FC2ブログ

旅日記含ム:象の行方

4月20日(金)週末ツアー@岡山MO:GLA --------

30743770_1744481285630798_1916128362653286400_n.jpg
先週、ソロの週末ツアーで津山へ出向いたばかりだが、今週の週末ツアーはしーシュで岡山。
津山も含めてこの頃 ご縁の増えた隣県である。

岡山の老舗ライヴハウスMO:GLAは、今現在のワシらが懇意にする全国のハコの中で、松坂のMAXAと並んで、いちばん「ライヴハウス然とした」ハコである。広いステージとしっかりした音響。
ちぃさいハコが好きなワシらだが、かういふところでのライヴもしっかりとこなしておかねば、いづれ来たる武道館公演に対応できなくな

けふは対バンがオモロかった。
二組、といふかふたり、といふか、mushimaR今井柊希、といふそれぞれソロのシンガーが務めてくれたのだが、このふたりが似てゐる。ただ似てゐるだけならナンチャないのだが、なんとこの柊希くんといふのが、まだ高校生(見た目は中学生にも)。十分年齢のイってるmushimaRくんと柊希くんの歌が絶妙に「似てゐて」しかもそれは、「なんかシブい」といふ(笑)。

いづれにせよ、昨今流行りの、ネチャネチャとソフトな男のヴォイスが生理的に駄目なワシには、この二人のややハスキーな低めの歌声、ぢつに心地よかった。ただまぁ、OAとは云へ、地元なんだからもぅちょっとくらいお客さん呼んでくれてもバチは当たらんぞ、とも・・。

打ち上げにはラッシュ・ミュージック・アカデミーの「みじぃ」こと水本 和秀氏も仕事を終えた足で顔を出してくれ、抱腹絶倒の話術に引き込まれる。11月の再来訪もその場で決まり、「近くて遠い隣県」だった岡山と、また一歩お近づきになれた気はす。

4月21日(土)週末ツアー@大阪 関目 我らの家 --------

岡山から大阪へ。

無性に「カレーライス」が喰ひたくなる。インドカリーではなく、欧風のカレー。
ワシは主に日頃からインド式のカリーを食することが多いのだが、こんな時もある。心の(ハラの)声に従う。
したら、大阪は京橋の駅前の商店街に、なんともエェかんぢのカレー屋さんがあり、ここのカレーライスが絶品だった、といふ・・。さすが大阪!と唸らしめるその実力。

カレーに満足し、関目へ。
昨年末に来た時は「椎名まさ子のソロ」に、店のスタッフとして参加す、といふ形だったな、と思ひ。
しーシュでは去年の9月以来となる。

大将:ゴンスケさん曰く「けふはいつもの常連が5〜6人欠席」といふ事らしひが、それでも満員となる店内。顔馴染の人、初めての人、あら?横浜で見た顔もあるぞ(笑)。ありがたい。

けふの関目は「薬研堀夜市」の内容を踏襲。
日頃広島で演ってるかんぢ・・やや毛色の変わったリキまぬナンバーを中心に構成。カヴァーも大幅に取り入れ、朗読コーナーも設ける。したら いつもはグァっと盛り上がる関目のお客さんも、広島の客層のやうにぢぃ〜〜〜っと見入るかんぢになった(笑)。すっげぇいいかんぢ。
『けふは静かな焔 燃ゆ、といふかんぢでしたね』とMCしたところ、お客さんの多くもさう思ってゐたやうで、これまでのしーシュでベストだった、といふ声も頂いた。

なるほどウチの良さはさういふ処にあるのだ、と再認識。恐れずにこの路線を行けば良いのだ、とも。
31131175_1746571912088402_5282128600856788992_n.jpg

打ち上げでは何故か、といふか必然に、といふか、しーなさんの美脚を巡ってのエロ話に、老若男女問わず花が咲く。
「ふたりが黒い服なのでme to 運動に賛同して、の事かと思った」と云はれたが、その運動のことを知らぬワシであった。
まぁ、人前に立って「魅せる」仕事に、セクハラといふ観念はなかなか同居しにくいものである。

4月22日(日)週末ツアー@大阪 なんばパーカホリック --------

けふは浪速のカワイイ妹分 清水明日香との2マンで千秋楽。
去年の今頃は、奈良の奥の奥の秘境のやうなところで3人で一緒に演ったのだ。あの後も広島に来てくれたり、年始には刈谷で会ったり、えぇかんぢの交流が続いてゐる。3人で話せばもぅシャレと冗談の応酬で、ホンマに楽しいのだ。

けふは今ツアー中 唯一の「生ピヤノ」の会場。
アップライトではあるが、フタを全撤去されたピヤノの鳴ること鳴ること。むしろベースが負けてる気がする(笑)。

パーホリは明日香のホームグランドでもある。
けふはとみにリラックスして歌ってゐるやうに見えた。そこにワシが入ってデュオで演った2曲は、今回とくに珠玉の出来だったやうにも思ふ。しーなさんが冗談交じりに『私、おぢゃまだったかしら?』と云ったほどに(笑)。

3人でのコラボも、もぅ慣れたもん。自在にコーラスを効かせ、ハモる男女3人。なかなか他には居ないトリオだと思ふ。明日香はジャズやソウルもやってゐるので、即興的な対応も見事。この3人でツアーに出たいほどの出来であった。
o1079108014176227973.jpg

3人でがっつり打ち上げを、と思ってゐたら明日香はケツカッチンらしく、仕方なくしーシュで打ち上げ。
せっかくなので、前から目をつけてゐた「ロブスター専門店」に行く。デカいロブスターを自分の手で(マジックハンドで)捕らえ、調理してもらふ、といふお店。

ばたばた暴れる甲殻類を必死で捕まえ、やがてそれは見事な料理となって現れる。いのちをいただく。殻の内側もしゃぶり足の一本一本カラになるまで吸い尽くす。

4月23日(月)帰広 --------

ゆんべ夜中にたいへんな胸焼けに苦しんだ。

「ロブスターの呪いかっ?」と思ふも、ここでもし吐いたりなどしたら、あの時ワシがこの手で選び、屠ったあの巨大な甲殻類に、なにも報いれないではないか。ヤツの死を無駄にする訳にはいかん、と思ひ、耐える。
幸い夜中過ぎには落ち着き、ちゃんと胃の腑に収まったやうだ。我が血肉になってこの身体を巡ってくれ。

さて、帰ります。

ここ数回、ツアー帰りにえらいこと疲れてゐる、といふ事が増えたやうに思ふ。
週末、週末で旅が続いてるから、まぁそれぞれの疲れが抜けぬうちに次の旅、となって、事実疲れてゐるのだらう。
情けないが、まぁ若い頃のやうには行かん。

前にゲージツ家のクマさんこと篠原 勝之氏が、中国で巨大なオブジェを作るために、ほぼ不眠不休で作業に没し疲れ果てた頃に、なにやら現地で調達した、いかにも効きさうな、しかし十二分に怪しい、鹿の糞のやうな「丸薬」を貪り喰ふシーンを見た事があるのだが、あぁいふの、ないかね?。

まぁ、ワシは家に直帰だが、しーなさんは広島に帰るなりその足で仕事に行く訳なので、ワシが疲れたなどとは云っておれぬ。てゆーか、たれかしーなさんに休みを与えてあげてください。

4月24日(火)--------

ワシも忙しい。
けふは向原までの出張レッスンと、五日市での楽器店レッスンのはしご。広島の西と東の果てを行き来する。
旅の間に 注文してゐた本が届いてゐて、レッスンの合間に読むべ、と思ってゐたが、その「合間」はなかった。

それもだが、明日はワシのソロ。隔月定例企画「吟」のライヴである。
その準備もせねばならんのだが、それはもぅ諦めて、練習はおろか構成を練ることもせずにおくことにす。

4月25日(水)隔月ソロ企画「吟」第二回@ふらんす座 --------

そのソロである。

今回はこないだのツアーで使ったシステム=ベース、ギター、カリンバをミキサーに集め、ループにセンドした上でアンプにリターンさせる、のを踏襲。まだ結線に慣れておらず、セッティングしながら「えーと」と考へる事も多いのだが、近々のソロは全部この形で演ってみやうと思ってゐる。めんどくさいけどね・・。

一回目は、まぁ宣伝も仰々しく打ち、物珍しさと、改めてのワシのソロ、といふ事で、補助椅子も出る大入り満員となったが、果たしてけふは!?。

開演時間にはそこそこ満員でホっとす。
相変わらず静かなお客さんたちだが、そこを気にせぬやうにしながら、まづは即興を紡いで行く。
けふはベースもギターも、割りと思ふやうに操れた。そのぶん 声の出がイマイチで、リハではよぅ伸びたのに本番ではなんかつっかえるかんぢが、結局最後まで取れなんだ。・・・なんだらうね?。

IMG_2352.jpg
何度もソロを見てくれてゐるお客さんから、割とこれまででベストな出来だった、と意見をいただく。よかった。

庄原〜津山、のひとりツアーを経て、まぁ自分的に新しいソロの形、といふものは見えて来た気はす。今はそれを演るのみ。考へてみればあれは確か2006年、何かに急き立てられるやうにソロを打ち、「独りで演る」事にこだわったあの一年。その後 しーシュが定型化し、自分的にソロに飽き、それでもちょいちょい企画を打ち、イベントに出て、曲も作り・・・。

「ベーシストとしての梶山シュウ」を求められる事がなくなって来た今こそ、ソロの重要性を再認識する時だ、との思ひで色々とやり始めた今年である。まぁ、どーなって行くんだらうねぇ。楽しみでもあり・・・。

満場のお客さんに、ありがとう!。
隔月ソロ定例会「吟」。第三回は6月27日(水)です。

4月26日(木)--------

ここん処、2019年封切り予定の映画「モータル・エンジン」の原作、フィリップ・リーヴ著「移動都市」といふのを読んでゐる。かういふ活劇もの、しかも洋文学を読むことはあんまりないのだが、これはオモロい。訳が良いのだらうたいへんテンポがあり、読みやすい。

しかし思ふに、このテの壮大な世界観を擁するSF物語は、やはり大陸に生まれ育った感性から生まれるのではないか?、と云ふこと・・。賢しらに語れるほどSFを読んでゐる訳ではないが、日本といふ狭い島国で育つ世界観は、空想世界と云へどもやはり島国的な・・・・、

と賢しらに語るつもりでゐたら、この「移動都市」の著者フィリップ・リーヴも、あと、壮大、と云へばこれほど壮大な世界観設定もないくらい壮大な、ワシの大好きな「地球の長い午後」を書いたブライアン・オールディスも、『島国』イギリスの作家だって「あ"ら”ぁ!?」みたいな・・・。

4月27日(金)--------

ウチの近所にあって、今どき珍しい個人で経営してゐる薬局=町のくすり屋さん、が旅に出てゐる間に閉店してゐた。
近所に大手のドラッグストアが進出して来たのが、やはり痛手となったのであらうか?。近々閉める事になった、とは聞いてゐたのだが、最後の挨拶ができずに残念。

全国的にも大資本のストアばかりが展開してゐて、まぁあれはあれで確かに安くて便利なのだが、かういふ個人店でしか味わえぬコミニュケーションもある。事実ここの店主とはよく立ち話もしたし、ワシの旅の話なども楽しさうに聞いてくれてゐた。「大手が悪い」といふ訳ではない。問題の深さは他にあるのだ。

店主の今後に幸多からむ事を祈らずにはおれない。
どぅか、幾久しく お健やかで。

しかし、ちょいと風邪薬、とか、いま胃薬が・・・、みたいな時に重宝してゐたし、なによりここで養命酒を買うのがワシのルートだった。今後どこで買うのが良いんだらうねぇ?。

DbTIavpVMAAuWUp-1.jpg
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

梶山シュウ

Author:梶山シュウ
旅するのらくら電気ベース弾き語りスト。
おもに、えせニック歌謡デュオ「しーなとシュウ」で活躍。
500年生きてゐる、といふ噂もある。

音楽と映画と本、少しの酒とツマミ、たっぷりの空き時間 をこよなく愛する中年男。

https://kajiyamashu.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR