朝いちばんに駅を訪れる人びと

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3月11日(土)------------------------------

日本中が驚きと恐怖と悲しみに包まれた「あの日」である。
あの日、ワシらはライヴだった。リハを終え、会場に向かふ途中、その報せを聞いた。ライヴを終えて家に帰る頃には、もぅ報道と思想と混迷が、すごい事になってゐた。

あれからワシらは、なにか変われたのだらうか?。よき方向に・・・?。

あの日と同じやうに、けふもライヴだ。しーシュとしては初めて、尾道の地に行って唄う。名店オエコモヴァ
よき友、たぬきさん率いる「流川タンポポ団」のお導きによるもの。

ぢつはこのオエコモヴァ、義弟の経営するバァの目と鼻の先にあり(笑)、空き時間にフラと顔を出してみやうかな、と思ってゐたら、義弟自ら営業時間を変更してまでライヴに来てくれた。感謝!。ありがとうな。

義弟も含め、通りすがりの人も、しーシュのファンの方々も含め、狭くない店がほぼいっぱいになるほどのお客さん。
嬉しいなぁ。初めての店でこんな風に演れることは、ホンマに嬉しい。
ライヴも良くウケ、我々も久しぶりの演奏ではあったが、良いプレイが出来た。懸念してゐたワシの喉も、問題なし。

尾道は今 観光ブームに上手く乗っかれてゐるやうで、けふも佐賀から来てゐる、といふ流れのお客さんがゐた。これまでイベントでしか来た事のなかったこの街に、しーシュで、自分の音楽で来れて、けふは嬉しい。

よき友に導かれた、よきライヴであった。

3月12日(日)------------------------------

三原市のたぬきさん宅に宿泊。

けふのワシは東広島市安芸津町は風早にて、義父さんの四十九日に出席する。尾道、三原、安芸津、は近隣・・・・て程ではないけど、まぁ広島市内からのアクセスよりは全然近いので、ゆんべは たぬきさん処に泊めて頂いた。

女房とは会場(女房の実家)で合流。ワシは喪服に着替え、三原から安芸津を目指す。天気の良い日曜日で、朝の田舎町を走り抜けるのは気持ち良い。
二年前の秋に中古で購入。もぅだいぶ走行距離のイってる我が車。よぅ走るが、「オンボロ」っぽい音がしてゐるのもたしか。今月末にはこの車で中部地方まで行くのだ。そはなかなかの挑戦になるに違いないね。

昨日ライヴに来てくれてた義弟にも会う。口数の少ない義弟だが、すごい面白かったよ、と云ってくれて嬉しい。
けふも喪主を立派に務め上げてゐた。

親戚一同だいぶ年寄りなので、法事の後の食事会で繰り広げられる舌戦(笑)が可笑しい。何故此処まで話題が噛み合ってないのに、会話が進行するのか?!(笑)。まぁウチの親戚一同もおなじだが・・・。
歳を取るとはかういふ事か、としみぢみ考へる。

夕方には帰宅。
法事で出された豪華な折り詰め弁当のあまり、をツマミに晩酌す。

3月13日(月)----------------------------

junzo.jpg ピンが荒くてすんません

けふはWADAバンドの朋友、ベーシストの前田順三さん、が季刊で演ってゐる「Junzou's Bar」といふイベントに行く。

ジュンゾーさんが独りでどんなステージを演るのか、に興味があったし、聞けばなにやらお客をステージにあげてセッションしたりする、といふ事で、もぅ一緒に演るつもりでギターを持って行く(笑)。

会場は十日市のバァ フラミンゴ
けふはジュンゾーさんが「マスター」といふ事になり、まぁ「架空のバァ」てやつか・・・・。
ジュンゾーさん、キチンと正装してゐて、その着こなしは流石にオサレだ。

基本はジュンゾーさんのソロ、なのだが、お客さんにミュージシャンがゐれば、次々とステージに呼び上げ、セッションす、といふライヴ。「いやぁーシュウちゃん来てくれたら助かるわ〜」と、1ステージめから早速呼び出され、ジャズを弾き語る。
演奏もさることながら、このイベントは曲間のお喋りも「売り」らしく、ワシもそこに混ぜてもらって色々語る。30分1ステージで、演奏は3曲くらい(笑)。「ワシなら30分で8曲は演る」のやうな事を喋ってジュンゾーさんを混ぜっ返す。

その後も、色々ミュージシャンの友人らが遊びに来て、お店は満員。ワシもKYなほどステージに上がり、唄ったり、ギター弾いたり、ベース弾いたりした。ラストはジュンゾーさんとのデュオで「黄昏のビギン」でシメる。
なんか しみぢみ楽しかったなぁ〜。

WADAバンドではエレベ使いのジュンゾーさんだが、ウッドベースも本格派で、けふは初めてジュンゾーさんのウッドベースと共演できたのも嬉しい。
かういふ風に、色んなミュージシャンが遊びに来ては、一緒に演って、それを楽しむお客さんもゐて、といふのは、これひとえにジュンゾーさんの人柄の成せる業である。
ワシにいちばん足らぬ部分だ、とも思ふ。

ベーシスト、と云ふは、かくあるべし、のお手本のやうなライヴ。ホンマに楽しかった。
見習わねば・・・・。

3月14日(火)-------------------------------------

昨日のジュンゾーさんとのセッションで、改めて「ウッドベースと電気ベース」といふ組み合わせの可能性に気付かされた。旧日誌で書いたかもしれぬが、いつぞや 夢で、アップライト5弦フレットレス、の3人のベーシストがえらいことクールな音楽を演ってゐる、といふのを見た事があり、昨日 演りながらあの光景が目に浮かんでゐた。

うーム、春になることだし、久しぶりにまたなんか変な事を始めてみやうかな、とか思ったりして・・・・。

3月15日(水)--------------------------------------

こないだの営業で、だいぶ酔っぱらったご婦人のお客さんからリクエストがあり、南こうせつの「夢一夜」を、完全なうろ覚えで唄った。意外にも一番の歌詞もコードも展開もぜんぶ憶えてゐて(二番は歌詞の頭すら出て来なんだ)、それならば、と 改めてこの唄につひて調べる。

かう云ってはナンだが、こうせつ氏の唄にしては、歌詞がえらいこと「雅(みやび)」である。
したら案の定、作詞は 阿木燿子。どぉりで!。強く納得!。

阿木燿子さんの歌詞に関しては、ワシはもぅ手放しで賞賛してゐる。ダンナである宇崎竜童氏とのコンビネーションで生み出された楽曲たちの、なんたる完成度!。改めて聴くと「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」なんて、斬新以外のなんでもない。そして「夢前案内人」と「プレイバックpart2」が同じ作者といふ柔軟性!。

おそらくそれぞれ後世に歌い継がれる楽曲群であらう。

生臭い話しだが、ふたりでどんだけ稼いでるンだらうか?。

3月16日(木)---------------------------------

村上春樹の新作長編『騎士団長殺し』が話題になってゐる。

今どき、小説の世界で「新作が出た」と云ふ事がこんなに話題になるなんて、ホンマにスゴい事だと思ふ。
発売日には書店に並ぶ人までゐた、とか!。へ〜〜〜ッ!。

以前、やはり同氏の久々の長編「1Q84」が発刊されたとき、ワシはちょうど東京にゐて、ホンマに何処の本屋を捜しても売り切れだったのには驚いた。しかし、これがこと広島などの地方都市になると、話しは違って来る。この地では、文化にそこまでのトレンド力はないやうだ。

その「騎士団長殺し」が割とよく行く本屋に平積みしてあった。
迷ったのだが、まぁこの週末からちょいとまたひとり旅に出るので、アレでも、と思ひ、いちをう上巻だけ買っておいた。

3月17日(金)------------------------------

来週からの長距離運転ツアーに向けて、ツアー車「ぐっち」をメンテに出す。

広島〜豊川、といふ、かつてない距離を走る訳で、ホンマに大丈夫なんかいな?、と思ふが、まぁ大丈夫だらうぢゃんよ?。古いとは云へ、ちゃんとした処で買い、ちゃんとメンテしてゐるのだから・・・。

タイヤを新品に替え、他もいちをう全点検してもらふ。「異音」以外は問題なし、とか。これはまぁ経年の・・・・。
なんつっても、まだ月賦を払ってる訳だから、せめてこれを払い終わるまでは・・・、てゆーか、払い終わってもぅ4〜5年はもってもらわんと。

花粉の飛散量がすごいやうで、もぅ目が開かぬほど痒い。

*今週からブログのテンプレを変えてみました。
過去の日記に関して、もぅ少し時系列に沿って読みやすく出来ぬものか、も画策中です。
2016年までの日誌のやうに、上から順番に過去〜未来、と進んで行けるやうに・・・。
しかしまぁ、「読みにくいのでなんとかせよ」といふ声もないので、このまま行くやもしれません。


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プロフィール

梶山シュウ

Author:梶山シュウ
旅するのらくら電気ベース弾き語りスト。
おもに、えせニック歌謡デュオ「しーなとシュウ」で活躍。
500年生きてゐる、といふ噂もある。

音楽と映画と本、少しの酒とツマミ、たっぷりの空き時間 をこよなく愛する中年男。

http://www.kajiyamashu.com

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