思ひは常に別の場所にあって

8月25日(金)--------------

我らが愛する長門は向津具(ムカツクと読む)のライヴスポット「パタ屋」に、仲間を連れてって感謝祭をやる、といふ企画の、もぅだいぶ久しぶりの企画。

前は九州とか下関とか、さういふ近辺の仲間を集めたものだが、今回連れてゆくのは広島から、Honeysの面々。みなえー歳の人たちばかりで、まぁ「大人の修学旅行」だな。
パーカスのてっちゃんなど『楽しみすぎて死にさうな』とまで云ふくらい、皆楽しみにこれに向けたリハをしてくれてるさうな。

その皆を、しっかり出迎えるために、しーシュは前入り。
仕事を終えた足で長門へGO。

夜の行程であることと、ワシにしては飛ばしたこと、一度も休憩を入れずに走り続けたこと、などから 思ったより早く、約3時間。日付が変わるまでにパタ屋に到着。
パタ屋オーナーヒナ兄こと島田さんに出迎えられ、まづは前入りの乾杯で、明日に備える。

8月26日(土)パタ屋感謝祭---------------

パタ屋の朝。
けふのメンツの中に、ワシも含めて雨男が多数存在す、といふ事からも、悪天候だけはカンベンを・・・と祈ってゐたが、願いが通じ、晴天の向津具。

朝8時に、(広島を)出発〜、といふ連絡が入っており、まぁ昼には来るか、と思ってゆっくり準備を進めてゐたら、昼前には順次到着。計10名の男女が4台の車に分乗し、向津具に揃った。

みな、芸北は「正直村」に関わる人たちなので、かういふ事にたいへん慣れており、せっせと準備を始める彼ら。こらぁワシらが心配することなんぞ何もなかったな、と思ひつつ、到着の乾杯したり、バーベQしたり・・・。

あまりに気持ちの良い天気で、「海にゆくか」といふ話となる。
パタ屋は母屋のすぐ下が油谷湾となっており、海水浴には向かぬが足を浸したり、くらいは出来る浜辺がある。

そこにみんなを案内する。
したらリーダーのフクちゃんが裸になって泳ぎ始め、それを皮切りに海水浴が始まった。この会の男どもは、人前で全裸になる事になんのためらいも持っておらず、そこらへんに生えてゐるワカメを腰に巻いただけの姿で(笑)泳ぐ泳ぐ。
ワシも負けじと(さすがに全裸にはならなんだが)泳ぐ泳ぐ。

ワシは3年前の島根県は折居の海岸、以来の海水浴。
だが他のみんなは10年ぶり、とか、そんな事を云ってたので、まだワシなんぞでも海には来てる方なのだな・・・。

よぅ遊んだ日中だが、けふの本チャンは夜のライヴ。
そこはビシと演りますぇ。
いつもPAを引き受けてくれる地元ミュージシャンのヤっちゃんの手並みにも助けられ、ワシらHoneysともに良いライヴができた。

けふはワシらが「ホスト役」として進めはしたが、途中からもぅふたチームが合体したままで、ライヴを進めた。地元のお客さんはやや少なめだったが、ライヴはよぅ盛り上がり、ワシらも満足。Honeysのメンバーもすっかりパタ屋を気に入り、フクちゃんは『ムカつくほど気に入ったぜ〜!』とMC(笑)。
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終演後は厨房を借りて、セルフ打ち上げ。
居酒屋椎修は揃ってゐるし、てっちゃんはもと本職、女性陣はもとより主婦だし、みーんな料理好き。
「こんなに食えんぞ」といふくらいテーブルいっぱいの料理を拵え、ナゴやかに打ち上げ。みんなホンマに楽しさう。
ここを紹介できてよかった。

ヒナ兄も喜んでくれてゐた。これで繋がった縁が、また次の縁に繋がってゆく事を祈る。そして、ここ長門にこんな素敵な場所がある、といふ事を、少しでも多くの人に知ってもらへれば、それぁもぅIt's OKよ。

8月27日(日)-----------------

珍しく8時半くらいまで爆睡。

それでもまぁ8時半やから・・と思ってロビィに行くと、もぅワシとしーなさん以外の全員が揃ってゐて、すでに朝飯を喰ひ終わってゐる!。昨日あんだけ呑んだのに!。さすが日頃はカタギの仕事に就いてゐる面々だ。遊びは徹底的に遊び、酔っ払ってもキチっと起きて行動する。元気だな〜みんな・・・。

けふは撤収の日だが、この際この辺りの名所に、みんなを案内する。
千畳敷、棚田、湯本温泉、よく晴れ渡り、絶好の観光日和。てっちゃん、この行楽が終わる事を心底悲しんでゐて、ハラの具合まで悪くなって来た、とか(笑)。

適当な峠の食堂で、最後の全員飯を喰ひ、そこで解散。
各自車の性能に合わせたペースで、それぞれの地元に帰って行った。ワシらは睡魔に負け、途中のSAで30分くらい仮眠したのだが、同じ頃同じSAでてっちゃんも爆睡してゐたらしひ(笑)。

ホンマに楽しかった 夏の最後の壱日が、終わってほしくない壱日が、終わった。
みなさん、お疲れ様でした。
ありがとう。
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8月28日(月)---------------

昨日、行楽の帰りにスケヂュール表を開いてみて、けふが休みである事を知った。
「えぇねぇ」と云はれたが、ワシの場合「休み」は「仕事がない」といふ意味を持つ。えぇことはない。

だがまぁ、何もない日はホンマに久しぶりなので、逆にかういふ日は『音楽家たる壱日』にせん、とす。

まづ自宅にてベースの練習を壱時間。そいからサイクリングを兼ねてスタヂヲまでチャリで行き、ギターで2時間歌い込み。38歳の誕生日に当時のバンド仲間から贈ってもらったディジュリドゥを、しばらく前からスタヂヲに放置してゐて、フとその気になって吹いてみたら、全然吹けなくなってゐて驚愕。

これも時折でも練習しておかんと駄目だな、と思ふ。んで、けふとりあへず10分間、吹き続けやう、と思ひ、タイマーをセットしてブゴブゴ演りはじめたのだが、9分くらいでもぅまったく音が出せんくなった。唇も腹筋もヤワになってしまったものだ。こんなんぢゃイカンなぁ。

まだ日は高かったので、ツイデに音楽家らしく、と久々に大手のCDショップに寄る。
大方の予想通り、ここにワシの探すものはない、といふことが分かっただけだった。

まぁ、そのやうに「音楽家たる休み」の壱日であった。かういふ日も良い。

8月29日(火)--------------

昨日、久々にCD屋に寄って、まぁJ-popはもちろん、海外ものでさえ『今流行ってゐるもの』に何の触手も動かぬ自分を感じた訳だが、そは「ジャズ」のコーナーにしても同じで、昨今「ジャズ」と呼ばれ人気を博してゐるらしひ「ジャズ」に、どーにもノレぬ自分を感じてゐる。

オールド・スタイルのものが良い、とか、ビ・バップにつひて語れる、ほどジャズを聴いてゐる訳でもないのだが、昨今ジャズと呼ばれてゐるそれには、あまりに「メロディがない」と思ふのだ。

本来、ジャズといふ音楽には、その後「スタンダード」と呼ばれるやうになるほど、キャッチーで美しい「メロディ」があったはずなのだ。そのメロディあってこその「アドリヴ」であり、「セッション」であったハズなのに、昨今 巷に溢れる「新世代のジャズ」は完全にリフ主体の音楽・・・よぅはアイディア先行の音楽になってしまってゐる気がしてならぬ。

ビヂュアル系ロック、と呼ばれたあれらが、ワシからすれば『フォーク・ソングをサイケなサウンドで演ってるだけ』にしか思へなんだ、あの現象と同じものを感じてゐる。

Long live Rock'n roll. ロックンロールよ永遠なれ。

8月30日(水)----------------
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ぱんぱかトリオのレコーディングが始まる。

今年に入ってこのトリオに燃えてゐるカワちゃん。ぜひ音を残したい、といふ事でのレコーディングで、ワシがセイントルイズ・スタジオを紹介した。セイントルイズは云ふまでもなく、しーシュの3作目以降全てを録ってゐるところ。ツイこないだもセルフカヴァー集「おかわり」のレコーディングをしたばかり。

オペのカズイは、ワシらがバックを務めるカワちゃんといふ男が、どんな音楽を演るのか全く知らぬままの初日で、まづはその音楽性の違いに面食らってゐた(笑)。

ライヴの場数は踏んでゐるカワちゃんだが、レコーディングに関しては、ワシらしーシュの方がはるかに修羅場を潜ってゐる。ので、その辺はリードするやうな気持ちでサクサク録ってゆく。声の調子や、歌い回しのコツなど、差し出がましくはあったが、少しづつアドヴァイスも与えながら、結局しーシュのパートはあっと云ふ間に進んでしまひ、初日終了。

軽い打ち上げをしたが、その席でカワちゃんが本格的なバンドのレコーディングは今回が初めてだと知る。
てっきり、何度か経験した上で、なにか具体的なビジョンがあってのレコーディングだと思ってゐたのだが、そんならさうと始めから云ってくれてれば、もっとディレクションできたのに、と。

まぁ、ライヴっぽいかんぢで録りたい、といふカワちゃんの気概はわかる。
明日はそこを見据えて仕上げに向けて走らねば、ね。

8月31日(木)-----------------

ぱんぱかトリオレコーディング二日め。

昨日大部分あと回しになってゐた、カワちゃんの歌を本格的に録って行く。

カワちゃん、自分でチャート表のやうなものを作ってきてゐて、録音が完了したパートから「はなまる」を書いて行く、といふ事をやってゐたが、気づけば自分のパートのところにはなまるがあまり咲いてないことに焦ってゐる。

しかしそこはまぁ流石のカワちゃん。迷いながらも着々とこなして行き、夕方には全録音をコンプリート。
けふは本来ワシはレッスンのために途中退席をせねばならん予定だったのだが、生徒から休みの連絡があり、最後まで付き合えたのはよかった。カワちゃん、満足できるものが録れたかな?。少しはお役に立てたのなら嬉しいが。

レコーディング、といへばこれはぜひ書いておきたいのだが、以前、とある人気アーティストから、アルバムのプロデュースを依頼された事があった。よぅやくワシもその方面で必要とされるやうになったか、と喜んで準備して待ってゐたら、いつの間にか別人のプロデュースで作品が発表されてゐた。これがまたあまりよろしくないシロモノで、なんでワシにやらせんかったのか?と、ぢつは未だに疑問に思ってゐることなのである。

彼らの間に、なにがあったのかは知らん。
あの約束はなんだったのか?。採用されたプロデューサーとワシの差異はなんだったのか?。

まぁ、さういふ星の元に生まれてゐるやうだから、仕方ないか。

9月1日(金)----------------

9月になった。

一昨日くらいから、夜の風がいっきに涼しくなった感があり、秋の到来を予感させてゐた。
けふなんぞ完全に「秋の空」で、あぁワシの好きな季節が来たな、と、清々しく思ふ。

外装工事のためにアパートを覆ってゐた忌々しい布も、けふあたりからよぅやく撤去の兆しあり、一ヶ月ぶりの「なまの空」が見れるやうになる・・・のか?。
ホンマのところ、こんだけ暑い晴天の日々が続いてゐるのに、なにが悲しぅて洗濯物を干せず、毎日コインランドリに行かねばならんのか・・・?。この不条理を、たれに訴えれば良いものか悩んでゐた。
それもよぅやく終わるやうだ。

明日からツアーにて、しーシュの最終リハ。
夏の間なにやら忙しく、新曲の練り上げがまったく進んでなかったしーシュ。
譜面を見ながら でも良いので、このツアーでお披露目しやう、といふ事にして、さういふ練習も。

なんか全然レッスンをしてないやうな気がする。
実際、今週のレッスンは火曜日と木曜日のみで、しかも木曜日は欠席が多かったので、ほとんど稼働してないに等しい。
レコーディングとリハばかりの毎日であった。

よーするに今週は「生産性のない」壱週間だった、と。
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