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君が唄い また笑うのを聞いてゐやう

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12月1日(土)独弾solo 黒瀬町 さろん・ド串小屋 -------

ひっさしぶりの串小屋ライヴ。
道路拡張による店舗の移転、豪雨による災害、そして店長尾窪さんの大病を乗り越えて、ぢつに3年ぶりである。旧店舗のこけら落としとシメのライヴを担当させていただき、こたびまた新店舗一発目のライヴ、といふ事で、その光栄を胸に秘め。

「極力、音響設備なしで」とのことで、全編生ギター弾き語りも考へたのだが、まぁ串小屋と云へばベース弾き語り、なので、声の音量に合わせたバランスで、ベースアンプのみ補佐的に使い、声は生で演ることにす。
新店舗の広さとうまく寄り合い、いっぱいに入ったお客さんすべてに生の声が届いたかんぢで、たいへん良いライヴが出来た。馴染みの人もいっぱい来てくれ、リラックスした状態で演れた、素晴らしいライヴとなった。

3年ぶりの串小屋ライヴ、といふ事もあってか、終演後もほとんどのお客さんが残り、打ち上げに参加してくれたのも楽しい。なんやいつまでも話が尽きず、気づけば日付も超えており、「こんな事も珍しい」と云はれながら帰るお客さんを見送り、ワシはスタヂヲの片隅を借りて、宿泊。
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12月2日(日)--------

わりと酔いが残る黒瀬の朝。
10時ぐらいまでスタヂヲで横にならせてもらひ、帰り始める。
二日酔いに効く、といふラムネ菓子をほぉばりながら・・。

帰宅後、シャワーを浴びてスグ、しーシュのリハに出かける。年末にかけていくつかのイベントや企画が入っており、それぞれに対応するための選曲も。この時期にしか演らないクリスマスの唄などを、思ひ起こしては演る。

その後は河岸を変え、Far east lounge の、なんと結成20年以上にしてよぅやく2回目のリハ。
今週木曜、何年ぶりかのワンマンライヴに向けて、の選曲&憶ひ出し。こと音楽に関しては「人間メモリースティック」と自他共に認めるワシですら、もぅだいぶ忘れてゐる曲もあり、演らんとダメだな、と改めて思ふ。

リハ後は、このメンバーで揃ったこと自体がなん年ぶりか、なので、みんなでメシを喰ひに行く。メンバーの半分が酒を飲まなくなっており、やはり流石に高齢バンド(ワシが最年少)だな、と(笑)。
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12月3日(月)---------

スティーヴ・キャラハン著「大西洋 漂流76日」を読み始める。
なぜか数年に一度くらいのペェスで、かういふ「生還もの」「サバイバルもの」文学を読む傾向がある。こはひとえに、文学への最初の目覚めが「ロビンソン・クルーソー」であったことが大きいのではないか、と。

フランス人医師 アラン・ボンバールが、自らの信念(人間が海の遭難で死ぬのは自らの恐怖心からであり、しかるべき手立てを遂行すれば、極限状態でも生き延びることができる、といふ理論をもとに、実際にゴムボートで「漂流」を実行。見事に成し遂げ、多くの船人に勇気と希望を与えた)を実証すべく挑戦した漂流実験航海を記した書を、むか〜〜〜し読んだ記憶があり、また読みたいと思ったのだが、今捜すとプレミヤかなんなのか¥40000とかいふ値がついてゐて驚愕。

あとね、幼い子どもを含む家族5人で、38日間の漂流を経験した、ドゥーガル・ロバートソンの手記とか、読んだねぇ。
父親としての使命感や、船長としての責任感でグループを牽引し、シイラや亀を捕らえ、襲って来たサメすら返り討ちにして喰ふシーンなんぞ、子供心にもすごいなぁと思った記憶がある。

12月4日(火)--------

気温高く、雨と風強し。
夏のやうな気候である。

世界が変わりつつあるやうに思へてならない。
崩壊がそんなに分かりやすい形で来るとは思っておらぬが、もしかして自分が生きてるうちに、はっきりとこれまでの世界の成り立ちが終わってしまふ、といふ事が起きるかもしれない、といふ気持ちはある。

どぅ考へても、あと100年、この人類の繁栄が続くとは思えない。としたら、崩壊はもぅ始まってゐる、と考へるのが筋といふものだらう。緩やかな滅びの途上にある、といふ可能性に気づいてゐるからこそ、人類は性懲りもない歴史を繰り返さうとしてゐるのではないか?。

追いすがる人の眼に映るもの
声にならない祈り
その時、世界は確実に終わりを告げてゐたが
たれひとり その事に気づかなかった


12月5日(水)--------

今さら、のやうにDVDで映画「タイタニック」を見てゐる。
以前から、この映画の主人公ふたりには全く共感が持てぬのだが、他の登場人物はたいへん個性豊かに興味深く描かれてゐて、史実(実在人物)と照らし合わせながら見てゐると、色々とオモロい。

「不沈のモリー」こと モリー・ブラウンのその後の人生や、船が沈むまで演奏を続けたことで有名なヲレス・ハートリィ率いる楽団、最後まで紳士的行動で女性や子供を避難させた豪族もゐれば、要職についてゐながら真っ先に救命ボートに乗り込んだ人物、など、調べて行けばわかる事実もあり、興味深い。

いづれも、監督 ジェームズ・キャメロンの綿密な調査によるシナリオが、改めてよく出来てゐる、としか云ひようがない。今の時代にあってはチャチに思へるCGはご愛嬌だが、実寸の船まで作った情熱には、流石にアタマが下がる。

さう云へばこのタイタニック号、かの細野晴臣氏の祖父が乗っておられた、のは一部で知られた話だ。映画ではクローズアップされておらぬが、「それらしき東洋人」が映るシーンはある。

12月6日(木)Far east lounge @ジュゲム --------

こないだのリハの成果や如何に!?
のFar east lounge 3年ぶりのワンマン・ライヴ本番。

会場のジュゲムは、むかし二度ほどソロで出演した事がある。いづれも良いライヴが出来ており、印象の良いハコ。名物ママのルーシーさんも元気さう。広いとは云へぬ店内だが、この4人で演るにはちょうど良いかんぢだな。

久しぶりの4人揃ってライヴは、流石に随所が噛み合わなんだのは否めぬが、このユニット特有の強靭なグルーヴは相変わらず。ルーシーさんも『広島の奇才4人衆』と絶賛。お客さんも楽しんでくれたやうでよかった。もっと頻繁にライヴやろーぜカシラよ。

このFar east lounge もしーシュが丸ごと含まれたユニットの一つではあるが、ここに関してはワシはバンド以前からのカシラの相方で、しーなさんは最後に参加した4人目のメンバー。
彼女の加入までは、労働者系の男3人による、今にして思へば恐ろしくマッチョでソリッドな荒ぶるバンドだった。ワンマン・ライヴではワシ主導で「即興コーナー」なども演ってゐて、お客さんを宇宙の果てに置き去りにしてゐたものだ。

そこにピヤノによる煌びやかなトーンと、女性の華やかさ妖艶さが加わった事で、づいぶんバンドの印象も変わったのではないか、と思ふ。加わるべくして加わった4人目、と云へる。ステージ上ではフロントマン(カシラ)に容赦ないツッコミを入れるニッチとしても、しーなさんは適任。
far east

カシラはこのユニットでのツアーも考へてゐるさうで、実現するものかどーか、て所だが、さうなると「しーシュ」「ぱんぱか」「Far east 」「ソロ」とそれぞれ旅をする事になり、ますます『真の旅人:音のトラベラー』として残半生を活くる事ができるやもしれん。

さうあらむ。
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