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川の流れはけふも変らじ

2月17日(土)---------

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九州ツアーは終わったが、急ぎ帰らねばならぬ。
何故なら明日は、あの「ぱんぱか大作戦2018」本番だから、である。

カワちゃんにしてみれば、デカいイベントの前にツアーなんぞ組みおって この二人ぁ・・・、くらいに思ってゐるかもしれぬ。急ぎ帰り、ぱんぱかトリオとしての役割をば果たさむ。
だが、途中眠気に負け、SAでの「ホンの10分」のつもりの仮眠が、気づけば30分過ぎており、慌ててぐっちを飛ばす。

無事広島に帰り着き、自宅に帰る間もなくリハ。そのまま明日の会場であるアステールプラザに入り、機材搬入とサウンドチェック、テクニカル・チェックなど。

照明、音響補佐、進行など、カワちゃんを慕い、彼のためにヒトハダ脱ごうとする者たちが集まり、素晴らしい働きをしてくれてゐる。
ホンマは、搬入もセッティングもチェックもリハも、全部当日入りで演らんとしてゐたのだ。これぁ当初の予定では無理だったねぇ、とか云ひながらリハが進んで行く様は、仲々ワクワクする時間。

昔、ロックバンド時代には よくこのテのステージを演ってゐたな、と懐かしく思ひだす。
よし。明日は良きライヴになる!。

2月18日(日)ぱんぱか大作戦2018 -------

して、その本番。
ライヴスタートが昼の12:30から、と早いので、寝て、起きたらすぐにまた出動、だ。
働き者のビジネスマンのやうだ。

昨日のうちにセッティングが済ませてあるのも功を奏し、スムースにスケヂュールが流れて行く。みんなして徐々にテンションを上げて行くかんぢがまた、素晴らしい。一年がかりで進めて来た、カワちゃんの夢の集大成。

いざ

二階席はクローズにした、といふ事だが、一階席は見たところ満員。
オープニング・ヴィデオが流れ、SEが流れ、3人がステージに上がった瞬間、会場から湧き上がった拍手と歓声には、さすがの皮肉屋なワシも感動した。

いいコンサートだった。
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まぁ色々とトラブルもあったし、カワちゃんは感激と緊張でえらい事になってた(笑)が、それを差し引いてもあまりある、本当に良いコンサートだったと思ふ。
ライヴの進行もバッチし。ワシらは随時的確にサポートして、カワちゃんを支え、盛り上げた。

「ぱんぱかトリオ」といふ名前で活動してはゐるが、やはりワシらは ヴェテランの年長者=演奏巧者として、いちシンガーソングライターのカワちゃんを支える事がニッチ。久しぶりのデカいステージのかんぢも満喫したし、気分良く役割を果たせた感は大きい。

カワちゃん、お疲れ様。

お見送りの時、お客さんの数人から『ぱんぱか、って今日で終わるの?』と訊かれたが(笑)、そんな事はないハズである。カワちゃんさえその気なら、我らはまた何処ででも。

2月19日(月)---------

旅とぱんぱかコンサートの疲れがさすがにイッキに出た感あり。
朝飯を食ったあと、どぅにもダルくてたまらなくなり、たいへん珍しい事に二度寝。
これが宅配業者が来ても気づかぬまま昼前まで寝こける、といふ・・・。

夕刻前にレッスンひとり。

こないだ「オモロないかも」と思って買った、ジャマラディーン・タクマの「Zwei」といふCD。
なかなか良い。
珍しくアコギの人と二人だけで録ってゐて、この相方であるUwe Kropinski(なんて読むんだろ?)がかなりオモロい。
いちをうガット弦の張ってあるギターのやうだが、フレットの数がものすごく多く(ボデーの半ばまで指板がせり出してゐる)て、その生楽器で出せるすべての音(打撃音含む)をたいへん効果的に使っており、なをかつ時折ホーミィのやうな独特の歌唱も聴かせる。

一方、タクマの方は、相変わらずフツーの電気ベースをベチベチと(多分ものすごくアタックが強い)引き倒し、そんで見かけからは想像できぬソフトな声で、時折唄う。いつものタクマくん。このマッチングが、合ってないやうで合ってゐて、この人のアルバムの中では、かなり面白い方に入るのではないか?。
ますます気になるタクマさん、であった。

2月20日(火)--------

引き続き、旅の間に届いてゐた音源、エイドリアン・ブリューの「サラダ・デイズ」聴く。

80年代以降のキング・クリムゾンにおいて、重要なパーソンとなった変態系ギタリスト&ヴォーカリストだが、このアルバムは全編アコギを弾いてゐる。これがまぁ、やはり相当に上手い。
クリムゾンの曲を一人が弾き語ってるライヴの音なども入っており、上手い、といふのはかういふ事を云ふのだ、と感嘆しきり。

明日のソロライヴのヒントになれば・・・と思ってたが、なる訳ぁないね。

2月21日(水)隔月ソロ企画「吟」@ふらんす座--------

ついに始めてしまった定期的ソロ企画「吟」の初回。
「吟」といふネーミングは、あの壮絶な企画倒れを想起せしめるトラウマでもあるのだが、あえてこの名で行かんとす。

当初ギターで演んべ、と思ってゐたが『行くよ』と云ふてくれる人にベース弾きが多かったので、けふはぢゃあベースで演らう、と。久しぶりにヴァネッサを携え、ループ二台使いぃの、カリンバも持ち込みぃの、で準備。

ソロのワンマン、といふは、会場入りから帰宅まで、その日壱日 全ての行程をソロで行う訳で、これがたいへん侘しい。特にリハが終わってライヴが始まるまでの数時間、寄り添う相手もおらず他人とじ蕎麦をすする侘しさ、心細さは筆舌に尽くし難い。多くの人がこの侘しさに耐えられず、集団に幻想を抱くのだ。

だが、ワシはこの侘しさが、嫌いではない。

トラウマを払拭せしめる集客ではあった。ふらんす座は広い会場ではないが、それでも補助椅子が出るほどまでになれば、満員は満員だ。しーシュのファンに輪をかけてまるで値踏みするかのやうに静かに見入るお客さん。
盛り上げる努力を早くに放棄し、暗い話暗い話を繰り返し、さらに場を冷え込ませてやった(笑)。

久しぶりのベース弾き語りは 仲々カンが掴めず、満足行く出来だった訳ではない。が、これを初回とする宣言は出来たし、これを隔月で続けて行く覚悟もできた。イバラの道は続くだらうが、進むしかない。
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2月22日(木)--------

猫の日、なのださうな。

さういや此処んところ、よくウチのベランダでぢっと座ってゐた白黒の斑猫が来なくなった。それ用にいちをうタヲルを重ねた「休み場」を用意してやってはゐるのだが・・・。

ワシの唄に「夜の駱駝」といふ曲がある。
こは「駱駝」とタイトルにあるが ぢつは「発情期の猫」をテーマにした唄だ。不思議な曲調と相まって、なかなか人気のある唄でもある。

さて 君は 夢見心地の微熱
窓を叩いて 月を誘う
夜の駱駝の背中に ゆらり揺られて
公園に集まった いくつもの深い瞳
夜はもぅ すっかり更けて 
そろそろ帰らうよ
たれにも見られず あの道を


ぢつは過去にただ一人、これを「猫の唄」だと見抜いた奴が居り、そはかのZAVZA川村、なのであった。我が元弟子ながら ヤツが侮れぬ男、なのはさういふ点なのである。

2月23日(金)--------

スランプ、といふかなんといふか、曲が全然作れずにゐる。

作れぬから取り組む気にならぬのか、取り組まぬから作れぬのか・・・。作る気になってないからだ、と云はれれば、さうかもしれぬ、と思ふ。
ともかく、去年壱年でたった2つしか書けてない。

そろそろちゃんと曲作りに取り組んだ方が・・・と思ひ、スタヂヲに入ってナニかが降りてくるのを待つ。さうしてるとフとイメェヂの断片のやうなものが通り過ぎる瞬間がある。それを逃さずに拾い上げるのが作曲の作業。

けふも「お」と思った瞬間があったのだが、その瞬間、隣のスタヂヲから聴こえて来たブルーズに打ち消された。
ブルーズは良い音楽だが、あれには他の全てを無意味にする、無駄な力強さがある。やめてほしい。
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旅日記:隣人の寝相(しーシュ&サウスケ 九州ツアー)

2月10日(土)初日:リハ---------

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博多の男女ポップ・デュオ サウンド・スケッチとの合同ツアーが始まる。
去年の5月以来、会ってない4人なので、まづは我らが博多入りしてリハをば。といふ事でツアー車「ぐっち」で博多へ。

去年のツアーで演った曲、新しくセレクトした曲、あれこれシノゴノ合わせ、通す。
サウスケの二人こそ、しばらく一緒には演ってなかったやうで、そのリハにも時間を割いていただき、当然のことながら「前打ち上げ」として、ワインのおぃしぃ洋食屋に。

2月11日(日)二日目:北九州小倉 bub box----------

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本番の初日は小倉から。
ソロ旅の始め頃はよく来てゐた街だが、このところとンとご無沙汰してゐたな。

会場のbub boxは飲屋街の真ん中にある雑居ビルの中。なんでも予約だけでもぅえらいことになってる盛況ださうで、そんなに広くないお店だけに、どーなるのだ?との思ひも。

開けてみると、まぁ常識の範囲内の「満席」といふかんぢで、よかった。常連さんが全員、カウンターの中に入ってくれてゐたさうで、さういふ気安い関係が、日頃から築かれてゐるお店なのだな、と。

しーシュの出来はたいへんよろしく、大層ウケる。
しーシュの演目:月の裏の約束/亀の庭/苔の記憶/びしゃもん台/サンダル履いて/Dance/歳をとった鰐
コラボ演目:春よ来い/案山子/氷の世界/ジャンバラヤ


帰りの道で、なんとまた雪に困らされてしまった。
軽く飯を食ってゐる間に急激に降り始めた雪は、博多を目指す間にどんどん酷くなり、途中で高速道路が閉鎖。
やむなく降りた一般道も雪が深くて進めず、なんとかたどり着いたコンビニでビバークの覚悟までした我ら。
その後、降雪の状況など見ながらゆっくりゆっくり博多に向かい、午前3時すぎ、ようやく帰宅。北陸での悪夢が蘇る。

2月12日(月)三日目:博多SORA---------

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ゆんべがあんな事になったので、昼まで寝る。
昼過ぎ、よぅやく起き出し、噂に聞いてゐた「今屋のハンバーガー」を食べに行くも、寒い。九州は意外に寒い、と知ってはゐるが、にしても寒い。ハンバーガーは美味い。思はず二本食べる。

けふのライヴは博多。
大阪で一度出演したことのあるSORAの姉妹店、といふか兄弟店、といふか・・・。
大阪では店置きの生ピヤノを使った覚えがあるが、ここは「調律できてないので・・・」との事で電気ピヤノ。

これが悪い結果を導いてしまった。
電気ピヤノは楽器の特性上、他の楽器の音と相殺し合い、いわゆる『マスキング(音が聞こえなくなる状態)』しやすい。それが見事に起きてしまひ、しーなさんは最初から最後まで「自分が弾いてゐる音が全く聞こえなんだ』さう。

だがまぁ、こなした現場の数だけ ワシらにもワザはある。なんとか演り切り、昨日にも増して喝采を浴び、よぅウケた。
特にレゲェ・アレンジのWhat a wouderful world はおおウケだった。

けふの演目:毬藻あり〼/亀の庭/みみづく時計/わった・wonderful/Dance/駱駝/みんな月を見てゐる
コラボ演目:No where man/中央フリーウェイ/春よ来い/結詞/サイドカー/氷の世界/ジャンバラヤ


打ち上げでは 地元の名士の方が、隠れ家的なお店に案内してくださった。初日からよぅ飲んでゐるが、サウスケの久米博之さん(ギター)が酒が入るとたいへん陽気になり、これがもぅ大爆笑もので。

2月13日(火)四日目:久留米FUNKY DOG-----------

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けふは久留米。
2009年のソロツアーで一度だけ来たことのある街。
iPadなどと云ふものもなく、それを使っていろいろ調べてくれる相方もおらず、一人綿密な下調べの末 予定を組み、時刻表だけを頼りに九州四箇所を巡る旅だった。

お店の名前から示すやうに、日頃はどっちかてぇとロック系、それもロケンロー系のかんぢのやうで、今回のツアーではいちばん「ライヴハウス然」としたお店。ステージが広いのでコラボん時は4人が横一列に並んで演ってみた。

これがあまりワシには向いてないことが判明。
「しーシュで」ならまだしも、アンサンブルが熟れてない集団を、目の届く範囲内に納めてないと演りにくい、てのぁ 好むと好まざるとに関わらず、ワシはベース弾きなのだな、と。
やはり一歩下がったところから、皆を見れる場所に居らぬと落ち着かんのだ。

ライヴはこのツアーの中ではいちばんおとなしかった。
お客さんが全員ソロのお客だった、てのもあるだらう。そのぶんぢっくり聴いてくれてゐたやうには思ふが・・。

演目:月の裏の約束/亀の庭/みみづく時計/あじさい/サンダル履いて/歳をとった鰐/Dance
コラボ演目:春よ来い/案山子/卒業写真/氷の世界/ジャンバラヤ


この九州ツアーの間、サウスケの亀山みゆきさんの博多自宅を拠点に動いてゐるのだが、久留米から博多へ帰るのは、やはりなかなか遠い。けふあたりから久米さんの声がすこし怪しくなる。

2月14日(水)五日目:武雄旅館 東洋館 ---------

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このツアーの「目玉」とも云ふべき武雄への遠征。
初めて聞く場所だが、佐賀県。嬉野温泉と並ぶ佐賀の名湯らしひ。富安秀行 音もダチキャラバンにおける下呂温泉みたいなニッチで、けふのワシらは半分レヂャー気分。

しかし機材はない場所なので、ワシらが広島から全載せして来た機材をフルに使って、のライヴ。
みゆきさんの縁である地元バンドの皆さんの尽力で、初めての場所でも満員となる。

ライヴは地元バンド→サウスケ→しーシュ→コラボ、と進み、よぅ盛り上がる。
当初、温泉旅館なので、といふ事で激しめの演目を削ってゐたのだが、主催の方がウチの動画を見て『是非 演ってほしい』と云はれ、まぁ演った(笑)。よぅウケた。

ちょいとコラボに欲を出しすぎて、ライヴ全体が長くなってしまったのは、けふのマイナスかな?。

しーシュの演目:月の裏の約束/Dance /くちなわは語った/サンダル履いて
コラボ演目:中央フリーウェイ/卒業写真/サイドカー/案山子/Feel like making love/氷の世界/ジャンバラヤ/So much in love


ライヴの後は、温泉入って浴衣に着替えて4人で部屋飲み。これが楽しい。差し入れのワイン2本をキレ〜に空にして、みんなグダグダと撃沈。ワシはその後、電気の消えたくら〜〜〜い温泉に独り入って、満喫。

2月15日(木)六日目:春日ギャラリー蔵 --------

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けふは去年のツアーでも好評だった、春日のギャラリー蔵、へ。

博多への帰り道なので、ワシらはそのまま行く事にして、日中は仕事のある みゆき&久米さんとは別行動。武雄図書館、といふのが有名らしく、そこに寄ってみたりす。たいへんオサレで綺麗な図書館、であった。

けふのライヴ。
博多の名士でもあるみゆきさんは、TVのレギュラー出演のため、時間ギリに会場入りとなる。その間、他のメンバーがセッティングをして、キッチリ準備して・・・といふ事だったのだが、ナニかの手違いがあり、お客さんに二種類の開演時間が流布されてゐた、事が発覚。

すでに満員に近い状態なのに、開演までまだ壱時間もあり、しかもみゆきさんは来てない!。

こんな時は、しーシュ・・・てゆーか、それぞれソリストである強み。
ワシ、しーなさん、久米さん、がそれぞれソロで壱曲づつ演り、さらにワシと久米さんが即席のデュオを組み、生音で2曲。見事な「バンド内前座」を披露し、場をつなぐ。

けふの演目:夜明けの海ごっこ(ソロ・前座)/心もよう/捜しものは何ですか(久米&シュウ・前座)
しーシュ:月の路/亀の庭/紫の狐/Dance/ロマンティック・ラストダンス51/みんな月を見てゐる
コラボ演目:春よ来い/案山子/卒業写真/氷の世界/ジャンバラヤ


終演後の会場打ち上げで、もと国語教師といふご婦人から『使われてゐる言葉がたいへん美しい』とお褒めいただく。詩集
として読んでみたい、とも云はれ、嬉しいワシら。

さういやぁ昔、さう云ってくれる人に 一冊一冊作った詩集を進呈したなぁ。けっこう苦労して時間かけて書いたもんだった。あの時貰ってくれた人も、もぅみんな捨ててるだらうなぁ。

2月16日(金)千秋楽:八幡デルソル・カフェ --------

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さァ
サウスケと往く九州ツアーもけふが最後。

ワシらにはお馴染み 北九州は八幡デルソルだ。けふも全機材持ち込み。デルソルに機材を持ち込むのは初めて。日頃しっかりしたPAのあるお店で演るからには、失礼の無きやうに事前にしっかりとチェック。

今回、北九州は小倉と八幡、といふ云はば2点攻め、となってしまった為、集客がややバラけた感あり。しかし初日の小倉を見て気に入ってくれた方が、けふもぅ一度来てくれる、といふたいへん嬉しい事態とも相成り、まぁ結局は満席となる。

今ツアー最後のステージ。
昨日まで毎日演ってゐた「亀の庭」を排し、「ジェラシィ」と「夜の駱駝」を入れるパタンで。小倉とカブったお客さんにも、しーシュの幅広さを見ていただけたのではなからうか?とは思ふ。
コラボの完成度も上がり、千秋楽にふさはしい華やかで良いステージとなった。

演目:ジェラシィ/月の裏の約束/アフリカの月/夜の駱駝/サンダル履いて/みんな月を見てゐる
コラボ演目:卒業写真/結詞/春よ来い/氷の世界/ノーウェア・マン


打ち上げは、デルソルに残ってそのまま。この6日間の旅を振り返りながら、また爆笑トークの嵐。ワシらは九州に「乗り込んで」来てゐるが、みゆきさん久米さんは、云へば『地元』での連戦。日中は他の現場をこなして来て・・みたいな局面もあった。さぞやお疲れのことであったらう。ここまでのブッキングを組んでいただき、感謝の念にたえない。
本当にありがとうございました。

また、この4人で相まみえたい気はするが、次回にはコラボの内容を、オリジナリティのあるものにシフトして行く事も考へねばな、との思ひもある。その日を楽しみにしておこう。

みゆきさん、久米さん、そして我が相方 しーなさん、お疲れ様でした。

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そんなに痛いんなら自分が試してみろ

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2月1日(木)--------

如月になりにけり。

ここんところ私塾の教室が好調で、日々レッスンに励んでゐる。
スタヂヲの賃料があるので、自主経営とはいへども総取り、といふ訳には行かぬのだが、巨大組織に属し、マニュアルや規則を押し付けられた上、大幅な搾取を受けるよりは納得できる。

見聞を紐解けば、かつてお江戸は「常磐津」といふ浄瑠璃が町民の娯楽として定着しており、これの三味を教えるものと習うもの、として仕事が成立してゐたさうな。各町に「お師匠さん」と呼ばれる先生がおり、落語にも『ちょいと、そこを行くのは〇〇のお師匠ぢゃありやせんか?』などといふやり取りがある。

勿論これらは、「個人教室」としての習い事だったハズだ。
「〇〇浄瑠璃教室 無料体験指南 好評受付中! 今なら入会金半額 壱ヵ月でお前さんも立派な浄瑠璃を」
なんて事はなかったハズだ。

ライヴが無いせいか、無意味な妄想ばかりが頭を駆け巡る 如月の始まり、である。

2月2日(金)---------

インフルから復活したカワちゃんを迎え、ぱんぱかトリオのリハ。
18日の「大作戦」に向けての追い込みリハ、となる第一弾。曲順を決め、楽器の持ち替えやMCの長さなどに問題がないか、を精査しながらのリハとなる。

ワシは「縦べぇ」と「ゔぃを子」を使い分けながら、のステージとなる。
ホンマ云ふと楽器の持ち替えにはあまり必然性はないのだが、まぁせっかくデカいステージでのワンマンなので・・。

昔はこの規模のステージにはよく立ったものだが、此処んとこづいぶんご無沙汰してゐるので、楽しみっちゃ楽しみ。
今さら思ふのは、あの頃、今くらいの「見せ方」を知ってゐたらなぁ、と。
ツアーまでしてゐたSouth side avenue band なんざ、メンバーん中にあんだけスタイル抜群で露出も高いメンバー(現・HOBOみゆき)がゐたのに、ライヴ中一度もカラんだ事がない。

勿体なかったねぇ。

2月3日(土)--------

Honeysのまゆさんが、ワシのヴォイトレを受けに来てくれた。
例によってウチのスタヂヲまで、エレベータなし 5Fまでの階段を上がって来て、ぜぃぜぃ息を切らしてゐる姿はカワイイ(笑)。40分のレッスンを受けて、ご満足いただけましたでせうかねぇ?。

今年は彼らHoneysとも、もぅちょい頻繁に絡めたらな、と考へてゐる。
で、やはり「よなかのとうふ」あたりも復活させるべきなのかな、といふ気はしてゐる。
しーシュを離れた自分、といふものを、今一度キチンと見つめ直しておくべき年なのかもしれぬ、と。

まぁ、考へるだけ、ではダメなんだがね。

高校の時の数学の教師が、いわゆる口だけ達者な生徒を嘲りながら、『思ふだけなら簡単よ、誰でもできるわぃ。『ワシぁ東大行こうと思ぅた』思ふだけならワシでもできる』と、よく云ってたな。
ヤ○クザみたいな先生だったが(笑)。

2月4日(日)--------

昼から久しぶりにしーシュのリハに入る。

イベントに向けて、とかのリハは演ってないでもなかった(でも少ない)が、いわゆる「しーシュの」リハはホンマに久しぶりだ。久しぶりすぎて、何を演ったら良いのか戸惑うほど。

まぁとりあへず一連のオリジナルから、この春のツアー辺りで演りさうな曲をザっとセレクトし、思ひつくままに演ってみる。演り始めると そこは生真面目なふたり。相変わらず2時間半びっちし、休憩なしで歌いっぱなし&弾きっぱなしのリハとなった。

新曲が出来てない、とは云へ、かうして既存のレパートリィでも繰り返しブラッシュアップしておく事が、唯一無二のデュオ、であり続ける秘訣なのだ。
ここんところ、ちょいとそこら辺を怠けすぎてゐたな、と。

2月5日(月)--------

寒い日々が続く。

ホンマに寒い、と思ふ。レッスン会場のスタヂヲまで、約30分チャリを漕いで行き来するのだが、だぃたぃは家もスタヂヲも着く頃には身体があったまってゐるもんだ。だが、この寒波の中ではそれもない。まぁ ぢっとしてるよりは温いんだらうが・・。

ラヂヲによればこの寒気団、まだまだ日本付近に居座る様子。

2月6日(火)--------

ジャマラディーン・タクマ、といふベース弾きがゐて、元はオーネット・コールマンの所にゐた男。
すごいデカい人なのにスタインバーガーのちーさいベースを愛用してるものだから、なんかゲームのリモコンかなんか持ってるやうにしか見えん。だが、一時期ベースでスタイン、と云へばこの人の代名詞だった。
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どーやらワシはこの怪人が好きなやうだ。
と云ふもののこのベーシスト、なんとなく掴み所のないヒトで、演ってる音楽がオモロいか?と云へばさうでもなく、ものすごいバカテクか?と云へば、まぁ上手いけど決して「華麗な」業師、といふ訳でもない。どっちか、てぇと無骨で荒々しい。

ただ、なんか気になるんよねぇ。
気づけば色々聴き漁ってゐて、アラブのミュージシャンとコラボしたのとか(オモロない)、女性ジャズ歌のバックでエレベ弾いてるのとか(フツーにジャズ)、色んな国の音楽をごった煮にしたかんぢのとか(イタい)、CDがだいぶ溜まってゐた。

今回、この人にしては珍しく、アコギの人と二人で演ってるアルバムを見つけて注文してみた。多分、あんまりオモロないんだらうな、とか思ひながら・・・(笑)。かういふのをファン心理、といふのだらうかねぇ?。

2月7日(水)--------

ぱんぱか大作戦2018、に向けての最終リハ。

カワちゃん、気合入ってゐる。
しーシュの二人はこの週末から九州への旅に出て、ライヴの前日にしか帰って来れぬので、けふが最後のリハ。まぁ、大丈夫でせう。

ポスターでワシが抱えてゐる「縦べぇ」が楽器に見えぬらしく、チラシを見た人が『この人が持ってるのはナニ?』みたいに云はれるらしく、さういふ人にはまぁ「草津温泉で湯もみに使ふ櫂だと答えておれ」と云ふ。

相変わらず寒い日々が続いてゐるが、そのせいなのかなんなのか、ウチのアパートが断水なさった。
前も一度 大雪の日に同じ事があったのだが、水回りの弱いアパートである。古いからねぇ・・。でも困ったね。風呂にも入れぬし、水割りも作れぬ。

他の住民は・・・と思って外に出てみたが、電気が点いてるのはウチだけで、あとの人々はとっくに寝静まってゐるやうだった。やれやれやれやれやれ。

2月8日(木)--------

いちをう起床時には水が出るやうにはなってゐたが、どーにも水圧が低く、こらぁナンボもせぬうちにまた止まるな、と思ってゐたら、やはり昼前を待たずにまた断水。

水が止まったアパートなんぞ、暮らしにくくて仕方ない。
ので、早めにスタヂヲに行って練習なんぞ。

生徒の家でも、便所の水が凍ったり、会社の水が出なくなったり、と色々あったやうだ。先月ワシらがえらい目に遭った北陸の各地でも、まだ相変わらずの混乱が続いてゐる模様。
げに、長き寒さの冬である。

まいに ち 吹雪 吹雪 こぉりの せか い〜〜〜♪

2月9日(金)--------

ワシが教室を構えてゐる スタヂヲ ジモの頭首、藤本よりお氏が、こたび韓国はソウルでライヴを演る事になったらしひ。
とは云へ、奥方である染色アーティストマリコ女史の個展に同行する形で、そのオープニングにレセプションとして、ギターソロを演る、といふ事のやうだ。ついては、海外に楽器を持って行く時にどぅすれば良いのか?をワシに訊きたい、と。

2008年にメキシコで演奏する事になった時、いろいろ迷った。
ベストな楽器で演奏したい思ひと、ベストな楽器を持ってく危険性、の狭間でづいぶん揺れ動いたものだった。結果的にワシは、自分のメイン楽器を帯同し、幸いな事になんのトラブルも起きず、全行程を終えることはできたが、海外公演に自前の楽器を帯同するリスクは、正直大きい。

旅慣れた人に訊けば 「行った先で安い楽器を入手し、用が済んだら売って帰る」のがベストなのださう。しかしまぁこれは相当に旅慣れた人に限って、だらう。普通はさうも行かぬ。
よりお氏には「ネックとボデーをバラして大型のスーツケースに入れて行けば?」と勧めてみる。

でも、いいなぁ、韓国で演奏か。
メキシコ以降、海外で演奏する機会はまだ訪れてない。しーシュでWOMADとか出れたら最高なんだけどねぇ。

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何を目指しどこへ向かふのか?

1月27日(土)歌声一座・昭和唄の夜:萩市藍場川の家--------

九州から西日本をツアー中の富安秀行さんと、山口は萩で合流し「歌声一座」となるイベント、に参加のため萩を目指して出発。こたびツアーとならず、けふこの一つのためだけの遠征。まぁ「出張」だな。

山陰へ向かふ道々の雪事情が危ぶまれたが、スタッドレスで対応。
こないだの北陸遭難未遂事件(?)で、ベンちゃんの鮮やかな運転技術を見てゐるので、あのやうに対処すれば良いのだな、と。
げに ナメてはいかん雪の道である。

無事、萩市はけふの会場「藍場川の家」に着。オーナー室田佳子さんに再会。この室田さん、萩市随一、と云っても過言でない「美魔女」であるが、ここ藍場川の家に関係する女性陣------スタッフや関係者も、皆揃ってたいへんな美人揃いなのである(写真参照)。
まぁ、だからなんだ?といふ話でもあるが・・・。
萩ハーレム

ややあって富安さんも到着。
去年、好評だって今回もまた、といふ事になったけふの企画。ワシの優れた記録能力を参考に、今年の演目などを決めてゆく。去年はツアーの中ほどでのこれ、だったのでお互いの呼吸やノリもこなれてゐたが、けふはさにあらず。特にしばらくソロで流して来てゐる富安さんと、がっつりデュオで突き進むワシらとでは、色んなノリがだいぶ違ってゐる。
そこを上手く合わせながら・・・のリハ。

して、本番。

立ち上がって踊る人まで出た去年に比ぶれば、けふはやはりそこまでのグルーヴは作れなんだやうにも思ふ。だが、なつかしぃナンバーで構成したライヴはよぅ盛り上がり、好評いただく事ができて良し。
けふのワシは着物でキめ、ループ使いもなく、リズムとハーモニィを支えるバンマス的ニッチに立ち続けた。それもまた楽しい。

打ち上げでは、寒かったからか なんや飲み過ぎてしまったやうで、気がつくと「あれ?」みたいなかんぢになってゐた。
だがまぁホンマに寒くて、酔ってンのかなんなのか分からん。

1月28日(日)-------

ホンマに寒い 萩の朝。
枕元に置いておいたペットボトルの水が、冷蔵庫の水のやうに冷えてゐる。う"〜〜〜〜〜、寒い。

けふ、ぢつは義父の一周忌であり、その法事が女房の実家である安芸津にて執り行われる。本会には間に合わぬがごアイサツだけでも、と広島を突き抜けて東広島は安芸津 風早を目指す。
さう云へば去年、やはりこの山口を廻る歌声一座のツアー最終日(宇部:Big Hip)に、お義父さんの訃報が入り、宇部から安芸津まで夜通し走ったのだった。
店が用意してくれてゐた打ち上げに出ずに帰るワシらに、Big HipスタッフNくんが『車の中で喰って下さい』とピザを包んでくれた、あのありがたさを思ひだす。あれから壱年かぁ・・。

思ひのほか時間がかかって、風早の女房の実家に着。
本式はもぅ終わり 会食も済んでゐたが、親族の皆さんはまだ残っておられ、喪服もナシに遅れて来たピアス付きの娘婿(ワシ)に『よぅ来てくれた』と声をかけてくれる。

壱年は短い。

1月29日(月)--------

生徒がバタバタと風邪で倒れてゐる。
よろしくないねぇ。

ワシは飲み続けてゐる養命酒のお陰か、なんとか酷い体調の崩れをせずに持ってゐる。
年始ツアーの岐阜〜富山、あたりでかなりヤバげな兆候はあったのだが、富山の漢方薬(?)で乗り切ったかんぢ。
このまま維持したいところではある。

いや、維持せんとイカン。
そのためには、風邪をひいてゐる生徒には「(レッスンに)来るな」と云ふ事も大事。頑張るべき所はそこではない、といふ事を生徒に分からせねばならん。

1月30日(火)--------

向原へ出張レッスン。

春先〜秋口にかけては、景色も良くて道路も空いてゐるこの地域を車で走るんは気持ち良い。・・・が、この季節になるとホンマに寒々とした景観になり、見る者の心をも凍らせるかのやうだ。

にしても、今年はホンマに 寒い日々が長い。
例年だと2〜3日寒い日があっても合間合間にやや温む日があるもんだが、今年の寒さはそれがない。それに、「最低気温」と「最高気温」の差があまりない、といふのも特徴的。その日の「最低気温」てのは、まぁだいたい寝てる時間にあるもんだし、そげに気にしてもしゃあないのだが、日中の「最高気温」が+2℃、とか云はれてもねぇ・・と云ふ気がす。

けふも生徒が数名、風邪で欠席。うー、ヤバいヤバい。

1月31日(水)--------

一月が終わらうとしてゐる。

「去ぬる」といふ一月だが、ワシは毎年わりと「長いな」と感ずる。今回も、もぅ二月か、と云ふより、まだ1月か、と思ふ。だが、こはワシが日々怠惰な生活を送ってゐるからに他ならぬだらう。

去年の今頃、「島根物産展」に出展してゐた友人の出店を訪ねて、まぁ昼間っから酒を飲んだだけ、なのだが、なにか有意義な日を過ごした記憶がある。
ヒトは「安定」を求むる。同じやうな日々を過ごすこと、それを目指すこと、は確かに大事なことだが、実際そんな事はありえぬ。人生は一刻一秒がそれぞれ違うのだ。いつかと全く同じ日、なんてものは何処にもない。

全ての物事は、流れ、去り行くものなのだ。

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