日々 繁茂する草たちにつひて

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5月20日(土)-----------------

高田エージ来たる!。
豊田勇造さんと並び、毎年この時期に広島にやって来る 旅するアニキ、エージさん。
此処数年、エージさんの来広公演はしーシュで対バンさせて頂く事が多く、今回も明日21日は芸北にて、ウチとの二枚看板でのライヴとなる。
が、けふは「お好み焼きの大松」にて、久々のエージさんのソロ。

「今回は声がかからんかったな」と思ひつつ、まぁ見に行くつもりでゐた。したらパーカスのてっちゃんこと小川哲弘が『あぁ 僕ぁ毎回呼ばれてなくてもカホン担いで行きますよ』とのこと。『シュウさんも押し掛けて弾けばいいスよ』といふので、それならば、と てっちゃん+ワシで、『呼ばれてないなーズ』を急遽結成(笑)。

エージさん、今回は新作「いいことあるかもしれないよ」を引っさげてのレコ発ツアー。
いちをう全曲コピーした上で、何故かけふはそんな気になり、縦べぇを持って行く事に!。これで全曲 弾き切ったる!みたいな気概で。

その気概を察してくれたかエージさん、けふは冒頭壱曲のみソロで唄い、弐曲目からもぅステージに呼んでくれた。結局「呼ばれてないなーズ」は以降全曲エージさんのリズム隊として機能。途中、お客で来てゐたしーなさんも飛び入りしたりして、エージさんをして「もぅこれはバンドだ」と云はしめる。広島ロックンロール・フェローズの称号を頂く。

最後らへんは もぅ訳わからんなるくらい盛り上がり、いつもながら感動のフィナーレまで突き進む高田エージ劇場。
縦べぇをブっ叩き過ぎて、終演後は右手の人差し指と中指が親指くらい腫れてゐた。それくらいキアイの入ったライヴだった。
素晴らしいライヴだった。

帰りがけにしーなさんとも話したが、自分たちの音楽を演るでも、唄うでもなく、それでゐて此処まで演奏者(バック)を思ふ存分跳ばせてくれ、なをかつそれを完全に抑え切って高田エージの色に染めてしまふエージさんのカリスマを、改めて再認識した。

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自分的にも、最初から最後まで縦べぇ壱本で弾き切ったライヴは初めてで、これはこれでイケる、とこれも再認識。

5月21日(日)---------------------

昨日は「呼ばれてないなーズ」としての参加ではあったが、けふは正式に高田エージ&しーなとシュウとして、「芸北オークガーデン」に登場。

昨日けふと、エージさんの宿泊含めて裏方の仕事は、すべて芸北正直村コネクション、とも云ふべき「チーム・yujin」が担当してくれており、そのスタッフ含めて昨日とほぼ同じ面子での行動なので、「なんかツアーみたいで良いね」と云ふ話し。三々五々 集まって来た面子が、腰をイワしてゐるワシをカヴァーし、てきぱきと働いてくれる。本当に感謝。

皆で風呂に入ったり(あ、男女は別ね)、飯喰ったりしながら、徐々にライヴの体裁が整い、お客さんも集まり、いざ本番!。

けふはまづしーシュがふたりで演り、そこにてっちゃん入れてトリオ、エージさんを呼んで4人で壱曲。これで前半を終了し、後半はまづエージさんのソロ、弐曲目から「呼ばれてないナーズ」でサポート。3曲目以降はしーなさんも入り、それ以後づっと4人でのステージ。

この流れはなかなか功を奏したやうで、昨日にもまして見事なアガりっぷり。初めてのお客さん(エージさんは此処は初)も、最後には大合唱に加わってゐる、と云ふいつもの高田エージ劇場の完成だ。そして大ラスはチーム・yujinのメンバーも加わっての大所帯バンドとなって大団円。
昨日に引き続き、素晴らしいライヴとなった。

けふは打ち上げがまた濃ゆくて、チーム・yujinの拠点でもある「サティ庵」にて酒を酌み交わしつつ、また唄う人々。普段ほとんど飲まぬエージさんも、珍しく日本酒を嗜んでゐて、まるで花見宴会のやうに小皿叩いて盛り上がる狂宴!(笑)。
ワシもギター弾いたり鍵盤弾いたりベース弾いたり、色々演った様子。まるでもぅ壱本ライヴを演ったかのやうな狂宴は、果てしなく3時まで続いたのであった。
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5月22日(月)-----------------

スタッフ全員がオークガーデンに宿泊し、気怠い朝メシ。
みんな抜け殻のやうになってゐるが、ワシ以外は全員、昼からお仕事なのださう。うへぇ〜〜〜、頭が下がるな。
まぁワシは「仕事がない」と云ふだけの話しなんだが・・・・。

月曜日の朝、気持ちの良い高原の午前をてんでに過ごし、三々五々、下界へ。それぞれの世界へ。

いや〜〜〜、この週末二日、この好ましい人たちの間に身を置かせてもらひ、「高田エージ・ウィークエンド」とも云ふべき時間を過ごしたが、ホンマに素晴らしい時間であった。この、50も最初に差し掛かった人生のこの時期に、この人々と出会え、良き関係を築けた事は、本当に本当に僥倖、とも云へる。

心よりの感謝を抱きつつ、エージさんには更なる良き旅を、チームyujinのメンバーには近々の再会を切に願ふ。
ありがとう!。

5月23日(火)----------------

けふはぱんぱかトリオのライヴ、「酒遊探訪」シリーズの第二段。
今回の酒どころは、ワシ的にはもぅ数十年来、行きつけの飲み屋として馴染みのkobaである。

主に即興系で、ワシは何度もライヴを演ってゐるが、ぱんぱかトリオでは初めて。狭い場所に上手く機材をレイアウトして臨む。ワシは此処んところのマイブームで縦べぇ使ふものかどーか悩んだが、まぁ取り回しの便宜で「ぱんぱかベース」にする事に。

訊けば此処んところkobaは外国人旅行者の間で、かなりアツいブームとなってゐる店のやうで、毎日入り切れぬくらいの旅行者で賑わってゐる、といふ。広島を訪れる外国人が増えた、と云ふこともあらうが、さういふヒトたちの間で交わされる情報で、壱度「良い店だ」と云ふ噂が流れたら、一気に「さういふ店」となるさうな。
壱時期のMAC(昨年6月に閉店)がさうであったやうに・・・。

けふもライヴ開始時間には、店の八割以上が外国人、といふ状態。訊ねたところ、フランス、メキシコ、カナダ、スペイン、イギリス、と多国籍な顔ぶれ。さーこの中でぱんぱかトリオ、どのやうな事が出来ますやら・・。

これがしーシュであらば、MCを一切省き、変拍子のアグレッシヴ・キメ系で攻め立てるところだが、カワちゃんもそこは百戦錬磨。さすがの包容力で柔らかくお客を惹き付け、言葉の分からぬ人種相手に、なんといつも通りの大合唱をやらせてしまふのだから恐れ入る。スゴイ男だ。

終わってみるとたいそう盛り上がり、まるで異国の地でライヴ演ったかのやうなかんぢだった。
実際、30余名ちぅ28人が外国人だった訳で、こは、「異国の地で演奏したバルに日本人観光客が二人居た」といふ事と同義ではないか?といふ・・・・。

ただまぁ、観光客たぁ云へ、皆そこそこ ビンボーな旅人たちなので、投げ銭の入りは・・・・・。
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5月24日(水)-------------------

気付けばライヴの続く日々で、よく充実してゐる。
だが、去年までのペースに比ぶれば、今年は明らかにユルいペースで、この先も、レギュラーで入ってゐる現場が終了する予定もある。

ますます自分でナニカを切り開いて行かねばならぬのだが、ワシの場合、これまで「切り開こう」と打ち立てた企画がことごとく失敗に終わっており、こはやはり自分には向いてないのでは?と云ふ思ひに囚われつつあるのも確か。

なんぢゃらコンサル、みたいなものを受けたらどーにかなるものなんだらうかねぇ・・・?

5月25日(木)-----------------

ちょいと訳あって、キリンジの「エイリアンズ」と云ふ曲を聴く。これをギターで演奏する機会があるので。
これがなかなか良くて、此処ん処づっと鼻歌で唄ってゐる。
ワシが好きな「都市感覚を唄う」といふタイプの曲なのだが、これもぅ10年以上前の曲なのださう。

こんな佳曲を今まで知らんかったのは、ひとえに「キリンジ」といふ名前のせいでもある。
同じやうに「個部苦路」とか「素器間須一致」とか「湯図」とか「氏時身時留」とか、カタカナのネーミングで割とつまらんのを演るバンドが多かったからだ。同じやうな感覚で、同じやうにつまらんバンドなのだ、と云はば「食わず嫌い」をしてしまってゐた、といふ訳やね。

食わず嫌いはイカン。
ちなみに上記に挙げたいくつかのバンドは、食わず嫌い、て訳ではなく、ちょっと齧ったら腐ってゐた、といふものね。

5月26日(金)--------------------

WADAバンドその他「ギタリスト」としての活動を、すべてガットギターで遂行する、と決めたので、ゴダンのアーチトップを使ふ機会がなくなった。
それではギターが不憫なので、これを完全に「バリトン・ギター」として使ふ事にしてみる。

ホンマはちゃんとバリトンの弦を張るべきなのだが、けふの処はまァそこまで云はんと、本来の調弦を下げてみた。元々ワシは、全音下げで弾いてゐたので、そっからさらに全音と半、下げる事になる。
下からB E A D F# Bとなり、通常の感覚でEmを弾けばそはBm。通常のEmが欲しければAmを弾けば良い、といふ、サックスの演奏にも似た「瞬間トランスポーズ」を要する。
当然ながらテンションはべろんべろん。これ歪ませてザクザク弾いたらさぞかし「Dethな音」になるんだらうねぇ。

しかしワシはDeth系を演る訳ではなく、これで如何に弾き語りするか。
でろんでろんの弦は、ちょいと強めにピッキングすると派手にアタックが出るので、ある意味ガット弦に近いニュアンスが出せたりす。なかなかオモロい。

大阪にカエターノ・ヴェローゾを観に行ったとき、サイドでギターを弾いてゐたカルリーニョス・セッチコルダス(7弦のカルリーニョス)は、その名の通り7弦ギターを巧みに操り、ぢつに見事な低音をホールに響かせてゐたなぁ。音的には、あれと同じ音域のハズだが・・・・。

しかし楽器の名前・・・弦の数が『通り名』になるたぁ、なかなかカッコいいね。
ワシも『シュウ・クアトロ コルダス(4弦のシュウ)』と名乗ろうかな。あ!「スージー・クアトロ」ってさういふ事なのかな!?。
C3GmrXAVMAEowaq.jpg 懐かしのスージー・クアトロ姐さん。

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プロフィール

梶山シュウ

Author:梶山シュウ
旅するのらくら電気ベース弾き語りスト。
おもに、えせニック歌謡デュオ「しーなとシュウ」で活躍。
500年生きてゐる、といふ噂もある。

音楽と映画と本、少しの酒とツマミ、たっぷりの空き時間 をこよなく愛する中年男。

http://www.kajiyamashu.com

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