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水草の生えてゐる部屋

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7月23日(月)---------

山の目覚め。まだ正直村にゐる。
昨日、ワシは早く寝たが、他の皆はけっこう遅くまで飲んでゐた様子。それでも朝はちゃんと起きて揃って朝飯を喰ふのだから、さすが日頃はカタギで暮らしてゐる人々だ。

さはやかな朝食の後、催事の後始末。ゴミを集め、テントを畳み、椅子やテーブル(ログ製/重い)を片付ける。
全部終わったあと、たれかが「カヌーに乗ろう」と云ひ出したのだが、いざ湖に浮かべてみるとカヌーは穴だらけ(笑)。
最後の遊びを断念したところで、ワシらは下界へと出発する。

広島市内から車で約2時間。近隣の村からもかなり離れた場所にある正直村。そこに一人で暮らすオーナーの「おかん」は、もぅぢき古希を迎える、といふ。どうか、健やかで。このコミュニティの中に、しーシュで迎え入れられてゐる事が、心底嬉しいのだ。

さて、下界に降りるとフツーにレッスン。
唄のシドーちゃんにギターを指導。昨日Honeysのマユさんも云ってたが、ワシのレッスンに来ると元気になれる、といふ。社会に対してそのやうな貢献が出来てゐるなら嬉しい。

7月24日(火)---------

部屋の中に膝の高さくらいまでの水が溜まり、そこに鬱蒼とした木々が茂ってゐる部屋、でライヴする、といふ夢を見た。
かういふ「おかしな部屋」の夢が歌になったことは多く、しーシュの「水母の夢」もさうである。いつか「森の部屋」といふ歌ができるかもしれん。

オフクロが介護付き老人ホームに入所することになり、けふはその「引っ越し」。
久しぶりの朝ラッシュに巻き込まれながら廿日市まで行き、姉貴とともに家財道具を車に積み、オフクロを迎えに行き、ホームへ。
オフクロの新しい住居となる部屋で、組み立て式の家具を作り、引っ越しのあれこれをやる。
不安げなオフクロ。
家から出たことのない人なので、さぞや不安であらう、と思はれる。ワシが順調にカタギの道を進んでさえおれば、広い家を持って面倒見てやれたのかも知れぬが・・・・。詮無い話か。

ワシが歳を取っても、かういふところに入れる経済的余裕はないだらう。
自分が老人となった時、どこでどのやうな人生を活くるか?。現状では不安要素しかない。悲しいがそれが現実だ。
せめて健康な肉体を維持し、自分の足で歩き、自分の歯で物を喰ひ、適当な色気を持ち続け、といふ原則を守ってゆくしかない。

7月25日(木)---------

カシラこと三代目春駒と、しーなさんがやってるデュオ ハルコマサコのライヴがJUKEであるのを見にゆく。

「コトバの星降る真夏の夜の夢」といふタイトルで、東京で活躍するシンガーソングライター女子 Qoonieをゲストに迎えた形のライヴ。カシラが絶賛してゐたQoonie、なるほどと思はしむる。いわゆる「ピヤノ弾き語り女子」のスタイルから 特に大きく逸脱してゐるところはないが、チカラの抜けた世界観がとても心地よい。んで、その歌声がとても良いのだ。ちょいと鼻にかかったやうな、それでゐて伸びがある、過剰な色気を伴わない、ぢつに気持ちの良い歌声。

なんか鈴木亜紀ちゃんに似たかんぢがあるな、と思ってゐたら、後で聞いたところ(トイレでばったり会った時、なぜか初対面のワシに『シュウさんですか?』と訊いてきて驚いた)、やはり亜紀ちゃんの大ファンらしく、こないだ夢叶って共演したんださうな。なるほどね、と。

ハルコマサコ、も良かった。
カシラの唄を客席から聴く、なんざ 少年時代以降ほとんどなかったことで、そもまた新鮮。この声とパフォーマンスに惚れ込んで、この男に付いて行こう、と思ったティーンエイジを憶ひ出した(笑)。なんかえらいこと力んでゐたやうだが、それもご愛嬌。
いつもワシが演ってる歌のサポートを、しーなさんがピヤノで担当し、その華やかさ煌びやかさは比ぶべきもない。相方として誇らしいパフォーマンスだった。MCではカシラに対し容赦ないツッコミを入れるあたりも楽しく、いや〜なんかしみぢみ 良いライヴだったな。

ツイデと云ってはナンだが、2年後 2020年の10月17日が土曜日であることを確認し、JUKEを予約して来た。まぁ、誕生日ライヴだ。なんかやらう。

7月26日(金)---------

台風がなんとも不条理な経路を取り、だうやらこの週末 広島に接近する模様。それを受けて、日曜日に出演を予定してゐたイベントが中止、といふ知らせが入った。
もと住んでゐた場所にできるナニか、の落成記念式典、といふ、なかなか無いシチュエーションだったので、色々と楽しみにしてゐたのだが、残念無念。
主催者はもっと悔しいであらう。心中お察しする。

ぶっちゃけ、仕事のキャンセルは、経済的打撃がちぃさくはない。かういふ事があると、つくづく ワシらの仕事が、世間様の「安定」の上にこそ成り立ってゐるもの、といふことを痛感する。

だが、かういふ時にしかできぬ音楽、といふのも確かに存在する、と信じたい。
絶望の淵に立った時、フと耳にするメロディに救われることだって、あるハズだ。なによりワシらは それを、さういふことを選んだのだ。世間様が絶望しても、ワシらは絶望してはいけない。

歌え。演れ。踊れ。友よ。

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遠くまで響く笑い声/しーなとシュウ盛夏ツアー2018

*今回の旅日記は実験的に記録のみでお届けしてみます。
決してめんどくさいわけではない。決して。けっして!

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7月14日(土)盛夏ツアー初日:京都 祇園祭(前入り)---------

京都への前入り
猛暑の京都は祇園祭の宵々山
コーちゃんこと中村浩一氏とのリハ
中村家との前打ち上げ
夜中に、京都で仕事を終えたヴィヲロンの黒田かなでが来訪
思ひがけぬ邂逅に話がはずむ

7月15日(日)盛夏ツアー二日目:京都 町屋cafe まつはデイライヴ ---------

ライヴ初日 町屋を改装したカフェ「まつは」
町屋でライヴす、といふ夢が叶う
苦戦してゐる、と聞いてゐた集客も、危険を感ずる酷暑にもかかわらず、満員御礼。コーちゃんに感謝
演者もお客さんも暑いライヴ
やはり、しーシュと京都は相性が良い。それがこちらの勝手な思ひ込みでない事を祈る
夕方には終了
名残惜しいが、ここもまた(集合の早い)明日のライヴのために名古屋へ向かう
バスでの移動を試みるも予約で満席にて断念。JR在来線で名古屋へ
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7月16日(月/祝)盛夏ツアー三日目:名古屋 BLカフェ『唄うたい2018』 ---------

出演者多数にて早い集合。名古屋今池はBLカフェ
イベントが減った今、本当に久しぶりに会うツアーミュージシャン仲間たち
一時期は、広島のミュージシャンより頻繁に顔を合わせてゐたものだが・・・
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けふは全8組の出演。かういふ場所では必ず「浮く」しーシュ
「浮き」を楽しみながらのステージ。30分で7曲を完遂。ハモニカの今野邦彦をゲストに迎えて
出演者全員でのフィナーレではベースを担当
打ち上げはなぜか四川料理。明日も名古屋だし、演目がしーシュではないので、遠慮なく飲み倒す
後半記憶ナシ

7月17日(火)ぱんぱかトリオ盛夏の名古屋:名古屋bar ストレガ ---------

けふのみしーシュではなく、ぱんぱかトリオのベース弾きとしての壱日
さういふ心の余裕からゆんべはなかなか飲み過ぎた
その中でおぼろげに約束した「朝飯」のため、昨日の打ち上げメンツで再集合
まだ午前中からビール、ピンガ、鶏の丸焼き、ピザ・・etc etc・・・
終わらぬ宴会を尻目にストレガへ。現地でカワちゃんと合流。リハ→打ち合わせ
開演時間には満員の会場
乗ってるカワちゃん。サポートを楽しむしーシュ。噛み合って来たトリオである
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朋友ゴスカルこと今野地塩、もとオルカ団の相棒鎌田麻実、新旧のそれぞれのファン来訪が嬉しい
終演後、カワちゃんは広島へ、ワシらは別の街へRIMG4794.jpg


7月18日(水)オフ ---------

今回の旅は、前入りやオフ日など組み込み、割とゆったり
けふは友人宅に押しかけ、ゆっくりさせてもらふ
外は相変わらず 危険を感ずる暑さ。ので、観光などは断念。ひたすら室内に篭り、まだ日も高いうちから飲む
おいしぃ料理と酒でもてなしてくれる友人に感謝
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7月19日(木)盛夏ツアー五日目:大阪 心斎橋パーカホリック --------

一宿一飯のお礼に、友人夫妻に朝食を拵える
けふのライヴを見に来てくれる、といふ彼らとともに 大阪へ
今年初頭 大雪の北陸ツアーで一緒したパーカスのヤマダベンと、去年やはり夏の大阪で一緒したケーナの山田さとし
ふたりのヤマダとしーシュで演る大阪
あえて綿密なリハはせず、ふたりには『思ひのままに入るも入らぬも自由』とだけ告げる
本当にそのやうに進んだライヴとなった
それぞれに、演った事のある曲 ない曲、ワシらはお構いなしにやり続け、彼らは自在に出入りす
素晴らしい対応力と咀嚼力。良いライヴとなった
ただ、演奏巧者との手加減抜きのぶつかり合いにより、近年稀に見る疲労感。これもまたよし
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7月20日(金)盛夏ツアー六日目:大阪なんばエストゥディオ・フラメンコ --------

昨日の4人で連投
けふは彼らのコネクションによるフラメンコ・スタヂヲでのライヴ
彼らは本格的なフラメンコにも絡んでゐる
たっぷりの時間をとってリハ
お客さんはほぼ全員 フラメンコの関係者で、しーシュの音楽は初
あえて「えせ」感を前面に押し出したライヴを構成。昨日に引き続くふたりのヤマダの熱演
出演者全員による最後のセッションでは、昨日と逆にさとしに振られた無茶振り(初聞で参加)に対応できず
自分の実力不足を痛感。こんなことではダメだね
けふの企画をしてくれ、機材も提供してくれたさとしと、富山からやって来てくれたベンちゃんに感謝
日々暑く、食欲が湧かぬ。が、喰はねばバテるので、日々 無理にでも食ってゐる
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7月21日(土)盛夏ツアー七日目:広島 芸北 正直村『山の音楽会/前夜祭』 ---------

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広島へ!
帰りはするが、旅が終わったわけではなく、一旦帰宅したのち、すぐにまた出発
新幹線の中で、いかにもカロリーの高さうな弁当を食して、残り二日に挑む
昼過ぎに帰宅。女房と少し話をしたらすぐにツアー車「ぐっち」を駆って出動。芸北を目指す
約2時間で現地へ着。夕暮れが進む中、Honeysを中心としたチームyuujinが企画してくれた前夜祭ライヴ
PAのチェックも兼ねながら、色々な曲をつらつら演り、Honeysとのコラボも
日が沈む頃、前打ち上げに発展
飲みながら喰ひながら、ではあるが、それぞれ明日のリハを進めたり、進行を確認しあったり
「大人の文化祭」の様相。ワシはその片隅でギターを弾きながら
京都、大阪、名古屋の暑さからは、想像もつかぬほど涼しい、芸北の夜

7月22日(日)盛夏ツアー最終日:広島 芸北 正直村「山の音楽祭/本祭」---------

「やまおん」の本番
地元の高校生バンドから、大人たちの趣味アンサンブル、昭和歌謡の熱唱やらも含めた本当の「文化祭」
かういふ野外のイベントにありがちな「スピリチュアルさ」が全くない、素晴らしく心地よい文化との距離感
その中の「プロ枠」としてしーシュ
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『バンドを愛する高校生たちにぜひ何か』と云はれて、「びしゃもん台」「月の裏の約束」を演る
その後別枠でも時間をいただき、てっちゃん(小川哲弘)のパーカスを加えたトリオ・だ・しーシュ、Honeysとの全面合体も含めたステージ
イベントの盛り上げに一役買えたのなら嬉しい
終演後は焚き火を囲み、なんやかんやといつまでも喋る打ち上げ。昨日よりさらに気温低く、寒い
ブヨに噛まれたらしく、足の数カ所が死ぬほど痒い
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我が墓碑銘は混乱なり

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7月7日(土)---------

曇天だが雨は上がる。風があり、歩くのにはちょうど良い。ので昨日置いて帰った車を、歩いて取りにゆく。

午後から夜にかけてさらに降る、といふ大雨の予報を受けて民衆が買いだめしたものか、すでにスーパーやコンビニは品薄。ウチは日頃から缶詰や米やらは備蓄してゐて、個人的には激貧サバイバルも経験してゐるので、まぁ4〜5日ならば引きこもって居られる(さらに云ふと、アパート自体が「災害時避難建物」に制定されてゐる。ホンマかいな、と思ひつつ)。

だが、こんな日に限って「無料体験レッスン」なるものを入れられてしまった。
そして、雨の中 危険を冒して行ってみたら、なかなか勘の良ささうな青年で、面倒見てみたいなと思はせるものの、これが仕事と住まいの関係上、土日しかレッスンを受けれぬ、といふ。ワシは土日はライヴを優先して、レッスンは基本入れぬ。けふもタマタマ空いてゐただけで、今月の他の土日はいづれも広島に居らぬ。

その旨伝え、結局物別れ。
危険を冒して行った上に、けふの行動はまっっったくの無駄。時間の浪費。タダ働き。
以後、「無料体験レッスン」は絶対にせぬ、と教室側に打診。
そもそも個人経営の音楽教室が、そんな業界大手の悪しき慣習を真似せんでもよろしい。

7月8日(日)---------

さらに、雨 降り続く。
シャレにならなくなって来たな。

のちに判明したが、この時間、多くの友が被災して、避難所で夜を明かさねばならぬ状況にも置かれてゐた模様。

「梅雨」「雨」といふものが、情緒を伴うものではなくなって来た、といふ感がある。『雨がしとしと』などといふ形容詞など、これからの子供には通用せんのではないか。
げに、心配である。

7月8日(月)---------

いきなり凄まじい日差しが朝から。

昨日までが嘘のやうに晴れ渡った空。だが、豪雨の爪痕は著しく、各地で混乱が起こってゐる。SNSで悲惨な現状が次々とアップされて来ており、冗談のやうな光景がネットに溢れる。ヤバい。
今回、郊外の被害が大きいやうで、鉄道、幹線道路がまとめて消失したケースが多い。直接被害を受けなんだ場所にも、今後流通の混乱が起きるのではないか?と懸念。

けふはそんな中、突如入って来た肉体労働のバイトへ赴く。
いつものイベント会場の撤去作業だが、いつもの雇い主ではなく、いつもの人たちほどかういふ催し物に慣れてない感強し。やや手際悪く、手間取ってゐる。ワシに『これ何処に捨てるんですか?』とか訊いてくる(笑)。

終了後、『助かりました』と云はれ、『此処の撤去の専門家ですので』と答えておいた。

7月10日(火)---------

あまりにギラギラと晴れ上がってゐるので、車中泊のセットを全部日干しにす。マットや寝袋、枕にカーテン、など。
ウチの駐車場は屋根がなく、雨ざらしの日ざらし。車にはよろしくないのだが、まぁ仕方ない。屋根付きの場所ももらえたのだが、車高が高くて入らんかったのだ。

聞けば、屋根があるのとないので、車の「持ち」は全然違うのださう。もっと云へば「壁」があると なを違う、といふ。
なるほど「車庫」といふものの重要性はそこか、とも。
車庫、ねぇ・・・。

7月11日(水)---------

向原へ向かう道路が、大雨による陥没で消失してゐるらしく、出張レッスンがナシとなる。
レッスンどころではない人も多くゐるやうで、市内でもレッスンのキャンセルが相次いでゐる。
まぁでもしかしこれは仕方ない。1日でも早い復興と、生活の回復を願わずにはおれぬ。

すでに募金やボランティアに動いてゐる知人もおり、ワシも 仕事がなくなりましたハイさうですか、では社会に申し訳が立たぬ。なにか役に立てぬものか。腰と首をイワしてゐる50男にできる社会貢献・・・・、さうだ献血だ。

てな訳で、献血に行った。
健康な男子であらば成分献血にご協力を、とのことで、前回同様 血小板献血、といふやつに。担当してくれた看護師さんがえらいフランクな人で、けらけら笑いながら準備&実施。なんか気持ちよくて寝てしまったが、寝ない方が良いですよ、と起こされる。あ、さうなの?。

てな訳で、レッスンは出来なんだが、社会貢献した、といふことで、けふはチャラ。欧州の某国では献血をすると黒ビールが支給される、といふ事ださうだが、まぁけふは焼酎で我慢して・・。

7月12日(木)ソロ:オリエンタルホテル ---------

暑い。
フィジカルな暑さ。
暑い時には暑いことをするのがワシの流儀。短パンにタンクトップ、といふ格好でリュック背負って歩いて買い物に行き、チャリでスタヂヲに行き、1時間歌い込む(ただしスタヂヲは冷房あり)

今宵は久しぶりにソロで務める、オリエンタルホテル・ニューヨークカフェ。
なんや体制が変わって云々・・・といふ事だったが、以後割となぁなぁで、佐藤弘之さんとのデュオも結局入らんくなったし・・・。今回はしーなさんの都合がつかず、仕方なくワシのソロで。

隔月「吟」とかで、ギターの弾き語りはこなしてゐるので問題なからう、と思ってゐたが、やはり此処でのライヴは少々勝手が違い、カンを取り戻すまでは難しかった。木曜日、といふ事で、お客さんも多くはなく、落ち着いたかんぢで演れはした。

豪雨災害後の土石流による河川決壊で、ご自宅の近辺は混乱甚だしかったであられたらうに、Hさんご夫妻ご来場。ありがとうございます。
いつもヲーキングしておられる道を土石流が襲ったらしく、「あと1時間遅くにヲーキングしてたらヤバかった」とのこと。かういふ紙一重の運命のフチに、ワシらは常に立ってゐるのだな、と思ふ。ご無事でなによりでした。

7月13日(金)---------

色々あって、ややクサクサする1日。

何をやっても上手いこと行かぬ日、といふのがある。致命的か?と云へばさうでもなく、だが確実に精神が疲弊する事柄。
若い頃のかういふ日には、センパイのやってる店に寄って愚痴を聞いてもらったりしてゐたものだ。だが、自分が「センパイ」となった今、さうは行かんのが切ない。あの頃、ワシの悩みや愚痴を聞いてくれてゐたセンパイにも、それなりの悩みや愚痴もあっただらう、と今になっては思ふ。

問題なのは、あの頃のセンパイ方と同じくらいの歳になった今、たれもワシに悩みや愚痴を云ひに来ぬ、といふことで、その自分の人望のNASAを、たれかと神保町で語り合いたくなった。

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自生するキノコたちにつひて

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6月30日(土)しーシュ週末遠征:津山Talumache Arrow ---------

楽しみにしてゐた津山への単発遠征。
4月にソロで来て、しーシュでは初めてとなる、もとフォーク酒場「たる」=現Talumache arrowだ。

ソロ遠征は下道を使ってゆっくり移動だが、しーシュでは高速を使って移動。途中、ガソリンスタンドがどこにもなくて一瞬焦ったが、いったん下道に降りてこと無きを得る。あとで見たら
『この先、140km GSなし』
といふ標識まである。中国自動車道、なかなか手強い。車少ないし、景色も良くて好きなんだがネー。

さて、津山に入り、Talumacheへ。
去年5月にBARAKAと一緒のイベントを組んでくれた、この地の打楽器奏者イッシーさんこと石原浩治氏と、我が元弟子おとーさんこと朝井ゆうじ、それと長らくしーシュのお客さんだった河原正和氏がトリオで対バンを務めてくれる。その名も「オトハラッシー」ださうで(笑)。

ふた組のOAがうまく温めてくれた会場の雰囲気をそのまま、けふは珍しく「梅雨のサボテン」からスタート。
季節の話題を取り込みながら、激しめの曲を控えて、のラインナップで構成してお送りしてみました。
流れのお客さんも入っておられたやうだが、良いかんぢに惹き込め、二度のアンコールまでブレずに駆け抜けることができた。

たる、からTalumache〜に移行して、店が広くなった分、ワシらやはりこの地でもっとたくさんお客さんに来てもらへるやうにならんとイカンな、と強く思った。いつも暖かく迎えてくれる美土路マスターご夫婦に報いるためにも。

終演後はお客さんも交えて、お店で打ち上げ。今夜は店の前に停めた車の中で寝てゆく、と云ふゆうじに、もと師匠らしく成長を讃え(エラソーに)、イッシーさん川原くんとも、またの共演を願いながら、津山の夜は更けて行った。

7月1日(日)---------

旅の中で月が変わり、一年も折り返した。
津山壱本だけ演って帰るのもナンなので、この近隣でもぅ壱本ライヴ打てるとこはないだらうか?と探したのだが、残念ながらどこも都合合わず。

まぁそれは仕方ないので、今回は温泉でも入ってのんびり帰りますか、と云ってたところ、けふは山県郡安芸太田町「キッチンたまがわ」にて、友達バンドHoneysのライヴがあるやうだ、といふ情報をしーなさんが仕入れて来た。
ので、黙って観に行くことにす。

なかなか遠い津山〜山県郡安芸太田町を走り、開演直前に会場にIN。出番待ちで寛いでゐたHoneysの面々はたいそう驚き、喜んでくれてゐる。駆けつけれて良かった。ただ、すでに会場には最前列しか空いてる席がなく、目の前50cmのとこにしーシュに陣取られたHoneysは演りにくかっただらうなぁ・・(笑)。

たしか『のだめカンタービレ』にもさういふシーンがあったな。

汗をダラダラ流しながら(緊張、といふよりステージが暑いらしひ)のHoneysの熱演をしっかり楽しんだ。見るたんびにバンドとしてのまとまりが強くなっており、ワシはまぁバンド内にふたりも生徒がゐるので、ホンマによぅ頑張ってゐるな、と思ふ。自慢の生徒、自慢の友人たちだ。

たった土日のみではあったが、良い遠征であった。
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7月2日(月)---------

ぱんぱかトリオとしーシュのリハを続けて。
いづれも、遠征を視野に入れて、のもの。一年ぶりの「ぱんぱかin名古屋」では、ツタンカーメン図も演ることになり、さらにはこのトリオとしては珍しく、それぞれのソロコーナーも設けやう、と相成った。ご期待あれ。

しーシュリハは新曲の最後の練り上げを中心に。ワシとしーなさん、それぞれがソロを取る二つの新曲だが、これライヴでお披露目せず、まづは録音をしてみやう、といふ事になった。すなはち『書き下ろし』だ。秋に発表予定 今年のしーシュの新作は「書き下ろし」によるマキシ・シングル、とす。
へへへ・・・。

けふは朝から施設見学などで立ち動いたので、すこしつかれた。

7月3日(火)---------

毎週火曜日に教室を受け持ってゐるF楽器店。
ここでワシの担当をしてゐる店員K女史は、ワシが30代はじめ頃の生徒だった。なんか可愛らしい娘で、バンドを世話したり一緒に飯喰ひに行ったりしたが、やがて調律師の勉強をする為に巣立っていった。

さうして彼女は晴れて調律師となって帰って来た。そして就職した楽器店には講師としてワシがゐた、といふたいへん奇妙な縁で、いまかういふ関係にある。不思議なもんだ。

「あの頃いくつだったんだっけ?」と問ふと「ハタチでした」と・・・。
ぬ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。様々な思ひが交錯するのだ。
ちなみにこのK女史、その頃とあんまり変わった印象がなく、今もそこそこカワイイ。
今度久しぶりに飲みに行くか?と云っておく。時は流るる。

7月4日(水)---------

休み(仕事なし)。

家のことを色々やる。洗濯をし、朝飯を作り、すこしベースの練習したら、車を出し、3軒の店を回り、多岐にわたる買い物をす。そののち修理工場に車を持ってゆき、ヲイル交換と夏の旅に備えての簡単なメンテを施してもらふ。

それだけ済ませて帰宅すると15時。30分ほど台所でトレーニングし、DVDを流しながら広報や執筆に勤しむ。
その後晩飯も作り、晩酌もす。まぁ、仕事がない日、をうまく過ごした典型的な壱日、と云へるだらう。

6月はなかなか忙しく、効率の良い仕事も多かったので良かったが、今月はわりとかういふ「空白の日」がある。
短期でやれるバイトを探しもしたが目ぼしいものはなく、ヤバさを感じつつも、まぁ仕方ないので、うまく立ち回るやうにす。さう、うまく立ち回るやうに・・・。

7月5日(木)---------

Honeysのササやん(Gu,Ba)がレッスンを受けに来てくれた。
ループマシンを使ってパフォーマンスしたいのだが、どーも上手く行かぬ、とのことで・・・。

これはね・・。

今やだいぶポピュラーな機械となり、You tubeなどにもこれを使うパフォーマンスが多数上がってゐる。
で、さういふVを見たり、ワシを見たりして、「自分も使ってみやう」と思ふ人も多いやうだが、これはこれでやはり熟練を要する機材で、思った以上の難しさに挫折する人も多い。ワシは何人かのさういふ人から「もぅ要らんので」といふことでループマシンを譲り受けてゐる。

ワシはこれを「えへくた」とは思はず、もぅ一つの「楽器」と捉えてゐる。ので、それ専門の練習も、日頃から怠らない。よぅは機械の特徴を熟知することと、グルーヴの整理、これに尽きる。
そのやうに捉えて日々鍛錬すれば、使いこなせるやうになるよ、とササやんには伝える。

良きループ・ライフを。

7月6日(金)---------

昨日から雨が降り続いており、けふもよぅ降り続いてゐる。
ラヂヲからはしきりに「警戒を」の声が上がる。空も真っ暗。すぐには上がりさうもないかんぢ。

そんな中、しーシュのリハに行く。ツアー前最後のリハとなるので休むわけにはいかん。てゆーか、よほどのことがない限り、ウチはリハをキャンセルしたことはないねぇ。みっちりと2時間半のリハ。その後レッスンのためにスタヂヲに行く。

生徒もスタヂヲ利用者もキャンセルが相次ぎ、「シュウさん、けふまだやるの?」と云はれながら、結局だーれもいなくなったスタヂヲで、独り過ごす。周囲の店もどんどん店じまいしてゐて、なんかかういふ映画あったな、とか思ひながら・・・。

最後の生徒に送ってもらったが、道路も大渋滞。けふはおぉごとだな、と思ひながら歩いてると、ほとんどの飲食店が臨時休業してゐる中、馴染みの鉄板焼き「ささふく」は開いており、しかも満員(笑)。その意気やよし。

げに、大きな被害が出なければ良いが・・・。

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