と云われたので脱いでみましたが、あんまり変わりません』とのコメントも小気味良い。

巨乳タレント、として騒がれし後「封印宣言」して、いっそ見かけなくなった出し惜しみタレントとは違いますね。

8月21日(火)--------

朋友 石井聡至の母上殿が亡くなられ、葬儀に参列して来た。

入院されてゐた緩和センターに、歌の慰問に行ったのが6月の末。その後約二ヶ月の闘病を経て、逝ってしまわれた。
「最後にシュウさんの歌を聴かせられて本当に良かった」と云ってくれるサトシと父上殿に言葉もない。心からご冥福をお祈りします。

母上殿のお人柄もあらうが、葬儀場に駆けつけた友人ミュージシャンの数の多さは、そのままサトシの人望の現れであり、母上殿も安心して逝かれた事であらうし、父上殿もそんな息子が誇らしからう。残された遺族の方々に、1日も早い安らぎが訪れる事を願ってやまない。

夜はレッスンのち、ぱんぱかリハ。
二日間、ほとんど楽器に触れておらず、その上で、そもそも弾きにくいヴァイヲリンベースが、もぅ弾き辛さの極みとなっており、これも考へんといかんなぁ、と。

その後、こないだレコーディングした音源が出来上がった、といふ事で完成品の視聴会。
珍しく行事の多い1日だった。

8月22日(水)隔月ソロ企画「吟」第4回 ---------

なんとか頑張って続けてゐる隔月ソロ企画。
手探りで始め、色々な案を考えもしたが、結局は「ただ歌い、弾く」といふ事に没頭す、といふライヴになってゐる。ふらんす座店主ゴトウイズミも、お客さんもそれを求めて来てゐるし、それが出来るのはシュウさんだから、と云ってくれ、それを信じて演る。

けふもひたすら、弾き、歌った。
けふは前回よりさらにギターの割合を増やし、全19曲中、ベースを弾いたのは5曲のみ。それが良かったのか悪かったのかはわからんが、けふので「ごだん」が、かういふ使い方には向いてない、といふ事がよく分かったのは収穫。フルアコとは云へ「ごだん」は電気ギター。アコギと違って、エレキギターには音に主張がありすぎるのだな。

となると、ギターの弾き語りをせんが為には、また少し良い程度のギターを入手せねばならず・・・。いや、さうも行かず。

喉は完全に復調したやうで、その点は今回喜びが大きい。ストレスなく歌える心地よさ。お客さんもそのやうに思ってくれたのならば、嬉しい。
次回の「吟」はいよいよ、ループ未使用のベース弾き語り・・・純粋なる「ベースラインと歌だけ」による、ワンマンライヴを目指す。はははーっ、出来るのか?。

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8月23日(木)---------

またぞろ台風が接近して来よる。
今年はホンマに、気候の気まぐれに翻弄される人類、といふ感が強い。いや、そもそも自然を馭し得る、と思ふ事がまさにジンルイの傲りであり、大いなる自然のチカラの前には、人はなんら為す術はないのだ。

な訳で、またぞろレッスンの中断なぞ相次ぎ、ん〜〜〜、な1日。
夜は確かに強い風が吹いており、家がガタガタ揺れよる。

8月24日(金)しーシュプリゼンツJUNCTION vol2 ----------

名古屋のオジキ谷口幸至朗を広島に迎える為のイベントを組む。

幸至朗さんが広島でライヴするのは2014年以来。その時もたいへん久しぶりの広島だったが、けふはそっから4年が経ち、またまた久しぶりの来広だ。前回はホンマに広島をブラリ訪ねる半分行楽を兼ねた来広だったが、こたびは最近名古屋びれっじに出入りしてゐる、博多の若手シンガーソングライター内山敬太を伴って、彼の地元なども巡るホンマの「ツアー」。けふがその初日となる。

折角なので、びれっじに縁のある広島勢で迎えん、と、ワシの古い友人であり後輩・・本来ハードロックのギタリストでありながら、最近はアクースティックギターのソロで、あちこちを巡ってゐる、といふ、真殿和敏を巻き込んでイベントにしてみた。
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結果、しーシュ、アコギ・インストの真殿、ピン歌手のケイタ、に、しーシュを従えた幸至朗さん、といふ4組4様の、割と見応えのあるイベントに仕上がった様子。本気で心配してゐた集客も、結果的にはJIVEが満員となり、は〜やれやれ、とホストの役割完遂に胸を撫で下ろすワシらであった。

けふのワシは、こないだ串小屋の尾窪さんから借り受けたトークボックスを初使用。
まだ色物の域を出ぬ演奏(終演後もなんの話題にもならなんだ)に過ぎぬが、これもループマシンと同じ。徐々に上手くなって行くしかないね。頑張りませう。
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一番若いのが38のケイタ、といふ高齢層による打ち上げは、まー皆よぅ飲むことよ!。家に帰ったのが3時くらいで、そのあまりの酒臭さは、寝てゐた女房が起きるくらいの凄まじさだった様子。

8月25日(土)ぱんぱかトリオの納涼大作戦 ---------

たいへんな二日酔いだが、けふのライヴは昼。その仕込みの為に、9時には会場入りせねばならず、疲労蓄積する身体に鞭打ち、頑張って起きて行く。

去年好評だった「流しそぅめん付きライヴ」。
演奏の方はたいへん波に乗ってゐる最近のぱんぱかトリオだが、企画ものは久しぶり。しかし、だいぶかういふ事に慣れた我らは、テキパキと作業を分担し、たいへんスムースに準備が進む。
お客さんも予約で満員の予定で、夏の仕上げやな、とか思ひながら、イベントがスタート。

涼やかな浴衣で来られた女性も居られ、たいへん良いかんぢの会場だったが、なんせ暑い!。そーめんの「流し」担当だったワシは炎天下の日差しの中でづっと立っており、暑いのに強いワシですら「ひ〜〜」といふかんぢだった。
思ひ付きアイディアで流した「マロニー」や「ゼリィ」も好評。ワシが作ってった「えせニックだれ」はすぐ売り切れる好評で、「酸っぱ辛い」系のものを作らせたら、やはりワシはひとかどのモノであるやうだ。

さて、そこで疲れたからかなんなのか、ライヴは久しぶりにけっこう荒いものとなった(苦笑)。
まー演奏の精緻さ、を聴かせるユニットでもなく、最終的にはカワちゃんがグっと引っ張れば、このトリオのライヴは成立するので、その点では案外楽をさせてもらってるな、といふ気はする。
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けふもなかなか良いライヴとなった。

日々、けっこう過酷にライヴが続いてゐるが、明日からしーシュは北海道。
しかも予定の飛行機はかなり早い便で、なんとワシは始発の電車(5:30)に乗らねばならん。
起きれるのか!?ワシ。てゆーかワシって、かういふシチュエーションだと、上手く寝れんのだよねぇ〜〜〜。

さう、まるで遠足の前の夜に眠れないコドモのやうに。52歳にもなって!。

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不眠症のペンギン

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8月11日(土)----------

「山の日」なんぢゃげな。

世間的には盆休みに入る頃のやうで、女房もけふから数日休み。その初日に女房方の実家に帰って、法事など。
「夏でも涼しく、冬は暖かい」といふディープ瀬戸内気候の女房方であったが、ここ数年の暑さでは流石にさうも行かぬやうで、ついに去年からエアコンを購入された、とか。
義母上どのも年齢を重ねられ、こっから先は今まで以上に暑さ寒さが身体にこたえるであらう。健やかであられよ、と思ふ。

女房の実家に向かふ道々は、先だっての豪雨被害のもっともひどかった地域で、今も寸断された道路が数多くあり、当然鉄道の復旧もまだまだ。開通してゐる道も当然のことながら激混みであり、懸念してはゐてもその渋滞は凄いものがあった。
新潟での、あの豪雪足止め渋滞を思ひだす。

けっこうなとんぼ返りで広島に戻り、夜はラウンヂ しーシュ。
最近のここは、1stステージのビュッフェ伴奏の方に「聴く人」が多い、といふ変わった傾向にある。ワシら どっちかてぇと1stにはBGM的な演奏を持ってきてるのだが、こんなに聴いてくれるンなら、聴かせる系の歌モノを演っても良いのかな?などと考へる。

まぁ色々と「読めない」現場なのだ。

8月12日(日)---------

しーシュのリハ。

今週末の長門は向津具 パタ屋への遠征を見据えての。あそこは老若男女の幅広い客層で、民謡や演歌など取り入れるとウケる。去年に引き続き、Honeysとのカップリングツアーなので、彼らが演りさうなナンバーを外し、しーシュならではのラインナップを構成する。
真面目なデュオである。

にしてもHoneysのメンバー、このイベントに対しての盛り上がりは異常なほどで、打ち合わせ用のスレッドが、何か書き込まれるたんびに脱線し、炎上する(笑)。皆よほど楽しみにしてくれてゐるやうだ。

思へばひとり ベース抱えて周ってゐた頃、友人から向津具を紹介してもらひ、そこに馴染み、なんども訪れ、そして今となってはワシが広島の友人らを連れて行ける、といふ事が、何より嬉しい。思い切り楽しんでくれ、みんな。

8月12日(月)---------

世間的には盆休みだが、ワシは珍しく仕事(レッスン)。

スタヂヲに行くと、ドラムの石井サトシとベースの道上いづみちゃんがゐる。
今夜本番用のリハに入ってゐて、終わった後 油を売ってゐたやうだ。
なんか待ち時間が異常に長いらしく、夜までなにしてやうか?と悩んでゐる。「イベントあるある」だねぇ〜、とか云ひながら。

こんなワシだが、かういふ形で友達ミュージシャンに会うとなんか嬉しくて、色々話し込んでしまった。
彼ら以外にも、けふは珍しくスタヂヲが混んでおり、知人の姿も多く見かけた。
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祭囃子を遠くに聞きながら・・・・。良いかんぢである。

8月13日(火)---------

世間的には盆休みだが、ワシは珍しく仕事(レッスン)。

けふは「月3回レッスン」と云ふ ふれこみの楽器店教室で、月末の遠征で休まねばならん日程の埋め合わせ。
『盆は閉めてます』といふ店に無理を云ふて鍵を開け、レッスンす。当然、事務所も他の部屋もだ〜れもおらず、一人で気楽にお仕事。「エイリアン・コヴェナント」で、他の乗組員全員がコールドスリープ中に、ひとり起きて艦内を管理するアンドロイド「ヲルター」のやうだ。
また、かういふ時って、生徒の方が休んだりするケースが多いんだが、けふの生徒は全員ちゃんと来た。よろしぃ。

昨日ぐらいから、なにやらまた喘息の兆候。例年は夏前に来てゐて、今年はうまくやり過ごした、と思ってゐたのだが・・。冷房の効いた部屋に長居しすぎたかな?。

8月14日(水)---------

しーシュのリハ。

こないだ、串小屋の尾窪さんから「トーク・ボックス」を借り受けた。
トーキング・モヂュレーション、とも呼ばれ、ちーさいスピーカーで鳴らす音をホースに伝達させ、それを口に咥えて歌うことにより、ギターやらの音が喋ってゐるやうに聴かせる、と云ふ、変態系えへくたの中でも断トツの上位に位置するえへくた。

ワシが知ってる有名どころでは、まぁジェフ・ベックか、ピーター・フランプトン・・・。ベースだと今沢のカゲロウか。
興味があるが自分で買ってみるほどでは・・・と思ってゐて、こたびこのやうな形で借り受ける事ができたのは、何かの啓示か?。

演ってみると、これがオモロいオモロい。口を動かすだけでワウの効果があるのは楽しい。使い慣れんとただのイロモノで終わってしまふが、ちょいと効果的に取り入れてみやう。
まづは、ツイ「歌って」しまひさうになるのをやめねば・・。
だが、色々調べるに、これでフツーに「歌う」奴もゐるらしく、Youtubeには「使い方」なんぞの動画も出てたりす。なんとも便利な世の中になったものよ。

ただ、このトーク・ボックス。チューブをあまり深く咥えこんでしまふと、『おえッ』となるので要注意。

8月15日(木)---------

デイヴ・ブルーベックの息子(長男)であるところの、クリス・ブルーベックが、リッケンバッカーでジャズを演ってゐる、といふ噂を聞き、調べてみる。

ホンマにリッケンを使ってゐて、しかもフレットレスなのが笑える。
ロックですら「使いにくい」と云はれるこれで4ビートとは!。

だがまぁ、あのデイヴ・ブルーベックの息子、である。
「take 5」といふ名曲(珍曲)を残す巨人の子供が演るのが、単なるジャズで終わらうハズもない。やはり父親直伝の少しひねくれた、しかし十分にポップな事を色々やってゐて、一気に好感度アップ。特に、クリスがベースとトロムボーンとピヤノ、にあと生ギターとハモニカ、といふトリオ(全員歌う)がワシ的にはストライクだったな。

演奏巧者が歌う、といふのは、ワシが常に描いてゐる構想。
かつて、20以上年の離れたジャズ屋のボビー脇田と意気投合したのも、その点なのだ。
まぁ、しーシュもさうだけど・・・。

もの思ふ日常(ツアー記含む)

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8月1日(水)ソロ行き当たりばっ旅:大阪 関目われらの家 ---------

良い季節になったので、また18切符の長い旅に出てみやうと思った。
・・が、
あの豪雨災害で鉄道が寸断され、まだ復旧は遠く、少なくとも在来線で広島を出ることは不可能となった(山陽本線海田〜三原間は、路線の消失により現在も不通)
この時点でプランを白紙に戻すテもあったのだが、すでに3日に東京でのライヴを決めてしまってゐた。このプランをどうするか?。今から改めてバスの旅にするか?、もぅ赤字決定で新幹線の旅にするか?、それともヒッチハイク交えてホンマの「放浪」にするか・・・

考へあぐねたが、良い案が出ぬまま 出発予定日を迎えてしまった。まぁとりあへずは広島を出やう、とやむなく新幹線のおとなび切符を取り、ひとまづ大阪まで行く事に。こっから先をどーするか、は動きながら考へる。

まぁ、各地の友を訪ね歩く旅も悪くないな、と思ふことにして、それならば関目へ。
なんや大怪我をして、入院までしたMiyoGonのミヨさんを見舞う目的もあり、店主ゴンスケさんに『行くよ』とだけ伝えておいた。

あ、そんで この旅は「楽器を持たぬ旅」にすることを決めてゐて、東京のライヴはギターを借りて演る予定。なので、ホンマにバックパック(デイパック)一つ背負った放浪人のスタイル。駅から駅へ、てくてく歩いて、随時寄り道をしながら、黄昏の「我らの家」に到着。

したら、なんやステージがセットしてあり、「えぇ気分になったら歌え」と(笑)。

いろいろ声をかけてくれたやうで、常連のお客さんもわらわら集まってくる。「さっき京橋で見かけた気がしたんだけど、楽器持ってなかったから別人だと思った」といふ人もゐて、楽しい。ミヨさんも松葉杖ついてやって来てくれ、しばし旧交を温めながら飲み食ひし、頃合いを見て、まぁ、ライヴ。

10曲くらい演ったのかな?。なんも考へずに思ひつくのをつらつらと・・・。みんな楽しんでくれたやうでよかった。
今思へば、投げ銭ライヴにして、もぅちょっと興行として成立させればよかったな、と。
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それを思ったので、名古屋のりとるびれっじに急遽連絡。明日のスケヂュールが空であることを確認し、けふのあす、ではあるが びれっじで投げ銭ライヴを演って行く事にす。

8月2日(木)ソロ行き当たりばっ旅:名古屋 今池りとるびれっじ ---------

な かんぢで店に泊めてもらひ、関目の朝。

ミヨゴンのふたりと朝飯を喰ひ、銭湯に行き、サッパリしてから名古屋に向けて出発。この時点で18切符を購入。大阪〜名古屋であらば、本来なら近鉄を使った方が快適なのだが、せっかく18切符の季節なので・・。こっからは在来線の長い旅になるよ。

もぅ、これくらいの行程であらばなんとも思はぬ大阪〜名古屋間。なんせ楽器持ってないので、どこだらうがすっすと行ける身軽さ!。限りなき解放の感覚!。なんか旅が身体に馴染んでくるかんぢ。ホンマは途中下車してあちこち歩いて・・ができれば、なを良いのだが。

さて、夕刻前に名古屋に着。
まぁけふはホンマに急な話であって、お客さんゼロでも仕方ない。だれも居なけりゃ居ないで幸至朗さんヒロミちゃんと、飲みながら歌いながら、でも良いかな?と思ってゐた。

それでもライヴのティを為すくらいにはお客さんが来てくれ、幸至朗さんに借りたギター(ギブソン・ハミングバード)が、これまた最高で、おかげで肩の力が抜けた良いライヴに。いや〜、思ひ付きだったが、名古屋に寄ってよかった。
初めて名古屋に来た時も、こんな風によくわからぬままの来訪だったな、と思ひ出す。

ギターのみで演るライヴが思ひのほか良いかんぢ。弾き慣れぬギターたちだが、意外にも手に馴染み、良いギターが弾けてゐる。このかんぢなら、これで一本長いツアーでも組めんでもないな、と調子にのるワシなのであった。
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幸至朗さん、ヒロミちゃん、ライヴを受けてくれてありがとう。

8月3日(金)ソロ行き当たりばっ旅:東京 下北沢Blue moon ---------

けふは長き静岡との戦いが待ってゐる。名古屋〜東京間は約6時間半。逆向き(東京→名古屋)は何度か経験あるが、名古屋→東京、はわりと初めてかもしれぬ、と思ひながら、早めに宿を出て、東行きの電車に乗りこむ。
もぅひたすら電車に揺られ続ける6時間。

途中、壇蜜に瓜二つのおねぇさんが乗って来たり、おじぃさんに席を譲ったりしながら、夕刻前に下北沢に着。さすがにくたびれたな、と思ひながら、でも明日も早々に東京を立たねばならんので、なんだかネ、みたいな・・・。

そんなことを考へながら下北を歩いてゐたら、Bluemoon の平石正樹店長と、角辻順子小店長にばったり。ややあってけふ共演の ちなみんこと滝千奈美もやって来てやぁやぁ、と。

本来、この日のライヴだけが決まってゐたのだ。
んで、それに合わせて一週間くらい東京に滞在して・・とか思ってゐたのだが・・・。まぁ、昨日おととい楽しく旅をして来たのだから、結果オーライ。

さて、けふの共演 ちなみんとは何度か一緒にしてゐる。
見た目 完全に年齢不詳の闊達ギャルそのものので、初めて会ったときは女子高生かと思ったが、二児の母。鍵盤奏者&作曲家としての実力も本格派。
対バンやコラボでの付き合いは長いが、今まではそれほど話し込む機会もなかった。けふはラーメン食ったりしながら、お互いの過ぎし此の方なんぞを語り合う。最近は歌う楽しさにも目覚めた、といふ事で、けふはその辺も楽しめさうだ。

先行はちなみん。
舞台や映像のために作ったオリジナルの数々を、ピヤノのソロ、時には歌入り、時にはウクレレ弾きながら、次々と披露。云ひ方が適切かどーかわからぬが、ちなみんも いわゆる「東京クゥオリティ」の典型で、やはりこの街で音楽を仕事にしてゐて下手な者は居らんな、と、改めて思ふ。

後続でワシ。
けふは順子ちゃんのギターを借りて(笑)。

昨日、一昨日と違って、けふはオリジナルを中心に構成。ループも使い、ピッチシフタでベース音も出したりしながら、昨日までよりはマニアックにステージを進めた。「え!?ベース弾かないんスか?」といふお客さんも多かったが、納得はしていただけるぐらいの事は出来たのではないか、と思ふ。

アンコールでちなみんを呼び込み、コラボを3曲。おたがいのオリジナルに思ひ思ひに参加するかんぢで。これもなかなか出来が良く、結局3日間3ライヴといふ、立派な「ツアー」となった旅程のシメとしても、良いライヴだった。

お客さんも満員。ワシを初めて見た人も気に入ってくれ、持って来たCDも完売。良い夜だった。
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明日は所用でまた大阪に行かねばならず、またまた出発が早いので早く寝たいところだったが、宵っ張りの東京において、そは無理な話。諦めて終電まで宴会す。1時半の最終に乗って吉祥寺の定宿 久保田涼子宅に着いたのは、もぅ2時。宿主は入れ替わりに広島に帰っており、勝手に使わせてもらふ(承諾済み)。

・・・が、6時には起きんといかんので、結局この部屋には4時間少々しか居らんのか、と思ふと、ん〜〜〜〜〜、と。

なんかのんびり旅のつもりが、えらいせわしない旅になってゐる(笑)。

8月4日(土)大阪へ ---------

6時起床。
全然 寝足りないが、まぁ仕方ない。朝の吉祥寺を駅まで歩き、時刻表見ながら電車に乗る。
東京に着いたのが昨日の17時。んで翌日の6時には出発・・・、東京滞在13時間、は最短記録だな。優秀なビジネスマンの暮らしのやうだ。

東京〜大阪、は約11時間、といふ長いながい旅。
だがもぅ感覚がマヒしてるといふか、「静岡」とか「豊橋」とかまで来ると、「おぉもぅすぐだな」とか思ってしまふ。
今回特に、意図的に座席に座らなんだりもした(腰のため)ので、思ったよりスムースな感覚で、夕刻には大阪に着。

なんで大阪に寄るかと云ふと、古い仲間が集まってビアガーデンに行く、といふ企画がけふだったので。
ウチは夫婦で参加だが、女房は先に来てゐる。女房にとっては年に何度かする楽しみのひとり旅。ワシは途中から加わってやぁやぁ久しぶり、とか云ひながら。

とてもとても暑い1日で、ここまで来る電車も、冷房が追いつかぬほど暑かった。日が暮れたとは云へ、ビアガーデンも暑いアツい。黒ビールを2杯吞んだところで、熱中症の危険を感じ(ビールは起こしやすい)、そっから先はハイボールに切り替え(?)、肉っ気の食事を撮りながら、蛍の光♫が流れ、会場の電気を消されるまで粘って飲んだ。

女房が取ってくれてゐたホテルに帰ったら、もぅ流石にダウン。この会合、ちょいと前までは二次会、三次会、と流れて延々飲み続けてゐたが、みな歳も取ったりして、この頃は一次会で散会、となるのがありがたい。

8月5日(日)帰広 ---------

朝、女房と「けふはどーする?」と。

ワシはおとなびの新幹線切符を取っており、女房は女房で夕方のバスを予約してゐる。お互い行きたい所もあるので、では別行動で、と(笑)。チェックアウトしたホテルの前で、「ぢゃあ広島で」と別れて行く夫婦(笑)。

ワシは炎天下を歩き、久しぶりに中崎町を見て行く事に。
古民家を改装したカフェ文化の発祥地たる中崎町。初めて見たときは「ほぇぇ〜」とか思ったが、全国を巡り、京都や萩、飛騨、また同じ大阪でも関目のやうな「現役の古民家」「現役の町屋」を見て来た目には、やはりここは「作られた感」を強く感じてしまふ場所になった。

ケツの穴まで汗びっしりになって歩き、中崎町を後にし、広島へ向かう新幹線に乗る。新幹線は冷房が効き過ぎて寒い。
まーぁ 見事に連日晴天の猛暑ひとり旅、酔狂な旅であったな、と。

8月6日(月)---------

「あの日」である。

いつものやうに、8:15に合わせて広島平和記念公園に行く。今年も晴れ渡り、この時刻からすでに暑い。
公園周辺では、相変わらず全然関係ないイデオロギー(政権打倒)の発散が繰り広げられてゐる。愚かな人々。だが、去年よりはマシかな。
去年はもぅホンマにひどくて、なんか団体同士が拡声器使って怒鳴りあい、黙祷の間も訳のわからん事を喚き続けてゐた。この日この場所でこんな狼藉を働く者たちが唱える平和とはなんなのか?と思ったものだ。

今年はそれほどでもなく、ちゃんと黙祷の時間には静かになった。

夜はカシラとデュオでイベントに出演。
だいぶ早くから参加を表明してゐて、これに合わせて旅から帰って来るプランニングをしたつもりだったが、フライヤにワシの情報はナシ(笑)。てゆーかフライヤがあったのね?。

ワシはよくこのテの憂き目に遭う。
「カジワラ」だの「秀」だの、名前を間違えらる事はしょっちゅう。あらうことか「しーなとシュウ」といふ名目のフライヤ写真にしーなさんと写ってるのは何故かりぶさんけんぢまんだったりした事もある。

人生はブルーズなのだ。

8月7日(火)---------

職業音楽家として、音楽に対して「わからない」といふ姿勢は持たぬやうにしてゐる。

だが、そはあくまで音楽家、演奏家、としてのスタンスであり、自分をいちリスナーとした場合、やはりその良さを理解できぬ音楽は存在する。J-Popにおいてはその過半数がまったく良いとは思へぬし、洋楽やバンドにしても、ワシはボブ・ディランやTOTOの良さがいまだにわからん。

わからぬなりに面白い、と思へるものに「 DJ」がある。
あれを「音楽ではない」とする向きもあるが、少なくとも 歌で思想を説かれたり、スピリチュアルな表現を持ち込まれたりするよりは、ワシには全然しっくり来る。

感性の合うDJと出会えたら、なんか一緒に演ってみたい、とは、前から思ってゐる。

8月8日(水)---------

けふは、移転オープンした黒瀬町のリペアショップ「串小屋」に行ってみた。

店主オクボさん、ぢつは年始に大病を患い、今もリハビリの最中。完全復帰を目指して前向きに頑張ってゐる彼の姿に、ここんところなんやネガティヴな気分に陥りがちな自分を叱咤された気がした。

とりあへず、長い間ナットが折れたまま放置してゐたアコベ「モニカ」のリペアを依頼。ベース VIにつひても相談し、ショートスケールのベースさえ入手できれば、いつでも出来るよ、とのこと。

よーし、オクボさんのリハビリの為にも、今後さらに訳のわからん改造をオーダーするぞ(笑)。

8月9日(木)---------

ちなみんから、こないだのライヴを録画したデータが届いた。

なかなか良い出来である。ギターも思ひのほかちゃんと操れてゐて、むしろ此処んところピッチの取りにくいベースでの弾き語りより、づっと良いやうにも思ふ。ん〜〜〜〜・・・。

だが、曲のテンポ(今はBPM、とか云ふのか?けっ)が速いのが気になる。
ゆったり演ったつもりでゐたが、かうして聴き返してみると、もっとゆっくりでも良いな、と思ふ部分が沢山あるのだ。

2014年(もぅ4年も前になるのか・・)に、ジェームス佐藤こと佐藤弘之さんのライヴレコーディングをサポートした。そのとき、久しぶりに共演する佐藤さんの、テンポがえれぇこと遅いのに戸惑ったものだった。ベースで合わせるのが わりと至難の技、てくらいゆったりしてゐて、終演後『 テンポえらい遅かったね』と水を向けるとサトウさんはかう云はれたのだ

「最近気づいたんだけど、本当にゆっくりしたテンポで演る、ってあれくらいなんだよな」

完成した音源を聴いてみるに、確かにその通りだった。本当に「ゆったり聴こえる音楽」がそこにあった。
これからワシが身につけるべきは、あのタイム感なのだな、と思った。まだまだ、甘い。

8月10日(金)---------

久しぶりに『書くべきことが何もない1日』であった(笑)。
まぁ、たまにはこんな日もあらぁな。

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