FC2ブログ

しはすはすすむ

48356382_2069436059801984_3867696261402460160_n.jpg
12月14日(金)しーシュレコ発ツアー初段@パーカホリック/w 城領明子 -------

年内は微妙?と思はれてゐた新作「小鉢:其の4」が届いた。
それを持っての旅 第一弾は大阪二連チャンとなる。まづは、すっかりお馴染みとなったなんばはパーカホリックにて、女性ピヤノ弾き語り 城領明子ちゃんとのカップリング。

明子ちゃんは、しーなさんとは縁があり、なんとあのカシラとのデュオで広島にて共演した事があるのださう。以前よりしーなさんから『良いよ』と聞いてをり、しかしワシは初対面にて、どーなるやら、との思ひもまた楽しみであった。
ワシは何故か(てゆーか当然か?)初対面の女性アーティストに、極端に警戒されるか、えらい気に入られるかのどっちかなので・・・。

相変わらずの心斎橋の狂った喧騒を抜け、パーカホリックに着くと、明子ちゃんは既に来てゐてリハ中であった。
ワシが見てゐた写真や作品から受ける印象よりだいぶボーイッシュな女性。サバサバした物腰からも、宝塚の男性役みたい、と云ふと失礼なのかな?(笑)。さういふ印象を受ける。

明子ちゃんは、ワシの上を往く「直感型プレイヤー」であり、その感性で作られた楽曲を、しーシュがアナライズ&サポートす、といふ形でコラボしてみる。またさういふ事を喜んでくれるタイプのひとで、楽しさうに歌い上げてくれた。パーホリは、全国でも珍しい「ピヤノが二台置いてある」箱なので、それを活かさぬ手はあるまい、と、しーシュ史上初めて「ツイン・ピアノによるコラボ」も実現。

しーシュ単体でのステージもえぇかんぢ。たいへんたいへん珍しいことに、完成後何年にもわたって演奏され、得意ナンバーの筆頭ですらある『亀の庭』で、五拍子を見失う、といふトラブルが起きた。まぁコアなファン以外(さういふファンしか居らぬが)気づかぬ程度のミスですがね・・・・。

明子ちゃんは、明日やはりこの近くの場所で共演する、清水明日香の「マブダチ」ださうで、終演後 お店に残ってその辺の話をす。数々の爆笑エピソードからも、ふたりがあけすけにプライヴェートを語り合える親友同士であることが察せられ、微笑ましい。

明日も楽しみだ。明子ちゃん、ありがとう。

12月15日(土)しーシュレコ発ツアー二段め@大きな輪/w 清水明日香 ------

48281502_2070928982986025_2289069138993217536_n.jpg
昨日に引き続き大阪。しかも昨日のパーホリとも近い場所らしひ。マスター同士も友好な関係にあるやうで、パーホリマスターのタケシくんから『よろしくお伝えください』と伝言できる素晴らしさ。

さてけふのホスト(ホステス?)は、もぅ何度も共演してゐる なにわの妹分 清水明日香
明日香はけふのライヴを「クリスマスコンサート」として企画してくれてをり、けふのコラボはその流れで選曲。もともとこの3人で演るときは、意外なカヴァーもよく演ってゐるので、そこはお手のモン。

お客さんも明日香すじの ノリの良いご婦人など多く、よぅ盛り上がった。明日香とワシがデュオで演る局面では、もぅ何度も演ってゐる曲だけに、完成度が極限まで高まってゐて、明日香からも「これはもぅ二人の曲ですね」とお墨付きをいただくほどに。

けふはピヤノは電子だったが、ベーアンがとても良い古い真空管のアンプで、これがたまらんえぇ音であった。かういふの使うとやっぱり「あぁ古いアンプって良いなぁ」と思ってしまふ。「所有」するには仲々大変なのだけど・・・。

打ち上げはお好み焼き。『広島の人には・・』と謙遜してくれるが、ワシらどっちのお好み焼きも大好物。どちらも美味しく頂きまっせ!。と云ふことで、他のツマミも瓶出しのマッコリも美味く、久々に「ツアー中の喰ひ過ぎ」をやらかしてしまふワシであった。

明日香、ありがとう。

12月16日(日)正しいロックンロールの証vol 4@松阪MAXA ------
48393993_2071173902961533_2122342270953848832_n.jpg

さて、早いうちから大阪を旅立つ我ら。
向かふは松阪。4年ぶりのMAXAは「正しいロックンロールの証」である。

これ、もとはマクサの忘年会行事「正しいロックンロールの調べ」といふ、全国から旅のミュージシャンが集まる一大イベントだった。ご縁を頂き長きにわたって出演させていただいておったのだが、2014年の第20回をもってイベントが終了。以後は地元のミュージシャンを中心とした「証」として再出発してゐたさうな。

その4回目にしてよぅやく声をかけて頂き、今回の出演に相成った。嬉しい!。

このイベントでした会わないミュージシャンも多く、また元を返せばりぶさん富安秀行さんなど、ここで知り合って以後の交遊に繋がった人も多いのだ。会場のアチコテで『おぉ!久しぶり!』とか『元気だった?』と声を掛け合う音仲間。良いモンだ。本当に良いモンだ。

イベントタイトルが表すほどには「ロッケンロール!」なかんぢでもないのだが、それでも ウチが「浮いた存在」であることはおぉいに察して頂けるであらう。まぁその場違いなニッチを自分らで充分に認識しながら、怯まずに演る。デカいステージなので、ベースの打撃音ひとつにしても気持ち良い。久しぶりのワシらを待ってくれてゐたファンもそこそこにはゐて、しーなさんなど終演後は「写真責め」に会ってゐたらしひ(笑)。

出演者全員ステージに上がって、のフィナーレも素晴らしく、ワシは なんと、あの、寺岡信芳さん・・・・あのアナーキーのベーシスト、Groovinのベーシストの寺岡さん、にベースを譲ってもらって一曲弾く、といふ素晴らしさ。

ひえ〜。写真が上がってゐたので家宝にしやう。

いや〜〜〜〜、久々にここに来れて良かった、としみぢみ思へるイベントだった。ここに来れて良かった。ここに導いてくれた全てのことに、心から感謝を捧げたい。本当にありがとうございました。
48417214_2072768686135388_5622287145956802560_n.jpg

12月17日(月)--------

松阪から帰る。

この旅に出る前、日々のあまりの多忙ぶりに やや心を落ち込ませてゐたしーなさんが、この3日間ですっかり精気を取り戻した事が嬉しい。そもそもワシがこの人を誘ったときの口説き文句は『あんまり金にはならんけど、心底オモロいと思ふ経験はさせてあげれると思ふ』だった。

まぁ、嘘はついてなかった、とは思ひたい。

12月18日(火)--------

ちょいと早いが今年最後の楽器店レッスン。

今年一年で、過去最多人数から過去最小人数まで、激しい変動のあったこの会場。
来年から、担当者も変わるさうだ。ふる〜〜〜〜くからの付き合いで、個人的に二人で飲みに行ったこともある現任者が居なくなるわけだ。ますます新規の生徒獲得が難しくなるのではないか?と思ふ。まぁそれも仕方がない。

色々漏れ聞く情報によれば、来年はもっと景気が悪くなるらしひ。
今年は、割と真剣にバイトを入れねばならなんだ去年よりは仕事がうまく廻った壱年ではあったやうに思ふ。だが、それも来年はどうなるやら・・。

かういふとき必ず『この時代だからこそ攻めるチャンス!』とか鼻息の荒いのが現れるが、あーハイハイ戦ってくださいよ、としか思はぬ。

12月19日(水)隔月solo企画「吟」最終回@ふらんす座 ------

さて、今年壱年 続けて来た「吟」。
いょいょ最終回である。

隔月ではあるものの、定期的なソロを企画&敢行したのは久しぶりのことで、づっと平日開催だったわりにはコンスタントにお客さんも得て、少なくとも「あの」痛恨の企画・・・壱年ぶりのソロライヴにお客さんが3人しか来なかったライヴ・・・のトラウマを払拭できた。

だが同時に、やはりソロのライヴを打つことの限界も如実に感じた壱年ではあった。
「また演ります」とは云ったけど、多分もぅやらないと思ふ。
壱年お付き合いくださったお客さんには、心から感謝を申し上げたい。
本当にありがとうございました。

これにて『吟』・幕でございます。

12月20日(木)ぱんぱかトリオ年末大作戦@KOBA ------

今年壱年、よぅ走り続けて来たぱんぱかトリオの「演り納め」。

宣言通りけふは「あをぞう」を全編で使うパフォーマンスとす。
機材を搬入し、セッティンングして、リハ演ってるともぅお客さんが!。

前半はステージ(演者スペース)に入り込んで悪さするコドモと、それを全然注意せぬオヤがゐて、なんとも演りにくかったが、後半は純粋に音楽を楽しむお客さんのみでいっぱいになり、カワちゃんも絶好調。いいライヴだった。
あをぞうの音もバッチしで、kobaの当主ボムくんも「こない重低音出るんですねぇ」と驚いてゐる。さうなのよ出るのよ。
48373671_2359905847417150_4926026608873046016_n.jpg

考へてみれば、どんなシチュエーションでもヴァネッサ壱本で演って来た数十年を経て、特にこのぱんぱかトリオでは「ゔぃを子」「ぱん兵衛」「カラス」「縦べぇ」といろ〜んなベースを使ふやうになった。まぁ今後も色々使ってみやう。

終演後ボムくんと少し話す。
相変わらずの繁盛店で、けふもひっきりなしにお客さんが来てゐたが、オープンから16年、といふ。16年間、人気店である続ける、といふことのスゴさは、やはりこのボムくん=光行 剛といふオトコの人柄、人望に負うもの以外なにものでもない。

友人ダンサー関本麻須美ちゃんに連れて来てもらったとき、初対面だと思ってゐたボムくんと、ぢつは共演した経験があった、といふ事からワシにもお気に入りの店となり、こんなワシをいくつもクラブ・イベントに絡めてくれ、「何度も助けてもらった」と云ってくれる。
夜の街に出ぬワシだが、タマに来ればいつでも「おぉシュウさん」と気安く迎えてくれる。
ここで従業員として働いてゐた若い青年達も、それぞれ独立して良い店を持ってをり、それを我が事のやうに嬉しさうに語る。

こんな男になりたかったのだ。

12月21日(金)クリスマス・サロンコンサート@広島逓信病院 --------

Bobbysの仲間にしてワシのギックリ腰の主治医でもある、広島逓信病院・整形外科長 進藤先生の導きによる、逓信病院クリスマスコンサート、も5年目か?。

もぅすっかりお馴染みにならせて頂いたかんぢで、機材搬入からセッティングまで。
このイベント、ワシらも楽しみにしてゐて、入院患者さん達への、ささやかなプレゼントになれば良い、と思ひながらあれこれ選曲してゐる。まぁ割と毎年同じラインナップなのだが・・・。

今年は知人がタマタマ入院してゐたこともあって、その知人である 病院外からの見学者が多くゐた、といふ印象。入院患者さん達も例年になく音楽好きが集まられたやうで、終演後 本当に満足したやうな表情でそれぞれの病室に帰って行かれる姿を見送り、心から早期の快癒を祈らずにはおれなんだ。

本当に、みなさん、壱日も早い快癒をお祈りしております。

けふはワシにしてはたいへんたいへん珍しいことに、その後もレッスンが入る。ライヴを演ったあとにまでレッスンとは・・・。

その後なぜかシャックリが止まらなくなり、イラつく。
さういや30代の頃、あまりに止まらんシャックリにシビレを切らし、息を止めて横隔膜を押さえつける運動をしたところ意識を失い、便所で倒れて便器で顔面を強打し、それのせいで今もワシの鼻は軽く左に曲がってゐる、といふ話を思ひ出した。
48413259_1950812135033567_4142247244025823232_n.jpg

最後だけは立派だったと伝えてほしい

IMG_3399.jpg
12月7日(金)--------

明日の長門は向津具でのライヴのために前入りする日。
しーなさんは出発ギリギリまで仕事に追われてゐて、ワシは長門滞在中の必要なあれこれの買い出しを担当す。

夕方、広島を出発。初冬の日暮れは早く、あっといふ間に真っ暗に。
高速道路走行中はまだしも、一旦長門市に入り、向津具までの道を走り始めると、周囲は一気に原初の闇の中。
通り過ぎてるのが、森の中なのか田んぼのあぜ道なのか海っぱたなのか、目視は不可能。ヘッドライトが照らす範囲内だけが現存する世界(笑)。

投宿先の「パタ屋」が闇の中に浮かび上がった時には、毎度心底安堵するのだ。

そのパタ屋。今夜は地元青年会の会合が開かれてゐる。来年計画されてゐる「棚田祭り」の目玉商品になる「ムカツクにぎり(地元米と地元具を使ったおにぎり)」の試食会らしく、我らもその相伴にあずかる。とてもおぃしぃ。

ここ数年で若年層の移住者も増えたさうだ。またそれぞれが持ったスキルを持ち寄る場所に、どーやらパタ屋が役立ってゐるらしく、良いことだ、と強く思ふ。

12月8日(土)しーなとシュウのクリスマス・コンサート@長門市向津具 旧文洋小学校 ------

昼前には、いつも長門での音響を務めてくれる地元の仲間 ヤっちゃんが来る。

ヤっちゃんと共に機材を積み込み、会場へ移動。
会場の旧文洋小学校は2006年の国民文化祭山口の長門地区会場でもあった。その頃のワシはZEKUといふユニットの一員として、長門地区の音楽イベントに一年以上にわたって深く関わり、その総決算となるイベントがここ文洋小学校で行われたのだ。

あの時ワシは、主催者に「(縁を)これで終わりにしてほしくない」旨を伝えた。
その願いは通じ、あれから16年経ったいまも、かうしてここに帰って来て、歌うことができる。幸せ者だワシは。
yorutana.jpeg

娯楽のない地域の人々に、クリスマス前の楽しみを届けるのが、けふの仕事。
カヴァー8割で構成し、楽しんでもらへるやうに頑張った。・・が、前の方に大声で喋る一団がおり、これらに気を削がれてやれんかった。他のお客さんも明らかに気にしてをり、申し訳なかった。

修行が足らんな、ワシは・・・。

終演後は、地元のおばちゃん(おばーちゃん)らの拵えてくれたおでんやぜんざいなども振舞っていただき、この人たちの愉しみに少しでも力が貸せたのなら嬉しい。是非また参加させていただきたい、長門は向津具のあたたかなイベントであった。

ところで、上述のおばちゃん達。
ワシらが機材の積み込みをしてゐる側を、「おつかれさま〜」と帰って行ったが、外は先述したやうな原初の闇。
どこに帰ってゆくのだ!?。

12月9日(日)らうんじしーシュ@オリエンタルホテル広島 --------

昨日から全国的に冷え込んでゐるらしひ。
長門も例外ではなく、外を見ると雪が降ってゐる。づいぶん長門に来てゐるが、こんな光景は珍しい。

パタ屋には、けふも学生の集団が研修会かなんかで集まってゐる。良いことだ。とても良いことだ。
けふの厨房で昼飯を拵えてゐる青年は、もとはカナダで料理屋をやってゐた、といふ。最近 家族で向津具に住み着き、暮らしを始めたのださうな。さういふ移住者同士のコミュニティにも、パタ屋は一役買ってゐる。
良いことだ。とても良いことだ。

皆に見送られて長門を出発。今夜は広島で月例ラウンジ演奏。
一旦家に帰る時間が取れるやうに広島を目指し、途中一回昼寝休憩を入れ、夕方前には自宅へ。着替えて、また出発。我らのことながら、よく動く二人である。

月例、とは云へ先月はスケヂュールが合わず流れたので、二ヶ月ぶりのオリエンタルホテル。
ラウンヂ体制からビュフェ体制に変わり、よぅやく営業が落ち着いて来た感はある。さうなれば「演り手側の演り方」も決まってきて、そこを楽しむ余裕もできた。
もともと、それほど演りやすい現場、といふ訳でもなかったので(笑)。

体制が変わった時に辞めていった出演者も多い。が、まぁ、望む形 望まぬ形はさておき、これはワシらにとっては「仕事」であり、与えられた場でベストを尽くすが当たり前。さぅ、船が沈むまで演奏を続けたあの楽団のメンバーのやうに。

『もぅやめよう、誰も聴いちゃいない』
『もともと誰も聴いちゃいなかったろ?。演ってる方が身体もあったまるさ』

世の中、正論だけで成り立ってゐる訳ではない。

12月10日(月)---------

ここ数日 珍しく忙しかったのだが、けふは久しぶりに休み。
練習して、買い物して、ちょっとトレーニングして、映画を見て、読書して、料理を作る。

12月11日(火)--------

生徒がひとり、退会す。

インストラクターといふ稼業を続けてゐると、どーしても「別れ」に慣れてしまふ。
ひとはいづれ去るもの、との達観が身について久しい。
以前にも書いたやうに、キチンと挨拶をして去って行く生徒ばかりではなく、むしろ近年さうでない場合の方が圧倒的に多い。これも以前書いたが、「お世話になりました」の言葉もなくフツーに帰って行くのはまだいい方で、なんとなく来なくなり、あとになって「あれが最後のレッスンだった」といふパタンが大多数だ。まぁそもそも「来なくなる」てぇ時点で本人が「来たくなくなって」るんだから、最後も来んわな・・・。

けふの生徒は転居を機に退会するケース。
最後は涙ぐみながら「お世話になりました」と。かういふ場合、こちらがかけてやれる言葉は一つであり、それが面と向かって云へることは、切ないけれど嬉しいものだ。

達者で暮らせよ。いざ、さらば。

12月12日(水)---------

向原へ出張レッスン→広島市内でレッスン。
けの生徒はは全員が女性で、しかも全員がヴォイトレ。かういふ日も珍しい。

その後、ぱんぱかトリオのリハ。
このバンドは、12月20日が今年最後のライヴとなるのだが、いょいょその日、永らく眠ってゐた「あをぞう(Zo-3ベース)」を復活させてみることにす。

こたび黒瀬町は串小屋にてメンテを受け、また新たなペイントも施し、より一層莫迦莫迦しい楽器となったあをぞう。これを使ふ、といふと『え?せぃぜぃ1〜2曲だらう?』と人は云ふ。だが、かつてワシははこれ一本で「子象に乗って」といふソロ旅までしたのだ。ヴァネッサをメンテに出してゐる間は、セッションもこれで乗り切ったこともある。
今回もリハで弾いてみるに、なんら悪いところのない・・・むしろ良いところばかりが目立つかんぢで、リハが終わってもしばらく弾いてゐた。

よーし。久々にあをぞうでフル・ステージ演り切る。
48269064_2160196697370444_3568919112019083264_n.jpg

12月13日(木)--------

「大西洋漂流76日」読了。

驚いた、といふか、考へれば当然、とも云へるのだが、遭難して漂流してゐる人間を発見したものが、それを認識できるかどーかはまた別、といふ事実。ましてや言葉が通じない国の人間と遭遇したとしてら、自分が遭難して何日も漂流して死にかけてゐる、といふ事を理解してもらふだけでも難しい、といふことだ。

この本の著者は、漂流中 何隻もの船舶に見過ごされ、結局自力で人間の住んでゐる島に辿り着くのだが、発見してくれたのは言葉の通じない国の漁師で、「あなたはこんなところで何をしてゐるのか?」と問はれるのだ。そして救助を求めるも『漁が終わるまで待て』と云はれるのである。

知らない、といふことは、何をもたらすかわからぬのだ。

君が唄い また笑うのを聞いてゐやう

47352079_1678230615616485_6271159290229161984_n.jpg
12月1日(土)独弾solo 黒瀬町 さろん・ド串小屋 -------

ひっさしぶりの串小屋ライヴ。
道路拡張による店舗の移転、豪雨による災害、そして店長尾窪さんの大病を乗り越えて、ぢつに3年ぶりである。旧店舗のこけら落としとシメのライヴを担当させていただき、こたびまた新店舗一発目のライヴ、といふ事で、その光栄を胸に秘め。

「極力、音響設備なしで」とのことで、全編生ギター弾き語りも考へたのだが、まぁ串小屋と云へばベース弾き語り、なので、声の音量に合わせたバランスで、ベースアンプのみ補佐的に使い、声は生で演ることにす。
新店舗の広さとうまく寄り合い、いっぱいに入ったお客さんすべてに生の声が届いたかんぢで、たいへん良いライヴが出来た。馴染みの人もいっぱい来てくれ、リラックスした状態で演れた、素晴らしいライヴとなった。

3年ぶりの串小屋ライヴ、といふ事もあってか、終演後もほとんどのお客さんが残り、打ち上げに参加してくれたのも楽しい。なんやいつまでも話が尽きず、気づけば日付も超えており、「こんな事も珍しい」と云はれながら帰るお客さんを見送り、ワシはスタヂヲの片隅を借りて、宿泊。
47182754_1678230505616496_8700739839089180672_n.jpg

12月2日(日)--------

わりと酔いが残る黒瀬の朝。
10時ぐらいまでスタヂヲで横にならせてもらひ、帰り始める。
二日酔いに効く、といふラムネ菓子をほぉばりながら・・。

帰宅後、シャワーを浴びてスグ、しーシュのリハに出かける。年末にかけていくつかのイベントや企画が入っており、それぞれに対応するための選曲も。この時期にしか演らないクリスマスの唄などを、思ひ起こしては演る。

その後は河岸を変え、Far east lounge の、なんと結成20年以上にしてよぅやく2回目のリハ。
今週木曜、何年ぶりかのワンマンライヴに向けて、の選曲&憶ひ出し。こと音楽に関しては「人間メモリースティック」と自他共に認めるワシですら、もぅだいぶ忘れてゐる曲もあり、演らんとダメだな、と改めて思ふ。

リハ後は、このメンバーで揃ったこと自体がなん年ぶりか、なので、みんなでメシを喰ひに行く。メンバーの半分が酒を飲まなくなっており、やはり流石に高齢バンド(ワシが最年少)だな、と(笑)。
47314928_2233719823327330_7156390897913954304_n.jpg

12月3日(月)---------

スティーヴ・キャラハン著「大西洋 漂流76日」を読み始める。
なぜか数年に一度くらいのペェスで、かういふ「生還もの」「サバイバルもの」文学を読む傾向がある。こはひとえに、文学への最初の目覚めが「ロビンソン・クルーソー」であったことが大きいのではないか、と。

フランス人医師 アラン・ボンバールが、自らの信念(人間が海の遭難で死ぬのは自らの恐怖心からであり、しかるべき手立てを遂行すれば、極限状態でも生き延びることができる、といふ理論をもとに、実際にゴムボートで「漂流」を実行。見事に成し遂げ、多くの船人に勇気と希望を与えた)を実証すべく挑戦した漂流実験航海を記した書を、むか〜〜〜し読んだ記憶があり、また読みたいと思ったのだが、今捜すとプレミヤかなんなのか¥40000とかいふ値がついてゐて驚愕。

あとね、幼い子どもを含む家族5人で、38日間の漂流を経験した、ドゥーガル・ロバートソンの手記とか、読んだねぇ。
父親としての使命感や、船長としての責任感でグループを牽引し、シイラや亀を捕らえ、襲って来たサメすら返り討ちにして喰ふシーンなんぞ、子供心にもすごいなぁと思った記憶がある。

12月4日(火)--------

気温高く、雨と風強し。
夏のやうな気候である。

世界が変わりつつあるやうに思へてならない。
崩壊がそんなに分かりやすい形で来るとは思っておらぬが、もしかして自分が生きてるうちに、はっきりとこれまでの世界の成り立ちが終わってしまふ、といふ事が起きるかもしれない、といふ気持ちはある。

どぅ考へても、あと100年、この人類の繁栄が続くとは思えない。としたら、崩壊はもぅ始まってゐる、と考へるのが筋といふものだらう。緩やかな滅びの途上にある、といふ可能性に気づいてゐるからこそ、人類は性懲りもない歴史を繰り返さうとしてゐるのではないか?。

追いすがる人の眼に映るもの
声にならない祈り
その時、世界は確実に終わりを告げてゐたが
たれひとり その事に気づかなかった


12月5日(水)--------

今さら、のやうにDVDで映画「タイタニック」を見てゐる。
以前から、この映画の主人公ふたりには全く共感が持てぬのだが、他の登場人物はたいへん個性豊かに興味深く描かれてゐて、史実(実在人物)と照らし合わせながら見てゐると、色々とオモロい。

「不沈のモリー」こと モリー・ブラウンのその後の人生や、船が沈むまで演奏を続けたことで有名なヲレス・ハートリィ率いる楽団、最後まで紳士的行動で女性や子供を避難させた豪族もゐれば、要職についてゐながら真っ先に救命ボートに乗り込んだ人物、など、調べて行けばわかる事実もあり、興味深い。

いづれも、監督 ジェームズ・キャメロンの綿密な調査によるシナリオが、改めてよく出来てゐる、としか云ひようがない。今の時代にあってはチャチに思へるCGはご愛嬌だが、実寸の船まで作った情熱には、流石にアタマが下がる。

さう云へばこのタイタニック号、かの細野晴臣氏の祖父が乗っておられた、のは一部で知られた話だ。映画ではクローズアップされておらぬが、「それらしき東洋人」が映るシーンはある。

12月6日(木)Far east lounge @ジュゲム --------

こないだのリハの成果や如何に!?
のFar east lounge 3年ぶりのワンマン・ライヴ本番。

会場のジュゲムは、むかし二度ほどソロで出演した事がある。いづれも良いライヴが出来ており、印象の良いハコ。名物ママのルーシーさんも元気さう。広いとは云へぬ店内だが、この4人で演るにはちょうど良いかんぢだな。

久しぶりの4人揃ってライヴは、流石に随所が噛み合わなんだのは否めぬが、このユニット特有の強靭なグルーヴは相変わらず。ルーシーさんも『広島の奇才4人衆』と絶賛。お客さんも楽しんでくれたやうでよかった。もっと頻繁にライヴやろーぜカシラよ。

このFar east lounge もしーシュが丸ごと含まれたユニットの一つではあるが、ここに関してはワシはバンド以前からのカシラの相方で、しーなさんは最後に参加した4人目のメンバー。
彼女の加入までは、労働者系の男3人による、今にして思へば恐ろしくマッチョでソリッドな荒ぶるバンドだった。ワンマン・ライヴではワシ主導で「即興コーナー」なども演ってゐて、お客さんを宇宙の果てに置き去りにしてゐたものだ。

そこにピヤノによる煌びやかなトーンと、女性の華やかさ妖艶さが加わった事で、づいぶんバンドの印象も変わったのではないか、と思ふ。加わるべくして加わった4人目、と云へる。ステージ上ではフロントマン(カシラ)に容赦ないツッコミを入れるニッチとしても、しーなさんは適任。
far east

カシラはこのユニットでのツアーも考へてゐるさうで、実現するものかどーか、て所だが、さうなると「しーシュ」「ぱんぱか」「Far east 」「ソロ」とそれぞれ旅をする事になり、ますます『真の旅人:音のトラベラー』として残半生を活くる事ができるやもしれん。

さうあらむ。

住めば都の大都会

11月23日(金/祝)--------

夕方広島に着く飛行機に乗って、すっかり寝こけてゐると「ドガン!」と着陸。
空港から市内に向かうバスが事故渋滞にて遅れてゐる。けふはレッスンを入れてゐて、一旦帰宅してゐると間に合わぬので、空港から直接スタヂヲへ向かう。

生徒さんもよく分かってくれており、「今帰って来たんでしょ?」と。
レッスン後は家までの送りも申し出てくれ、ホンマに助かった。良き生徒たちばかりで幸せなセンセイである。

11月24日(土)薬研堀夜市第10回スペシァル版 --------

しーシュ地元隔月企画 薬研堀夜市。
10回目を迎え、初めてのゲストを招いての企画とす。記念すべき初ゲストは、三次のナイスミドル・トリオ竹弦教

・・・が!
竹弦教の「教」、パーカッションのNoriさんが、直前の怪我により出演が不可能に。
竹弦とワシらをつなぎ、真っ先にコラボを提案し、前回の三次でのコンサートとけふの企画を、たれよりも楽しみにしてゐたのがNoriさんだけに、もぅかける言葉もないくらいお気の毒である。

まぁ、全快の暁にはしっかり仕切り直すぞ!との思ひも込めて、けふはNoriさんの分まで、と皆で決意。

Micaちゃんといふコーラスをサポートに迎え、竹弦はウチが霞むくらいの勢いで演ってくれた。その甲斐もあり、たいへん素晴らしいライヴとなった。久しぶりにjiveが満席。ケンソーさんの爆笑MCも冴え、またしーシュとのコラボも前回を上回る出来で、三次での手厚いもてなしのお礼が返せたかな、といふ気はしてゐる。
ま、ホンマに、Noriさん快癒には改めて、もっと派手に演りませう。
46804822_187108572242101_1961172154292633600_n.jpg 46770537_10210936560244989_2900465928376418304_n.jpg


打ち上げでもケンソーさんの爆笑トークはさらに勢いを増し、もぅ腹が痛いくらい笑った。ワシら正直 旅帰りすぐ、で疲労困憊。明日もちょいと諸用ありてやむなく2時には退散したのだが、どーやら彼らはその後さらに明け方くらいまで、流川を彷徨ってゐたやうだ(笑)。元気だなー。

11月25日(日)--------

我らの北海道や東北、北関東部のツアーをコーディネイトしてくれてゐる 佐藤さつきさん。
現在、北関東に在住の彼女、今年で本土を引き上げて北海道に帰郷なさるらしい。その前にぜひ地元でのしーシュを見たい、と昨日の薬研堀夜市を訪ねて来てくれた。

いつもホンマに並々ならぬお世話になってゐるワシら。
けふはそのお礼も兼ねて、さつきさんの広島観光をワシらがコーディネート。原爆ドーム→平和公園→広島平和記念資料館→宮島、といふ黄金コースを巡り、お好み焼き、あなご飯、各種牡蠣料理、などを召し上がっていただく。

いつもお世話になってゐるのの半分にも満たぬやうなお返しだが、さつきさんが広島を気に入ってくれたら嬉しい。
秋空深く晴れわたり、絶好の観光日和でもあった。
深まりゆく秋の、奇跡のやうに美しい壱日であった。
IMG_3346.jpg

11月26日(月)さとしとシュウ:はじめてのお使い その二 --------

我ながら忙しいことにけふもライヴ。
売れっ子ドラマー石井聡至との超フォークデュオ「さとしとシュウ」の1年半ぶり2回目のライヴ。
一部好事家にたいへん好評で、再演を求む声も高かったデュオ。いかんせん二人のスケヂュールが合わず、突貫的に朝リハを入れ、本番に臨む。会場は十日市のショットバー「フラミンゴ」。

前回はガットギター1本で通したワシ。今回はバリトンとの二刀流をマイクロアンプで補佐的に増音。サトシはちーさなドラムセットをブラシで演奏。ふたりとも歌はナマ声で。

前回は1曲だけ歌ったサトシも、今回は3曲リードヴォーカルを取り、コーラスにも積極的に参加。サトシが歌うたびに会場は大ウケであり、いいなぁ、と(笑)。ワシも声の調子が良く、気持ちよく歌えた。
フラミンゴは、ガラス、コンクリ、木材のバランスが絶妙らしく、生声がとても良いかんぢに響く。ソロでも演ってみたいなぁ、と思はしむる会場。
satoshu.jpeg

客席はミュージシャンが半分くらいだったが(笑)、皆楽しんでくれたやうで良かった。
みんなありがとう。サトシにもお疲れさま。

そのあと、ツイデなのでギターと機材をスタヂヲに仕舞いに行ったのだが、生声で3ステージ歌い、2本のギターと、ちぃさい物とは云へアンプを抱えて5階までの階段を登るのは、流石にシンドかった。さういふ年齢になったのだ。

11月27日(火)--------

我ながら忙しいことに、朝から諸用ありて、車で広島市内〜廿日市〜五日市を彷徨。
どっかで安い定食でも・・と思ふが、一旦帰宅してカレー味のチャーハンを作って喰ふ。多分こっちの方が美味い。

夕方からレッスン。その後ぱんぱかトリオのリハ。
12月のKOBAでのライヴではいょいょ「あをぞう( Zo-3ベース)」を使ってみるかな。

11月28日(水)-------

我ながらよく動くことに、向原への出張レッスン。
今月は旅が多かったわりにはレッスンも多く、まぁまぁな仕事量なのではないか、と。

時間に追われるやうに30分単位のレッスンを回してゐた頃に比ぶれば、ひとりひとりに十分な時間と余裕をかけてレッスンができる今の方が、効率よく働けてゐると思ふ。いかにあの頃、大手機構の「薄利多売」のセオリーに巻き込まれてしまってゐたか、である。仕事量は今よりはるかに多かったにも関わらず、全然稼げてなかった30代。
あな おそろしや。

11月29日(木)--------

よーやく通常の生活ペースに・・。
楽器の練習をし、ロードワークで汗をかき、久しぶりに作曲にも没頭す。
ちょいと前から、これも久しぶりにインストゥルメンタルの曲を書きたいな、と思ってゐて、けふはそれにトライ。

インストの曲は歌詞にウェイトを取られぬぶん、アイディア先行で創作を進めて行けるメリットがある。
ギター、ベース、鍵盤、ループを交互に使いながら五線譜を埋めて行き、約2時間でなん年ぶりかのインスト曲が完成。まだタイトルもなく、どう演奏するかも未定だが、まぁとにかくまた壱曲、書けた。

11月30日(金)--------

最近、もっとも気に入ってゐるミュージシャンに、ムニール・ホッスン(Munir hossn)といふのがおる。ブラジリアン。

アルフレッド・ロドリゲス(pf)のトリオにゐる人物で、基本ベース弾きなのだが、ギターも超絶に上手い。てゆーか、ギタリストとして活動してゐる局面の方が多い人なのかな?。ライヴではいつもギターをスタンドに装着して、肩からぶら下げてるベースと交互に、あるいは同時に弾いたりして、イラっとするくらいせわしないフレーズを連発して来る。

合ってるやうな合ってないやうな鼻歌を口ずさみながら弾く、生まれ落ちた時からの「陽性」を感じさせる音楽家だ。

同じやうなマルチなアーティストに、アルゼンチンのペドロ・アズナールが居り、これは逆に天性の「気品」を感じさせ、あくまでもクールに流麗な演奏を聴かせる。
いづれにせよ、イヤんなるくらい上手く、その音楽性も素晴らしい。

しかしまー、南米の音楽家の、どんだけ?と思ふほどのレヴェルの高さよ。
なにをどーすればこのやうな音楽家が育つのか?。育つ土壌が出来上がるのか?。
少なくともなんとかスクールとかなんぢゃら養成所、のやうなところに親の金で行って同い年くらいの仲間と遊びながら発表会のステージをこなして・・の末に生まれるものではないだらうことは確かだ。

まぁ南米、と一括りにするには、デカすぎるんだけどね。

良き友とだけ付き合うのだ

11月15日(木)---------

ミックス・ダウン。
壮大なオープニング曲と、それ以降の素朴な曲群とのギャップがオモロい。

そのまま移動し、リッツ・ガーデンハウス・アヴェヌーといふ場所でディナーショウ。ここはしーシュが生まれた場所でもある。「椎名まさ子&フレンズ」のディナーショウに、風変わりなゲスト、として参加したのが全ての始まりだった。
46453260_1058955294277165_792272886013362176_n.jpg

音楽が始まる前から寝てて、終わるまでづっと寝てやがる変な格好した男などゐたが、まぁ、いつものしーシュ。
づっと使ってたフィルジョンのアンプの調子が悪い。こんな音してたっけ?。
さういへばこのアンプも、ここでの仕事の後『今後かういふ仕事も増えるかも』と思って買ったのだった。あれから15年。ヘタりもするわな・・・。

11月16日(金)晩秋ツアー初日:なんばパーカホリック/吉崎ひろし-----

けふから関西〜関東の旅。

まづ、大阪はなんば パーカホリックにて、アメリカツアーから帰ってきたばかりの吉崎ひろし(バンジョー)アニキとご一緒。
知らんかったが、バンジョーって、例えば飛行機とかで移動するときはバラす(分解す)んださうな。ボデーに皮を貼ってる点でも、分解できる点でも、三味線とおんなじだ。へ〜〜〜!。

久しぶりの共演だったが、色々趣向を凝らし、えぇかんぢに演れた。
たいへん懐かしい人が会場に来てゐたりして、またこの場所でも色々と楽しく演れたら良いと思ふ。
大阪〜広島なぞすぐ来れるし、実際、来月もまた来る。
46368166_2030650043680586_4430350197087797248_n.jpg

11月17日(土)晩秋ツアー二日目:大阪 関目われらの家--------

大阪二日目はここ。
10周年を迎える「われらの家」。安定の関目、充実の関目、である。
2013年の初来店以来、ホンマにいつも大盛況の暖かさで迎えてくれる「関西のホーム」。思へば旧店舗の頃は、一回のライヴでは入りきれないお客さんのために、昼夜二回公演、とか演ってゐた。

それぞれのソロも演った。ただ飲むためにも来た。ただ泊めてもらふためだけにも来た。
今や、関目の銭湯やランドリィ、駐車場の場所もメモリーしてゐる。さういふ街になった。

初来店の頃から時間軸を追って現在に至るラインナップで構成し、3ステージ21曲たっぷりとお届けした。料理も自慢のこの店の厨房は、本日フル回転。大将ゴンスケ女将ミヨさんは、途中まで「まったく聴けんかった」と云ふほどの大入り満員。
嬉しいなぁ、ホンマに・・・。
46429774_2031983990213858_6207522318877458432_n.jpg

年齢層が低い、とは云へぬここの常連さんたち。願わくは皆いつまでも元気にお過ごし頂きたい。そして数人存在するやや若手の常連たちのやうな、若いけどシブい趣味、の若者も、この店に来るやう、願ってゐる。

11月18日(日)オフ→移動 ---------

我らの家10周年、の一環で、常連さんたちとバーベQでもしやう、と。
チラシには『ゲスト:しーなとシュウ』と書いてある。バーベQのゲスト、って・・・・(笑)。

公民館みたいな施設の中庭を使って、炭を熾して肉や魚焼いて酒飲んで・・・といふ。「ゲスト」と云はれたからにぁ、と率先して「火起こし」と「焼き方」を担当。簡易PAもセットされ、当然飛び入り参加。感謝を込めて歌わせて頂いた。よく晴れた小春日和の下、煙とたはむれた壱日となった。
みなさん、ありがとう。
46496058_2033405173405073_2484980601866682368_n.jpg

ワシらは夜行バスで東京へ向かう。出発時間はかなり遅いので、銭湯に行ったり、ギリギリまでお店で寛がせて頂いたりした。さらに、ありがとう。

日曜の夜、大阪から東京へ向かうバスは満席。女子率高し。
なんでも今 バス旅が若者の間でも流行ってるンださうな。へ〜〜ぇ。まぁみんなそこそこマナーは守る人たちのやうで、とりあへずいつものやうに、夜を往くバス。

11月19日(月)オフ --------

早朝の東京駅に着。
なんかよぅ揺れるバスで、あんまりちゃんと寝れた気はせぬのだが、しーなさんはどーやら車酔いをしてしまったやうで、ほぼ一睡もできなんだらしい。あらら可哀想に・・・。

病人のやうにやつれたしーなさんを連れて、まづは定宿、妹分高満洋子宅へ。
とりあへずしーなさんを寝かせて様子を見ることに。

昼前にはしーなさん復活。
東京でのオフ、などなん年ぶりか?。折角なので、と一説では『音楽仲間こぞって見に行くのが正しい見方』とされる話題の映画「ボヘミアン・ラプソディ」を渋谷に見に行くことに。

シブヤで映画なんぞ初めての経験。まぁ、昨今「シネコン」はどこに行っても同じだが・・・。

映画は話題になるだけあって、とてもよく出来てゐた。ワシら世代にはグっと来る場面も展開も多く、隣席(しーなさん)からはだいぶ早い時間からすすり泣きの気配が・・(笑)。
コミカルな役割をロジャー、識者をブライアン、が担っており、ジョンは完全に脇役。「お前なんかクィーンでなかったら何者でもない」とまで云はれるセリフまであった(その「返し」は『電気工学学んだけどダメかい?』だった)
RIMG6437.jpg

たいへん素晴らしい映画だったが、何よりよかったのが、今時珍しく エンドロールが終わって客電が灯くまで、満員の会場 全員が席を立たなんだこと。
この場にゐる全員が クゥイーンとフレディを愛してゐるのだ、といふ事が、ハッキリ分かる瞬間だった。

11月20日(火)晩秋ツアー五日目:世田谷桜新町ネイバー/高満洋子&上原ユカリ裕Duo -----

さて、まる二日(関目バーベQで歌ったので厳密には壱日)音楽から離れてゐたが、けふからまたライヴだ。

今回、東京二箇所は双方初めての箱。桜新町ネイバーはヨーコの紹介だが、ブッキングマネージャーの河原くんは、広島出身のベーシストで、同じ「地下室の会」メンバー。今年の5月にあったベースメント・パーティー・ライヴ広島版で一緒だった。全員雑魚寝も当たり前になった(笑)ヨーコ&ユカリさん、としーシュ、といふこともあって、なんか初めてのかんぢがせぬ。

けふのトピックは「しーなとヨーコ」「ユカリとシュウ」のデュオ・コーナーを設けたことかな?。
ワシは豊田勇造師匠の「はだしの唄うたい」をユカリさんのジェンベと。これが素晴らしい完成度で、中間部のヴォイスによる即興が長い長い(笑)。
残念ながら集客は芳しくなかったが、両デュオとも良い演奏だった。
RIMG6459.jpg

この日はほぼ壱日4人で過ごし、昼飯、ライヴ前の飯、打ち上げ、とづっと一緒だった。家族のやうだ。

11月21日(水)晩秋ツアー六日目:阿佐ヶ谷ハーネス ---------

けふも初めてのハコ。
しーシュにとっては初めて降りる街・・・個人的にも2010年のソロツアー以来の阿佐ヶ谷だ。
昔は中央線沿線でよく演ってたなぁ〜とか思ひながら・・・。

けふは 北川涼さん(gu)をゲストに迎え、しーシュには珍しくギター入りライヴとなる。
これが当然のことながら最高のギターで、昨日に引き続き、「しーなと涼」「涼とシュウ」と云った特別編成も演り、楽しんだ。しーなさんの旧友や、ワシの中央線界隈コネクションなどを中心に、集客もまづまづ。
harnes.jpeg

次回はぜひ、近隣の飲み屋街の開拓をも視野に入れて、また来たい阿佐ヶ谷であった。

11月22日(木)晩秋ツアー千秋楽:横浜 元町アースリー・パラダイス -------

前回、店の移転につき「最後」といふことだった元町アスパラ。
どーやら諸々がうまく進まぬらしく、ワシらには嬉しいことに、再び帰ってこれた。

けふは同じく横浜で、アスパラでもおなじみ 友人の江口優がレコ発ライヴをやってゐる。ので、お客さんにはだいぶツラい選択を強いてしまったかな?。それでもいつもの顔ぶれが多数集まってくれ、ワシらも完全にリラックスした状態で、現店舗最後にふさはしい、アットホゥムなライヴとなった。

アンコールも2回。さらにはアスパラ恒例の「ライヴ・アフター・ライヴ」も演り、そしてなんとなんと、移転延期に伴って、まさかのもぅ壱回の現店舗でのライヴも決まった。
横浜中華街ともこれで最後かぁ、と思ってゐたワシらには、とても嬉しい誤算。またここに帰って来れるのだ。嬉しい!。

46510576_2038646239547633_2398677876913209344_n.jpg
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR