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この人を見よ

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1月6日(日)---------

ライヴ明けでほっこり。
用事の入ってない日曜日なので、久々に映画でも見るか、とか思ってゐたが、意外にさういふ時間は取れなんだ。

げに今月、 びっくらするほどライヴが入っておらず、新年早々にコレでは流石によろしくないな、と。かと云って今から埋まるハズもなく・・・。できれば常に半年先くらいの予定が埋まって埋まって・・・のやうな人生が望ましい。
が、あまり先を急ぎすぎて、オモロさうな企画に乗りそこねる、と云ふのもよろしくない。

さういふ企画に限って、一年前から押さえてゐる日にカブって来たりするのだ。ブッキングあるある。

1月7日(月)---------

正月の間 退院してゐたオフクロの今年の動き・・・すなはちリハビリセンターから本格的に退院してのち新しい施設に入って・・・の動きのための裏方のあれこれをしに、朝から廿日市へ。

売り言葉に買い言葉・・・、といふものの不毛さを思ふ。
気の強いもの同士の間でよくあるそれが、結局なにも生み出さぬどころか、せっかく積み上げて来たものまで無に帰してしまふ、といふ事象を何度も目にしてゐる。

一旦飲んだ言葉は一生飲み続けるべきだ。
云ひたいことは云はなければ損、といふ風潮がまかり通るのは痛々しい。たれがそんなことを決めたのだ?。
内なるものと本気で戦ってゐるものに、外側の敵が入り込む余地はない、とディランも云ってた(と思ふ)。

1月8日(火)---------

暖かくよく晴れてゐる。
練習もしたいしロードワークにも出たい。両方やるには準備がちょいとメンドくさい。んーなにか良い手は・・・?。
かういふ時によく起こるのが、結局どっちも出来ずに1日が中途半端に終わる、といふもの。あれは避けたい。

数分間ポジティヴに考へて『おぉ、久々に野外練習すれば良いのだ』と思ひ至る。
楽器を背負い、チャリに乗り、向かい風の中をけっこう本気で漕ぐ。30分程度走ったところで河川敷に降り、つらつらと1時間くらい思ひ付くままを弾き、歌い、たいへん気持ちよく。その後ストレッチと軽い運動をして、またチャリで30分。
とても素晴らしい午後の使い方であった。

昔、川べりのアパートに住んでゐた頃は、この野外練習は「日課」だった。
そは メトロノームを鳴らしながらのスケールやリズムトレーニングの、わりとガチな練習で、けふのやうな楽しみ半分の演奏、といふかんぢではなかった。しかし、フと緩んだ時に弾いたフレーズが気に入り、それはのちに「此岸之朱(こがんのあか)」といふ曲になったりした。
あと、学校サボって暇つぶしに来てる二人組のカワイイ女子高生に逆ナンされたりもした。

オモロかった。またやらう。

1月9日(水)--------

はるか太古に文庫で揃えてゐたハズの 村上春樹「羊をめぐる冒険」が、なぜか上巻しか見当たらず、「そのうち出てくるわ」と思ってゐたが、さう思ってすでに数年経過した。
こはどぅやら本格的に下巻を無くしたやうだな。ので、こたび海女存で中古本を買い直した。

したらこれに、なにやらやたら書き込みがしてある。
超廉価の古本なのである程度は覚悟してゐるが、あまりにひどい。論文かなにかの参考にしたのか?と思ひもしたが、このやうな不条理な物語を論文の参照にするのは非現実な話。文体を書き直した形跡もあり、どーやら前の持ち主はこれをなにかのシナリオに流用したらしひ。
どのやうなモノにこの物語が流用されたか、気になる。

てゆーか、書き込みした本を売りに出すなや。てゆーか、古本屋も調べずに転売すな。

大学生の時にこの「羊をめぐる冒険」を読み、前作前々作から続く一連の物語(「風の歌を聴け」と「1973年のピンボール」とこの「羊〜」で、いちをう『三部作』といふ事になってゐる)の締めとしてはあまりに悲しいラストに、ま〜この村上春樹といふ作家は、どれだけ歪んでゐるのだらう、と思ったものだ。

そしてこの悲しい締めに、自ら落とし前をつけた感のある、1988年作の「ダンス・ダンス・ダンス」、でワシは村上春樹のファンになった。よもや こんなに世界的に売れる作家になるとは思ひもよらなんだが・・・。

1月10日(木)---------

近年発表される、いわゆる「新しい世代のベースギター」の、そのデザインの悪さに辟易してゐる、みたいな事は前にも書いた。弦の数ばかり増えよって、太った人間のやうなもっさりしたボデーに やたら長いネック。取り回しが難しさうなデカいヘッドや重さうなパーツなど、どれ一つ取っても心惹かれる要素がない。

そもそもワシは、デザインで云ふとフェンダーのストラト系よりは、ギブソンのレスポール系の方がク〜ルだと思ってゐて、しかるにベースギターはそちら方面への進化を全くせず、ストラトから派生したデザインばかりなのが嘆かわしい。

一時期、東京にソロで足繁く通ってゐた頃、某楽器メーカーの重役と名刺を交換し、当時海外向けに作れられてゐたブラッチック製ボデーの某ベースをエンドースできぬものか、と協議したことがある。
たいへん良いデザインで、しかもピエゾのPUが付いてゐた、といふ事でおぉいに期待したのだが、現行モデルにフレットレスがない、といふ事で決裂したのだった(今思へばフレット付きでもよかった)
そのモデルは それから5年もせぬうちに撤廃されたので、あまり良くはなかったのかな?。でもエンドースが成立してゐればオモロかったらうに、とも思ふ。

1月11日(金)---------

新しいホームページを立ち上げるにあたり、デザイナーとあれこれ。

使われてゐる写真がどれも「カッコいい系」なので、なんか変なかんぢ。それを伝えると『知らない人にアプローチするにはカッコいい方が有利』とのこと。そんなもんなのかねぇ・・・。
まぁこたび外部デザイナーを招いたのは、自分だけでは知り得ない自分のアッピールを知るため、でもあるので、まぁそこは信頼して任せてみやうか・・・。

3年前まで教鞭を取ってゐた音楽系専門学校が、この3月で完全閉鎖といふことになるさうで、その同窓会的な会合があるさうだ。さうか、ついに閉鎖か、との思ひとともに 感慨深い。

若い世代との精神交流といふ意味では 有意義な現場ではあったが、毎年開いてゆく生徒との年齢差にやがて埋められぬ溝を感じ始め、旅が忙しくなってきた事と、自分で教室を立ち上げた事もあり、3年前の春に後進に席を譲って退陣したのだった。
良き出会いもあったし、実を結ばぬ交流もあった。
巣立って行った生徒たちにしてみれば「母校がなくなる」といふ事態は寂しからう、と思ふ。

しかし、事象は常に変化する。
変わらぬものなど何ひとつないのだ、と思ひながら、いざ さらば。
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プロフィール

梶山シュウ

Author:梶山シュウ
旅するのらくら電気ベース弾き語りスト。
おもに、えせニック歌謡デュオ「しーなとシュウ」で活躍。
500年生きてゐる、といふ噂もある。

音楽と映画と本、少しの酒とツマミ、たっぷりの空き時間 をこよなく愛する中年男。

https://kajiyamashu.com/

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